【解説】ボルダリングだけじゃない!クライミングの種類と違い。

スポーツ
スポンサーリンク

どうも、たむぽよです!

皆さん、趣味ってありますか?

僕は初めて会う方に、趣味は何ですか?と聞かれた時、クライミングです!と答えるんですが、クライミングのことを勘違いしている方って結構多いんですよね…

よくあるのが、クライミング=ボルダリングと思われていること。

また、クライミング=登山だと思っている方もいました。

大きな括りで見れば間違いじゃないかもしれませんが、どうしても違和感を感じてしまいます…

実はクライミングって様々な種類が様々あるんですよ!

今回は、そんなクライミングの種類についてお話しますね!

スポンサーリンク

クライミングの種類

クライミングの種類ですが、一番大きい括りで『ロッククライミング』と呼ばれています。

このロッククライミングを大きくジャンル分けすると、『フリークライミング』、『エイドクライミング』、『アルパインクライミング』の3種類になります。

それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう!

フリークライミング

フリークライミングとは、自然の岩を道具を使わずに素手で登ることをいいます。

己の力のみで登る為、自身の鍛錬が必要となってきます!

このフリークライミングにはボルダリングとロープクライミングがあり、さらにロープクライミングは、リードクライミングとトップロープクライミングに分かれます。

また、東京オリンピックに採用されたスポーツクライミングもフリークライミングの一種です!

ということで、一つずつ解説しますね♪

ボルダリング

皆さんが一番耳にすることの多いボルダリングは、5m以下ほどの高さの岩を素手で登ることをいいます。

落ちたときにケガをしないように、クラッシュパッドというマットを敷いて落下の衝撃を和らげます。

また、スポット(マットの上に落ちてこれるように受け止める人)がいると、より安全に登ることができますよ!

危険な課題をやるときは、一人でやらないようにしましょう!

ボルダリングには、ハイボルダーといって10m以上の岩を命綱なしで登る課題もあります!

実際にハイボルダーにチャレンジした知り合いはケガで済みましたが、亡くなっている方もいるので危険です。

チャレンジしたい方は、覚悟を決めて登りましょう。

ロープクライミング

ロープクライミングの一種、リードクライミングはルート(課題)によって高さは様々ですが、ルートによっては低いとこで5m以上くらいから、落下してもいいようにハーネスを履きロープで安全確保しながら登ります。

僕のよく行く岩場は、10m~20mのルートが多いですかね。

各ルートには、岩にクイックドローを掛けるためのハンガーを、各ポイントにアンカーボルトで打ち込み固定させている支点があります。

それを、一番最初に登る人が、各支点にクイックドローをかけ、そこにロープを掛けながら登ります。

この作業をマスターと呼びます。

このマスターは動作が多くなるため腕に負担がかかるので、上級者に頼みましょう。

そうすることで、次から登る人はクイックドローにロープを掛けることで安全に登ることができます。

また、落下しても止めれるようにロープ操作をする人をビレイヤーと呼び、ビレイデバイスという道具を使い安全を保ちます。

このビレイヤーのロープ操作技術はかなり重要で、判断と操作をミスると僕みたいに落下した際、岩に激突しケガをすることがあるので、練習が必要です。

次にトップロープクライミングですが、これは先ほど掛けたクイックドローのゴール地点(終了点)にロープを掛けた状態で登ることをいいます。

そうすることで、クリップ動作(ロープを掛けること)がなく、登ることができます!

また、ビレイヤーの操作も楽になるので、より安全に登ることができます!

スポーツクライミング

スポーツクライミングは、ボルダリング、リードクライミング、スピードクライミングを人口壁で行う競技のことをいいます。

自然岩場とは違い、課題ごとに決められたホールドしか使うことができず、競技ルールもあります。

クライミングというと、このイメージの方が多いですよね?

競技の特徴やルールを詳しく知りたい方は、これを読んでみてね↓

東京オリンピックまでに覚えておきたい!スポーツクライミングの特徴とルール!

エイドクライミング

エイドクライミングは、岩を登るために道具を使って登るクライミングのことをいいます。

先程のロープクライミングはロープを掴んで登るのはダメなんですが、これはOKです。

また、アブミなど様々な専用の道具に頼って登るクライミングです。

道具さえ使いこなせれば、フリークライミングのように己の力だけに頼って登らなくてもよくなりますが、安全に登る為に技術と知識が必要になります!

アルパインクライミング

アルパインクライミングは、登山に近いクライミングで、登山道のない自然の道行き、時には岩や滝などを登り頂上を目指します!

クライミングの中でも一番ハードです!

なので、ロープや専用の道具を使い安全確保しながら登る必要があります。

ちなみにアイスクライミングもアルパインクライミングの一種で、凍った滝などを登る際も専用の道具が必要になります。

また、クライミングの中でもアルパインクライミングは道具を使う技術や知識、安全管理がかなり重要な難しいクライミングです。

まとめ

いかがでしたか?

クライミングはこのように様々な種類があるんです!

なので僕は、趣味を聞かれた際はボルダリング以外もやっているので、クライミングと答えるんですよね。

ボルダリングだけやる方はそこまで知識は必要じゃないですが、ロープクライミング、エイドクライミング、アルパインクライミングは、一つのミスが人の命に関わる重大なミスになりかねないので、しっかり知識と技術を身に付け安全に行うことが一番重要です!

ちなみに僕も一度、重大なミスをやらかして自分の命を落としそうになったことがあります…

なので、クライマーは入念に安全のチェックをしつつ挑みましょうね!

スポーツ系の記事をもっと読む