どうも、おでんくん大好きたむぽよです!
皆さん、おでんくんって知っていますか?
おでんくんは僕が学生の頃にやっていたアニメで、当時はシュールでジワリと面白く、ゆるくて可愛いと周りで流行っていて、僕もよくテレビで観ていました♪
学生の頃はあまりお金を持ってなかったので一番欲しかったDVDを買うお金がなく、手の届く範囲でおでんくんグッズを買っていたのを覚えています(笑)
しかーし!大人になった今、念願のDVDをゲットすることができました!!
めちゃんこ嬉しいです!!
とういことで、今回はおでんくんのことが全て分かるかも⁉しれない記事を書いたので、是非ご覧になってください♪
- おでんくんとは
- おでんくんの作者はリリー・フランキー
- おでんくん主なキャラクター&声優
- おでんくん(声:本上まなみ)
- おじさん(声:秋山道男)
- ペロ(声:エナポゥ)
- たまごちゃん(声:千葉千恵巳)
- ガングロたまごちゃん(声:小日向しえ)
- ウインナーくん(声:佐々木望)
- ジャガー(声:ピエール瀧)
- ぎんなん坊主(声:小松里歌)
- だいこん先生(声:八奈見乗児 )
- ちくわぶー(声:小松里歌)
- ちくわくん(声:小野大輔)
- こんぶくん(声:石川静 )
- はんぺんくん(声:藤田圭宣)
- こんにゃくん(声:小野大輔)
- いとこんくん(声:佐々木望)
- がんもくん(声:石川静)
- スージー(声:小松里歌)
- つみれちゃん(声:エナポゥ)
- ミートボーヤ(声:石川静)
- ゴマキちゃん(声:石川静)
- とうふ先生(声:藤田圭宣 )
- からし先生(声:上別府仁資 )
- ニセおでんくん(声:LITTLE from KICK THE CAN CREW)
- たこボール(声:丸山美紀)
- さつまどん(声:平井啓二)
- にんじん娘(声:藤堂まり)
- しらたき姫(伊藤かな恵)
- ロールキャベツくん(声:恒松あゆみ)
- カニコウモリ(声:小野瀬雅生)
- キャンディ(声:金田朋子)
- タケさん(声:平井啓二)
- たこさん(声:中尾良平)
- ギョーザ・リー(声:BOSE)
- イカちゃん(声:石川由依)
- ヌシ(声:国本武春)
- 神様(声:田中直樹)
- 甚さん(声:掛川裕彦)
- ミッコちゃん
- カマボコ犬(声:太田哲治)
- ブラッキー(声:猫ひろし)
- 【アニメ】おでんくんDVD全話 内容
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 01
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 02
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 03
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 04
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 05
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 06
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 07
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 08
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 09
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 10
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 11
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 12
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 13
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 14
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 15
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 16
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 17
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 18
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 19
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 20
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 21
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 22
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 23
- おでんくん リリーフランキーPRESENTS 24
- おでんくん名言集
- おでんくんに登場する便利道具
- おでんくんグッズ
- 【まとめ】アニメおでんくんを全話観た感想・レビュー
おでんくんとは
そもそも、おでんくんって何?という方いますよね?
簡単に説明しますね!
おでんくんは2005年からNHK教育、天才ビットくんのアニメコーナーで放送されていました!
内容は、東京タワーの側にあるおでん屋台と、おでんの鍋の中のおでん村で繰り広げられる物語を描いています。
この物語は一話の時間は約8分くらいの短いストーリーですが、シュールでクスっと笑えたり、人生について考えさせられるような深い言葉もあったりと、子供だけではなく大人も楽しめる素敵なアニメですよ♪
もっと知りたい方は、全話の内容を読んでみてね♪
おでんくんの作者はリリー・フランキー
おでんくんの作者はリリー・フランキーさんです♪
知っている方も多いと思いますが、リリー・フランキーさんはどんな方か一言でというと、とても才能にあふれたマルチタレントです!!
どれだけマルチかというと、俳優、イラストレーター、放送作家、エッセイスト、ライター、ミュージシャン、作詞家、作曲家、ラジオパーソナリティー、デザイナー、フォトグラファー、アートディレクター、絵本作家、小説家などをやっています!!
凄い多才ですよね♪
トークも面白くて、演技も上手な好きなタレントの一人です♪
【代表作品】東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン~
知っている方は多いと思いますが、代表作品はこの『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン~』は小説だけでなく、ドラマ化、映画化、舞台化されたリリー・フランキーさんの実体験を基に作られた作品です!
自分は当時、小説を読みました。
とても感動する物語で、リリー・フランキーさんを知るにはもってこいの作品ですよ♪
おでんくん主なキャラクター&声優
おでんくん(声:本上まなみ)
この物語の主人公。
おでんくんの見た目は、もち巾着。
巾着の中にはいろんな道具が入っていて、それを使って助けてくれるよ。
困っている人をほっとけないとても優しい性格。
たまごちゃんのことが好きだよ。
おじさん(声:秋山道男)
おでんの屋台の店主。
20年もおでん屋台をやっているよ。
お客さんの悩みを聞いて助言してくれる、優しいおじさん。
ペロ(声:エナポゥ)
おでん屋台の看板犬。
おでん村で迷子になっていたけど、神様が外の世界に送り出してくれて、おじさんと一緒に過ごすことになったよ。
おじさんのお手伝いをする賢い犬だよ。
たまごちゃん(声:千葉千恵巳)
おでん村の人気者で優等生。
自分でも言っちゃうくらい人気者でモテるよ。
負けず嫌いなところもあり、よく張り合う。
おでんくんの気持ちには気付いていない。
ガングロたまごちゃん(声:小日向しえ)
ガングロギャル。
出汁が染み込んで黒くなり、注文されないガングロたまごちゃん。
同じたまごで人気者のたまごちゃんに嫉妬している。
自分が上手くいかないことを人のせいにしてしまうけど、本当は素直でいい子だよ。
おでんくんのことが好きだけど、気付いてもらえない。
ウインナーくん(声:佐々木望)
イケメンでナルシスト。
何もやっても完璧なセレブのウインナーくん。
みんなの憧れだよ。
ジャガー(声:ピエール瀧)
いじめっ子。
ジャガイモばかり食べていて、おならがとても臭いよ。
おならを武器にみんなをいじめてくる。
ガングロたまごちゃんのことが好きだよ。
ぎんなん坊主(声:小松里歌)
ジャガーの子分。
いつもジャガーと一緒にいて意地悪をするよ。
でも、ジャガー思いのいい子だよ。
ジャガーがおならをするときはガスマスクをして被害を受けないようにしているよ。
だいこん先生(声:八奈見乗児 )
ありがたいお言葉をくださる素晴らしい先生。
迷っていると喝を入れてくれたり、グッとくる言葉で励ましてくれたり、厳ししさと優しさを持ち合わせた素晴らしい先生だよ。
ちくわぶー(声:小松里歌)
どんくさくて、ネガティブですぐ泣いちゃうよ。
ちくわくん(声:小野大輔)
ちくわくんは頭がちくわで、その穴は望遠鏡にもなるよ。
体調が悪いときに覗くと、未来や夢が見えることがあるよ。
こんぶくん(声:石川静 )
勉強が好きなこんぶくん。
勉強ができ物知りで、学校の成績は常にトップ!
でも、勉強しか取り柄がなくて悩んだことも…
はんぺんくん(声:藤田圭宣)
はんぺんくんは素直で優しい子だよ。
そして、スージーの元カレ。
しかし、スージーとよりを戻そうと頑張るが、なかなか振り向いてくれない。
こんにゃくん(声:小野大輔)
キレイ好きのこんにゃくん。
掃除をしてピカピカにしてくれるよ。
少し怒りやすい所もあるよ。
いとこんくん(声:佐々木望)
ドレッドヘアのいとこんくん。
サーフィンとレゲエが大好き。
女子からも人気が本人はその気なし。
がんもくん(声:石川静)
陽気な性格。
あまり物語には出てこないよ。
スージー(声:小松里歌)
はんぺんくんの元カノ。
オシャレが好きな女の子だよ。
ちょくちょく、はんぺんくんにデートに誘われる。
つみれちゃん(声:エナポゥ)
情報通のつみれちゃん。
みんなのいろんなことを知っているよ。
そして噂話を広めるてるよ。
ミートボーヤ(声:石川静)
何にでも興味を持ち、目を離すとすぐにいなくなってしまう、赤ちゃん。
ゴマキちゃん(声:石川静)
ダンスやスケボーが上手だよ。
ブロードウェイのトップダンサーに憧れている。
とうふ先生(声:藤田圭宣 )
おでん村の学校の先生。
不器用で失敗ばかりするけど一生懸命な先生だよ。
からし先生(声:上別府仁資 )
からし病院の先生。
からし先生の塗り薬は、叫び声をあげるほど刺激が強いが、効き目は抜群!
ニセおでんくん(声:LITTLE from KICK THE CAN CREW)
おでんくんそっくりのニセおでんくん。
いつも嫌味なようなことを言ってくるが、言っている内容は的を得てるよ。
皮肉な性格だが、実は義理堅い。
たこボール(声:丸山美紀)
からし病院のナース。
優しくてまじめな性格でみんなの人気者。
タコの足で薬から逃げる患者を捕まえるよ。
さつまどん(声:平井啓二)
武者修行から帰ってきた、さつまどん。
ジャガーのおならにもギリギリ耐えられるくらいの我慢強さがあるよ。
にんじん娘(声:藤堂まり)
飽きっぽく気まぐれな性格。
チアリーディング、サーフィン、ロックバンドなど心変わりが激しい。
しらたき姫(伊藤かな恵)
いとこんくんの従妹。
おてんば娘でみんなに迷惑をかけるが、気付いていないよ。
ロールキャベツくん(声:恒松あゆみ)
旅回りの一座であちこちでお芝居をして回っている。
風のように現れ、人を助け風のように去っていくよ。
普段はカッコイイが、お芝居で使う刀がないと恥ずかしくて人前に出られなくなる。
転校ばかりでなかなか友達ができず、本当は気が小さくて女の子とも話せない。
カニコウモリ(声:小野瀬雅生)
寂しがり屋で相手をしてほしくて悪いことをしてしまう。
しかし、その盗みのテクニックは華麗だよ。
キャンディ(声:金田朋子)
お菓子の国からおでん村に迷い込んでしまったキャンディ。
タケさん(声:平井啓二)
たこさんの飲み友達。
たこさん(声:中尾良平)
たけさんの飲み友達。
ギョーザ・リー(声:BOSE)
秘伝の餃子作りをしている拳法の達人。
思い込みが激しくちょっと迷惑。
イカちゃん(声:石川由依)
ファッションモデルのイカちゃん。
女子の憧れの的だよ。
ヌシ(声:国本武春)
お客さんに食べられたおでんくん達が戻って来る、おでん沼のヌシ。
いつも、みんなの帰りを待ってるよ。
神様(声:田中直樹)
神様はいつもお空でみんなの様子を伺ってる。
おでんくん達が良いことをするとマイレージポイントを貯めてくれて、そのポイントに見合った奇跡を起こしてくれるよ。
神様なのに思い付きでみんなに迷惑をかけちゃうことも多々あり。
甚さん(声:掛川裕彦)
おでん屋台を作った職人さん。
おでん屋台の常連客でおじさんの話し相手だよ。
ミッコちゃん
常連客の小さな女の子。
お母さんがいなく、お父さんは仕事が遅いので一人でおでんを買いに来る。
ある日、新しいママができるよ。
カマボコ犬(声:太田哲治)
川で溺れていた犬。
おでんくんが助け学校で飼うことに。
ブラッキー(声:猫ひろし)
屋台のおでんを狙っている野良猫。
子分と連携しておでんを奪っていくよ。
【アニメ】おでんくんDVD全話 内容
なんでも知ってるつもりでも、ほんとは知らないことがたくさんあるんだよ。
人間の目にはおでんくん達はただのおでんにしか見えない。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 01
第1話 おでんくんはじまるよの巻き
第1話はオープニングから壮大で生命の生誕から現在に至るまでを表現しています!笑
その後、東京タワー側のおでんの屋台のおでんのお鍋の中の世界、おでん村へ!!
おでんくん達は、お客さんから注文があるとおでんの外の世界に出かけていくよ!
この日おでん村では、おでんくんの頭の巾着の中から出した餅で餅飛び(縄跳び)をするよ!
しかし、餅飛びの輪に入れないちくわぶー。
おでんくんに誘われるが、どんくさくて迷惑かけるからとネガティブに…
そこで、だいこん先生が『人と人の関係はまず心を開くことなり、自分から声をかけるべし』と喝を入れる。
すると、ちくわぶーが勇気を出して『僕も仲間に入れて』と言い一緒に遊べるようになった♪
第2話 あなたの夢はなんですかの巻き
ひとりぼっちで空を見ている、いとこんくん。
おでんくんが寂しいのかなと側に行って話を聞いてみる。
どうやら、夢について考えてたようだ。
いとこんくんはジャマイカに行くのが夢らしい。
それを聞いたおでんくんは、頭の巾着の中から食べると夢が叶うという『おにぎし』を差し出した。
すると、おでん屋台にレゲエを歌いノリノリのお客さんが来て、いとこんくんを注文。
どうやら、このお客さんは明日ジャマイカに帰るらしい。
本当にジャマイカに行くという夢が叶ったいとこんくん♪
その夜、おでんくんは自分の夢を思い浮かべて、おかあさん…と泣いていた。
おでんくんの夢はお母さんと一緒に暮らすことだった。
第3話 ジャガーの嫌がらせの巻き
ちくわぶーが泣いていている。
どうやら、ジャガーとぎんなん坊主にいじめられたらしい。
別の場所ではこんぶくんが絡まれ、この道を通りたければお金を払えと言われる。
この道を通らないとお家に帰れないと言うこんぶくん。
しかし、お金を持っていないこんぶくんはジャガーのおなら攻撃にやられ逃げる。
それを見ていたおでんくんは、だいこん先生に『みんなが困っているのに黙って見ててよいのか?』問われるが、『ジャガーのおならは臭いから』というおでんくん。
『おならに負けてはいけない!人生にはおならと闘わなくてはならない時があるんだ!』、『それが正義なんだよおでんくん』とだいこん先生に言われた矢先、たまごちゃんがジャガーにいじめられている!
そこで、頭の巾着の中から『もちぞう』を取り出した!
もちぞうは、ジャガーのおならを吸い込みジャガーの鼻におならを吐き出し撃退!
正義の味方になれたかと思いきや、もちぞうが感謝される。
それを見て僕がやったのにと落ち込むおでんくん。
しかし、『正義は人のためにするのじゃ、褒めてもらうためじゃない』とだいこん先生に言われる。
第4話 愛ってなんですかの巻き
何やら怒っているスージーがはんぺんくんをビンタし『大っ嫌いよ!』行ってしまう。
どうやら、スージーにフラれたようだ。
好きな人を嫌いになるという気持ちが分からない、おでんくん。
そこで、だいこん先生に『愛ってなんですか?』と聞く。
だいこん先生は、ちょうどお客さんに恋をしている屋台のおじさんのお相手の女性の心を見てくるようにと、おでんくんを人間の世界に行かせる。
そのお客さんに食べられたおでんくんは心の森に辿り着き、心に会いに行った。
おでんくんは心に話しかけてみるも、無反応…
そこで、無理矢理その心を奪おうとするも、たまごちゃんとウインナーくんに止められる。
どうやら、この女性は好きな人がいるらしい…
おでんくんは、諦めて帰ることに。
結局、愛についてはよく分からず、おじさんの好きな人がおじさんを好きになるようにと願うのであった。
第5話 こんにゃくんの大掃除の巻き
お客さんに注文されたこんにゃくん、喜んで行ったものの子供に食べ残されて泣いている…
おでんくんは残さず食べることの大切さを教えに外の世界へ!
その子のお腹の中は、お菓子でいっぱいでドロドロ…
お母さんにこんにゃくを食べなさいと言われ、嫌いだが仕方がなく食べることに。
そして、お腹の中に辿り着いたこんにゃくん。
すると、おでんくんがドロドロにはまり動けなくなっている!
そこで、こんにゃくんは『こんにゃモップ』で掃除を始めた!
こんにゃくんの大掃除でお腹の中はピカピカになったよ♪
第6話 僕ってダメですかの巻き
テニスをしているおでんくん達。
ウインナーくんは何をやらせても上手い!
しかし、おでんくんはなかなか上手くできず、たまごちゃんに『何をやらせてもダメダメなんだから』と言われショックを受ける…
落ち込んでいるおでんくんはだいこん先生に『ダメな奴なんてどこにもいなんじゃよ』『この世に生まれてきたものはきっと何かの役に立つ』『誰でも大事な役目をもって生まれてくるのだよ』と言われ元気を取り戻す。
一方外の世界では、いつも屋台の前を通る野球少年。
なにやら今日は元気がないようだ。
全然上手くならなくて、先輩に辞めちまえと言われたみたい。
野球少年はおじさんに『毎日野球部でおじさんに挨拶してくれるのは君だけだ、君には君の良い所がある』と言われやる気を取り戻した。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 02
第7話 ペロくんの秘密の巻き
ペロはおでん村で迷子になっていました。
そこで、おでんくんが『もちもちレーダー』でペロのお家を探すことに。
すると子犬の木に辿り着きました。
なんと、おでん村では子犬は木から産まれるのです!
おでんくんは、お家がやっと見つかったと安心するが、ここで神様が登場!
子犬の木から産まれた子犬は大きくなったら外の世界に出ないといけないと、神様が言い出しました!
おでん村にいていいのは、おでんの具だけだそうです!
なので、神様がペロを外の世界に送り出すことに。
すると、おでんの鍋からペロが出てきておじさんの屋台で暮らすことになりました。
そして、今では看板犬になりましたとさ。
第8話 学校へ行こうの巻き
今日から新しい先生がくるらしい。
新任のとうふ先生は一緒に歌を歌おうと言って、いきなりギターを弾いてロックを歌う。
生徒たちは、あまりにひどい歌で驚く。
一緒にやったボール遊びでは運動音痴で顔面に当たり倒れる。
どうやら、歌も運動もダメで前の学校で人気なかったらしい。
暗くて面白い所なんて全然ない、つまらない先生と自分で言い始めた…
そこで、おでんくんは先生の得意なものを見せてという。
すると、とうふ先生はロケットを準備した。
ずっとロケットの研究をしていたようだ。
しかし発射の際に、ロケットが倒れて先生が焼きとうふに…
でも、おでんくんは日記に『苦手で上手くできないことがあってもくじけてはいけない』ということを、とうふ先生から学べたようだ。
第9話 ガングロたまごちゃんの涙の巻き
どうやら、ダンス部の女子たちがケンカしているらしい。
ダンスが合わないようだ。
そして、ガングロたまごちゃんは、たまごちゃんに対して気に入らないところがあるようだ。
たまごちゃんは、いつも目立って人気がある。
一方、ガングロたまごちゃんはいつも売れ残り出汁が染みまくって真っ黒…
それで嫉妬しているようだ。
そして、ダンスも自分がズレていて落ち込みダンスをやめようとしている…
そこで、おでんくんはリズム感がよくなる『もちもちリズムシューズ』をガングロたまごちゃんに履かせ練習をさせた。
すると、次の練習でダンスをみんなに合わせられるようになったよ♪
そして、おでんくんにお礼の手紙を書いてシューズを返しに行くときに、おでんくんがたまごちゃんとブランコに乗っているのに嫉妬をしてしまう…
第10話 ジャガーの逆襲の巻き
こんぶくんがまたジャガーのおならの被害に!
おでんくんはまた『もちぞう』で懲らしめようとするが、もちぞうはおならで吹っ飛ばされてしまう…
いつもより臭いみたいだ…
どうやら、今回はニンニクをたくさん食べて、より臭くしているようだ!
あまりの臭いにおでん村の植物が枯れていく…
ここで、おでんくんは『もちもちでんぷうき』でジャガーのおならを吹き飛そうとするが、効き目はいまいち…
もうダメかと思ったその時!
じゃがいもの注文があり、ジャガーはお客さんの元へ。
第11話 ガンノスケをやっつけろの巻き
おでん屋で泣いている少年がいる。
どうやら、お母さんが病気で治りそうにないらしい…
なので、最後にお母さんが好きだったおでんを食べさせてあげたいようだ。
少年はおでんを持ち帰りお母さんに食べさせてあげました。
おでんくんは少年のお母さんのお腹の中へ!
そこには病気の元のガンノスケが現れる!
おでんくんはガンノスケを倒そうと戦うがかなり手強い!
そこへ、こんぶくん、こんにゃくん、だいこん先生が応援に来た!!
そして無事に倒すことができ、病気が治ったよ♪
第12話 ウインナーくんのちの幸福の巻き
たまごちゃん達がボールで遊んでいて木に引っかけてしまったようだ。
ウインナーが取りにいってくれた。
その姿に女子たちはウットリ♪
その時、ウインナーくんは木の上から落ちてしまいケガをしてしまう…
おでんくんとたまごちゃんは、ウインナーくんの家にお見舞いに行った。
そこは凄い豪邸!!
家族は温かく賑やかで羨ましいがるおでんくん。
お見舞いに行った帰り、ちくわぶーが木の上に登っていた。
どうやら、ウインナーくんのようにモテたいようだ。
そこで、おでんくんは『おにぎし』をちくわぶーに食べさせた。
おでんくんは、食べれば優しい心になるという。
そして『優しい心になればみんなが好きになると思うよ』と言った。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 03
第13話 おじさんありがとうの巻き
おでん屋台に、常連さんの小さな女の子がおでんを買いに来た。
この女の子にはお母さんがいません。
お父さんは夜遅くまで働いているので、お家に帰えるといつも一人ぼっちの晩御飯。
別な日。
この日も女の子はおでんを買いにくるが、屋台の屋根の修理でお休み…
女の子は悲しそうに帰っていった…
また別な日。
この日はお父さんが早く帰ってきて一緒におでんを食べに行くことに。
すると、女の子の食べたもち巾着の中からビンのキャップが出てきた!
おじさんは、なぜこんなのが入っているのか分からなかった…
そこで、おじさんは機転をきかせて、いつも買いに来てくれる女の子を喜ばせようと、『おでん屋台20周年開店記念スペシャルプレゼント一等賞』が当ったということにした♪
すると、女の子は大喜び!
後日、女の子のお家には大量の野菜が!!
どうやらこれが一等賞のプレゼントらしい♪
女の子はその野菜で、お父さんと料理を作ることになったよ♪
人は誰でも知らないうちに、誰かから何かをプレゼントされているのかもしれませんね🎵
※一方おじさんは、プレゼントにお金を使いすぎて屋根の修理代を先延ばししてもらうことになりましたとさ。
第14話 ミートボーヤが行方不明の巻き
ミートボーヤの子守を頼まれたおでんくん。
ミートボーヤは目を離すと、すぐにいなくなってしまうらしい。
そこで、揺り籠を作ればそこから出ないのでは?ということで、たまごちゃんと一緒に作ることに。
その作業を陰から見ていたガングロたまごちゃんは、二人の仲の良さに嫉妬して完成した揺り籠を壊してしまう…
そして、責められたガングロたまごちゃんは、文句を言いながらどこかへ行ってしまう。
その後、また揺り籠を作って、乗り心地を確認しているおでんくんとたまごちゃん。
そこへ、ガングロたまごちゃんがウインナーくんのおさがりのゴージャスな揺り籠を持ってきた。
ゴージャスな揺り籠より手作りの方がいいというおでんくん達。
それに腹を立てたガングロたまごちゃんは、揺り籠を蹴飛ばした。
すると揺り籠はソリのように丘を滑って行った!
楽しそうに滑るおでんくん達を見て嫉妬したガングロたまごちゃんは、ゴージャスな揺り籠で滑って追いかけていった!
しばらく滑ると、スージーとちくわくんがいてぶつかってしまう…
そこでケンカになったが、ミートボーヤがいないことに気付き大慌て!
おでんくんは『もちもちレーダー』を出しミートボーヤを探すことに!
みんなでレーダーが反応する方へ歩いていたら、穴に落ちてしまう!
穴の中を滑り台のように滑っていき、たどり着いた先にはミートボーヤが!
そして、その場所はとても綺麗な景色の場所で一同は感動する!
ケンカしていたのがバカみたいだね♪
第15話 おでん音頭だ、デデンがデン!の巻き
おでん沼のヌシが躍っている。
どうやら、おでん踊りの季節になったようだ。
たまごちゃんとスージーはどんな浴衣にしようか悩んでいる。
そこへ、ウインナーくんがプレゼントするからとお家へ連れて行った。
ガングロたまごちゃん、ゴマキちゃん、つみれちゃんはダンスの練習。
おでんくん、ちくわぶー、がんもくんは太鼓で遊び、だいこん先生に怒られる。
みんな浮かれているようだ♪
夜になって、おでん踊りが始まり、みんな楽しんだよ♪
第16話 神様お願いの巻き
おでん屋台の屋根から落ちて神様が倒れてる。
それに気づいたペロが神様の元へ行き、お茶を差し出す。
そこへ、おでん屋台にお客さんが来た。
お客さんは、ラジオのチャンネルを変えてほしいという。
どうやら、野球中継を聞きたいらしい。
すると城ケ崎というピッチャーがいい投球をしているらしい。
それを聞いてお客さんは喜ぶ。
どうやら、お客さんはこの投手の親らしい。
おじさんは、こんなところでラジオを聴いている場合じゃないとお客さんに言うが、お客さんは『いいんだ…』という。
何か訳ありのようだ。
試合はピッチャーの初完封勝利。
お客さんは泣いている。
球場では、ヒーローインタビューで城ケ崎投手が呼ばれる。
今の喜びを誰に伝えたいか?と聞かれ『この試合をどこかで見ているかもしれない父に伝えたいです』と言った。
それは聞いて、お客さんは泣いている。
会いに行きなよと言われても、息子に合わせる顔がないと言うお客さん。
そこでペロが神様にお客さんを息子さんに合わせてほしいとお願いする。
するとお客さんはヒーローインタビュー中の息子の元へ現れ願いが叶った。
第17話 ムシバムシをやっつけろの巻き
おでんを食べに来ている親子。
しかし、子供は大好きなはずのおでんを食べれないでいた。
その頃、おでん村ではがんもくんが泣いている。
どうやら、歯が痛いようだ。
がんもくんの口の中を見てみると、ムシバムシ達が暴れている!
そこで、おでんくんは『もち歯ブラシ』をがんもくんに差し出した!
するとムシバムシは逃げていった♪
一方、おでん屋台では子供が歯が痛くて暴れている!
おでんくんはムシバムシを退治しに子供の口の中に!
もち歯ブラシで戦うが、壊されてしまう…
しかし、おでんくんは『もちもちブーメラン』『もちもちボール』で戦い見事退治!
そして、穴が開いた歯を『もちもちセメント』で補修。
子供は無事美味しくおでんを食べることができたよ♪
歯磨きは忘れないでね♪
第18話 からし病院は大騒ぎの巻き
からし病院は人手が足りなくて困っていた。
そこで、からし先生はたまごちゃんにナースをやらせてみることに!
お腹が痛いはんぺんくんとナース姿を見たくて仮病を使ったこんぶくんは病院へ行った。
そこへ、ナース姿のたまごちゃんが登場!
とても似合っていて二人は目を輝かせる!
しかし、治療はからし先生が行う。
はんぺんくんは、強烈なぬり薬をぬられ痛そう…
それを見たこんぶくんは、逃げ出すがつかまってしまった!
こんぶくんは、強烈な薬を塗られ叫びだす!
その後、からし先生はだいこん先生の往診へ。
往診が終わり病院へ帰ると、病院がクラブに様変わりしていた!
ダンスをしている人たち、お酒を飲んでいる人たち…
からし先生は呆然とするばかりだった…
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 04
第19話 おでんくん危機一髪の巻き
おでん屋台に来ているお客さんがお腹がいっぱいで食べきれなかった、おでんくん、たまごちゃん、だいこん先生を自宅に持ち帰り冷凍庫に入れた。
この時、おでんくん達は暗い氷の世界に閉じ込められてしまった!
おでんくんは巾着から『もちもちランプ』を取り出し、辺りを照らす。
冷凍庫の中は何年も前に賞味期限切れになったものなど入っていて環境は最悪…
おでんくん達は逃げようとするが、冷凍庫の扉は開かない…
そこで、おでんくんはだいこん先生に言われ巾着から餅を出し、『もちもちキャッチ』で伸ばしたお餅を扉に引っ付けた。
そして、しばらく待つことに。
すると、お餅が凍りカッチカチに!
このお餅を使い、テコの原理で扉を開け脱出することに成功した!!
無事に脱出したが、ゴミだらけのとても汚い部屋で出口までたどり着けない…
だいこん先生が換気扇を見付け、そこから脱出することに!
どうにか外に脱出できたおでんくん達は、おでん屋台に戻ろうとするが野良猫に見付かり、おでんくんが食べられてしまう!
たまごちゃんとだいこん先生は屋台まで逃げ、おでん村に辿り着きおでんくんのことを惜しむ…
すると、おでんくんはおでん沼から普通に帰ってきた。
どうやら、動物に食べられてもおでん沼から戻ってこれるらしい。
みんな一安心したよ♪
第20話 みんなでラップバトルの巻き
FMおでん村主催でラップバトルが開かれるらしい。
いとこんくんは興味があるようで、おでんくんを誘い出場してみることに!
このラップバトルのMC兼審査委員長は神様が務める。
DJはウインナーくん。
最初のバトルは、スージー&たまごちゃんVSガングロたまごちゃんから始まりだ!
ガングロたまごちゃんはラップが上手で勝ち抜くと思われたが、審査委員長が『可愛い方の勝ち』と言い、ガングロたまごちゃんは文句を言うが連れ出されてしまう…
次のバトルは、いとこんくん&おでんくんVSジャガー&ぎんなん坊主!
しかし、バトルの前にジャガーが握手を求め、それに応じようとしたいとこんくんは握りっ屁をくらわされしまい倒れてしまう…
どうやら、いとこんくんは気絶してしまったようで、おでんくんが一人で戦うことに!
おでんくんからラップをすることになったが、まったくできていない…
ジャガーたちはとても上手でこのままでは勝てない…
その時、だいこん先生の心の声が聞こえてきた!
『勝ち負けが問題じゃない、精一杯頑張ることが大切なのじゃ』
しかし、おでんくんは自信がないようだ…
そこで、だいこん先生が『考えるな感じるのじゃ、上手くやろうと考えちゃいかん、自分の感じた通り言葉にすればよい、それがラップの心だ』と教えられ、もう一度チャレンジしてみることに!
すると、さっきとは別人のようにラップを始め会場が盛り上がる!
そこへ、復活したいとこんくんも加わり、会場を盛り上げた♪
第21話 ガングロたまごちゃんラブレターの巻き
おでんくんのことが好きなガングロたまごちゃん。
おでんくんに一緒に遊ぼうと言われるが、素直になれず『おでんくんとなんか遊びたくないって感じ』と言ってどこかに行ってしまう。
みんなは、おでんくんがいると一緒に遊ばないから嫌われているんじゃないかと言われ、何か意地悪したのではないかと問い詰められる…
一方、ガングロたまごちゃんは『どうしておでんくんにあんなこと言っちゃったんだろう』と後悔していた。
そこで、ガングロたまごちゃんはおでんくん宛に手紙を書いてみたが、恥ずかしくて渡せないと一人でジタバタ。
それを陰から見ていたジャガーはガングロたまごちゃんに声をかけるチャンスを伺っていたが、こちらも恥ずかしがっていた。
どうやら、ジャガーはガングロたまごちゃんのことが好きみたいだ。
ジャガーは緊張でおならをしていまい、それがガングロたまごちゃんの方へ!!
なんと、そのおならでガングロたまごちゃんの書いた手紙が飛んでいった!!
それが、歩いていたはんぺんくんのところに!
その手紙を読んだはんぺんくんは、スージーやたまごちゃんからの自分宛の手紙だと勘違いする。
そこに、おでんくん達がきて手紙を読んだ。
これはどう見てもラブレターだ!
しかし風で飛んできた手紙なので誰宛か分からず、それぞれ憶測で立てていた。
そこにガングロたまごちゃんが現れ、趣味の悪いいたずらだと言った。
おでんくんは『そうだね、ちょっと不気味で嬉しくないかもね』といいガングロたまごちゃんはショックを受ける…
さらに、このラブレターが臭いとたまごちゃんが言い、おならの臭いがするとたらい回しに…
はんぺんくんがおでんくんにあげると言うが、『いらないよ~おならのラブレターなんて』と言い、ガングロたまごちゃんは更にショックを受け、おでんくんの顔面を殴り去っていく…
一同は、やっぱりおでんくんのことが嫌いなんだと確信した。
第22話 夜の森の中で…の巻き
缶蹴りをしているおでんくん達、鬼はこんぶくん。
はんぺんくんが見付かり缶を踏むこんぶくん。
隙をみておでんくんが缶を蹴飛ばした!
しかし、思いっきり蹴りすぎて缶は森の中へ。
しょうがなく、みんなで探しに行くことに…
そこで、おでんくんは『もちもちレーダー』で探そうとするが、調子が悪いようだ。
そこへ、とてもきれいな蝶が現れた!
おでんくんは、一人でその蝶を追いかけていってしまう。
花に止まった蝶を捕まえたおでんくん。
すると、どこからともなく『やめてよ』『どうしてそんなことするの』という声が。
おでんくんは『だって綺麗だから』と言うが『綺麗だったら獲ってもいいの?』と声が聞こえ蝶を放してあげた。
気付いたらおでんくんは森で迷子になってしまい、夜になってしまった。
一人こんぶくん達を探すが見付からず…
それから、しばらく歩くとはんぺんくんと遭遇した!
その後みんなと合流できたが、みんなで迷子になってしまった。
そこで、おでんくん達は焚火囲んで話し合いをしている。
怖い話をしようとするこんにゃくん。
それを怖がる、はんぺんくん。
怖い話をやめ、おでんくんゲームをして遊ぶことに。
何度もゲームをしているうちに、知らない子が参加していて、おでんくん達は驚く!
どうやら花の妖精らしい。
妖精さんは、おでんくんが探していた缶を差し出した。
そして、迷子になったおでんくん達に道案内をしてくれるようだ!
おでんくん達は妖精さんのお陰で、森の外へ出ることができたよ♪
第23話 おでん峠に地獄を見たの巻き
学校に転校生『さつまどん』が来た!
さつまどんはつみれちゃんの幼馴染だ。
どうやら、さつまどんは長い間おでん村を離れて武者修行に行っていたらしい。
そしてジャガーより強くなっているかもという話をしていた。
それをこっそり聞いていたぎんなん坊主がジャガーに報告へ!
それを聞いた怒ったジャガーは激怒している!
そこへ、たまごちゃん、スージー、つみれちゃんが歩いているのを見付け隠れて会話を聞いているジャガー達。
そこで、ガングロたまごちゃんはおでんくんが好きということを知ってしまうジャガー…
ショックを受け取り乱す!
どうやら、おでんくんと決闘をすることにしたらしい!
ぎんなん坊主はおでんくんに向けて弓で果たし状を!
そこには『おでんくん、俺様と決闘ジャガー、おでん峠で待っている』と書いてあった。
嫌がるおでんくんをこんにゃくんが引きずり、おでん峠へ!
ウインナーくんにおならにはおならで勝負だと言われ、ジャガイモを食べまくるが食べきれなくて倒れてしまった。
そこへ、ジャガーが現れたがすでにおでんくんは決闘できる様子ではない…
すると向こうから、さつまどんが現れ『その勝負、このさつまどんが受けて立つでごあす』と勝負をすることに。
ジャガーは早速おならで攻撃するが、さつまどんはビクともしない。
何度やっても効かず、ジャガーは泣いて逃げていった。
みんな、さつまどんのところへ集まり称えていたが、さつまどんは直立状態で倒れてしまった。
どうやら、我慢強いだけだったようだ。
第24話 ちくわくんの不思議な望遠鏡の巻き
この日はとてもいい天気。
天気のいい日は願い事が叶うらしく、ちくわくんは神様に人気者になりたいとお願いしている。
その頃、神様は雲の上でテレビを観ながらポテチを食べてダラダラしながら忙しいと言っている。
すると、態勢を崩した神様が雲から落ち、ちくわくんの頭の上へ落ちてしまった。
これにヤバいと思った神様は逃げていった。
そこへ、おでんくんがきて何があったか聞く。
すると、『誰かが僕の頭を叩いて逃げたんだ』とうちくわくんに『僕が逃げたやつを探すよ』とちくわくんの望遠鏡を覗くが、いつもと様子が違う感じがする。
望遠鏡でははんぺんくんがルンルンしながら、ゴールデン賞を持って出てくる姿が見えた。
学校へ行き、はんぺんくんにおめでとうと言うが、はんぺんくんは賞をもらったことはないという。
そこへ、とうふ先生がきてビックニュースを持ってきた!
おでん村主催おでん川柳ではんぺんくんがゴールデン賞をとりましたと報告!
これにおでんくんとちくわくんは驚く!!
はんぺんくんはルンルンしながら学校を出ていく。
おでんくんはさっき見た光景と同じで驚き、もう一度ちくわくんの望遠鏡を覗いてみた。
すると、ガングロたまごちゃんが丘で転がり岩で激突している!!
一方、ガングロたまごちゃんは丘のてっぺんで綺麗な花を摘んでいるところだった。
そこへ、おでんくん達がきてケガしてないかと心配している。
しかし、ガングロたまごちゃんは何のことか分からず、怒って去ってしまった。
すると、転んで転がり岩に激突してしまった…
どうやら、ちくわくんの望遠鏡は未来が見えるようになったみたいだ!
もう一度確かめるために、屋台のおじさんを見てみることに。
すると今日はだいこんがとても売れているらしい。
おでんくんはだいこん先生の元へ行き、もうすぐ注文がくると知らせる。
すると本当に注文が来た!
これは本物だと気付いたみんなは、ちくわくんを取り合う!
ちくわくんは逃げ出すが、みんなが追いかけて来る!
その時、雲の上から様子を見ていた神様がまた態勢を崩して、ちくわくんの頭の上に落ちてしまう!
そして、また逃げる神様。
起き上がったちくわくんは、なんだか頭がスッキリした感覚に戻ったようだ。
もう一度、おでんくんが覗いてみると、ただの望遠鏡に戻っていた。
すると一同はがっかりして帰っていく。
第25話 だいこん先生のハートブレイクな一日の巻き
にんじん娘がチアリーディングの練習をしている。
それを見ていた、たまごちゃん、スージー、つみれちゃん、おでんくん。
そこに、だいこん先生が通りかかり目が釘付けに!
目が釘付けになってしまっただいこん先生は、丘から転がり落ちてしまう!
そこへ、にんじん娘が助けに!!
だいこん先生はデレデレしている。
おでんくんは、だいこん先生の様子が変だと、からし病院へ相談に来た。
心臓が悪いかもと、少し心配そうだ。
からし先生は、だいこん先生を見付け声をかけるが反応がない。
どうやら、チアリーディングを見て自分の青春時代を思い出し、胸がキュンとしているようだ。
病院に帰ってきたからし先生は、おでんくんと会う。
おでんくんはまだ心配しているようだが、胸がキュンとしているだけだから大丈夫と言われ、よく分かってないようだ。
からし先生は『昔のことを考えると切なくて胸がキュンとなるもんなんじゃよ』と説明した。
その言葉を聞き、たまごちゃんのことを思い浮かべ、キュンとしたおでんくん。
そこに、たまごちゃん達が来て、にんじん娘はチアリーディングに飽きたらしくてサーフィンをすると言い出したらしい。
おでんくんは、ロックバンドに誘われ悩んでいるようだ。
だいこん先生に相談に行くと、『そんなことは人に聞かずに心のままに決めなさい』『心のままに決めたことなら、例え失敗しても後悔することはない』『人生で一番いけないことは後悔することじゃ』と言われ走っていった。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 05
第26話 さようなら、グチボンの巻き
おでん屋台で愚痴を言うお客さん。
おでんくん達はお客さんのところに行くことに。
お客さんに食べられて辿り着いた場所は、お酒の海。
すると、何か聞こえてきて雲行きも怪しくなり、お酒の海からグチボンが現れた!
グチボンはグチグチ言いながらどんどん大きくなっていく!
そこへにんじん娘が現れ、グチボンに『その髪型イケてるね』と言った!
すると、グチボンは少し小さくなった。
たまごちゃんは、一人でグチグチ言ってるだけで可哀想に見えてきたらしい。
そこで、おでんくん達ははグチボンになんでも話してというと、外が晴れてグチボンはどんどん小さくなり消えていった。
おでんくん達は、おでん村に帰ってだいこん先生に、『話を聞いてあげようとしたら、グチグチ言ってたグチボンが消えちゃったんです』と言うと、きっと『話を聞こうというおでんくん達の優しい気持ちだけで充分だったから』と言った。
一方、屋台ではお客さんがおじさんに愚痴を聞いてもらえてスッキリしたようだ。
第27話 名探偵おでんくんの巻き
おでんくんが道を歩いていると、たまごちゃんの叫び声が!
行ってみると、なんと!こんぶくんが倒れている!
どうやら無事なようだ。
おでんくんは、どうして倒れていたかと聞いた。
こんぶくんは本を読みながら歩いていたら突然頭を殴られて気を失ったみたいだ。
これは事件だという、たまごちゃん。
おでんくんは、たまごちゃんと犯人を捜すこなった。
おでんくんは頭の巾着から『もちメガネ』を取り出したが物が大きく見えるだけで役に立たない。
こんぶくんは、こういう時は遺留品から探すのだといい言った。
すると近くにゴージャスなテニスラケットが落ちていた。
こんな高そうなのはウインナーくんしか持っていない!
そこへ、ウインナーくんがラケットを探しに来た。
一同ウインナーくんが犯人だと思ったが、ウインナーくんはテニスの素振りをしていたら誰かに頭を殴られてラケットが飛んでいき、こんぶくんの頭に当たったようだ。
今度は、ウインナーくんを殴った犯人を捜すことに!
ウインナーくんが被害に遭った現場に行ってみると、杖が落ちていた。
そこへ杖を探しに歩いてきただいこん先生が登場。
一同、だいこん先生を犯人だと疑った。
しかし、だいこん先生も頭を殴られた被害者だった。
だいこん先生が殴られた後頭部を見せると、何かがめり込んでる!
なんとそれは、おでんくんの目覚まし時計だった!!
どうやら、おでんくんは朝目覚まし時計が鳴ったときに寝ぼけて外に投げ飛ばしたようだ。
結果、おでんくんが犯人だった。
第28話 謎の転校生の巻き
スージーが道を歩いていると、突然風が吹き帽子が木の上に乗ってしまった。
困っていたら、突然少年が現れて帽子を取ってくれた。
しかし、スージーがお礼を言う前に姿を消してしまった。
別なところでは、ゴマキちゃんがハーフパイプでスケボーをやっていて、大技をやるときに失敗し落ちていくところを先程の少年が助けてくれた。
すると、気付いたら風のように消えていた。
また別の場所では、たまごちゃんの家の屋根に上がって煙突掃除をしているおでんくん、しかし煙突が落ちたまごちゃんの方へ落ちていく!
そこにまた先程の少年が颯爽と現れ助けてくれた。
そして学校の日、転校生の紹介があった。
名前はロールキャベツくん。
彼はみんなを助けてくれた少年だった。
ロールキャベツくんの家族は旅回りの一座で、あちこちでお芝居をして回っているそうだ。
そして、今夜はお芝居があるらしい。
その日の夕方おでんくんは道を歩いていると、隠れて泣いているロールキャベツくんを見付ける。
どうやら、大切な刀をなくしてしまったらしい…
おでんくんは、どうして隠れているのか聞くと『僕は刀がないと恥ずかしくて人の前に出られないんだよ』というロールキャベツくん。
転校ばかりでなかなか友達ができず本当は気が小さくて女の子とも話せないらしい。
すると、おでんくんはモリモリ元気味の『おにぎし』をロールキャベツくんにあげた。
おにぎしを食べた、ロールキャベツくんは少し元気になった。
そこへ、刀を背負ったちくわぶーが歩いてきた。
ロールキャベツくんは刀が戻ってきたことに喜んだ。
そして、その夜のお芝居をやり切った!
しかし後日、また転校していってしまい残念がる一同…
第29話 反抗期ってなんですかの巻き
おでんくんは、ガングロたまごちゃんがどうしてあんなにひねくれた性格なのか、だいこん先生に尋ねる。
だいこん先生が言うには、ガングロたまごちゃんは反抗期らしい。
その頃、おでん屋台では女の子のお客さんが来て、全財産の500円を出しおでんを注文した。
しかし、おじさんは電車賃なくなるよと言うが、帰らないという女の子。
どうやら、お母さんとケンカして家を出てきたようだ。
とりあえずおじさんはおでんを差し出す。
女の子に食べられたおでんくんは、心の部屋に辿り着いた。
その部屋には繭の中で泣いている声が聞こえる!
おでんくんはその繭をほどき中に入っていった!
そこには泣いている女の子が!
なぜ閉じこもっているか聞いても『関係ないでしょ、ほっといてよ』と言われてしまう。
そこで、おでんくんはあやとりで遊ぼうと誘い一緒に遊んだ♪
すると、お客さんはお母さんとの思い出を思い出してしまう。
おじさんは、500円を女の子に返し、家に帰るように促す。
そして、女の子はありがとうと言い、帰っていった。
第30話 怪盗カニコウモリの巻き
学校で授業中にチョークがないことに気付いたとうふ先生。
誰かチョークを使ったな?と聞いたその時、教室の照明が消えた!
すると不気味な声と共に現れた、怪盗カニコウモリ!
チョークを盗んだ犯人は怪盗カニコウモリだった。
怪盗カニコウモリはチョークを持って去って行ってしまった。
しかし、チョークの予備があり授業再開!
今度は体育の授業を始める前に草むしりをすることに。
しかし、草だらけだった裏庭の雑草がなくなっている!
すると、また怪盗カニコウモリが現れる。
ここに生えていた草を全部頂いたようだ。
とうふ先生は、ありがとうとお礼をいい、『えっ⁉困らないの?』という怪盗カニコウモリ。
『とても助かったよ』というとうふ先生にたじろぎ、去って行った。
学校の帰り、おでんくんとはんぺんくんが歩いていると、川に架かっていた橋がなくなっている!
どうやら、怪盗カニコウモリの仕業らしい!
しかし、とても浅い川でおでんくん達は気にせず走って行った。
一方別の場所では、お風呂に入ろうとしているたまごちゃん。
浴槽の上に怪盗カニコウモリが!!
たまごちゃんがブラシで攻撃し追い払う。
学校の給食の時間、今日はカレーらしい。
鍋を開けたら中から怪盗カニコウモリが!
しかし、ジャガーのおなら攻撃にやられた!
どうやら、怪盗カニコウモリは寂しがり屋で相手をしてほしくて悪いことをしてしまうようだった。
第31話 ヌシのユウウツの巻き
今日はおでん屋台の出汁があまり美味しくない…
その時おでん村では、いつもニコニコしているおでん沼のヌシがぐったりしていて様子がおかしい!
ガングロたまごちゃんがたまごちゃんに化粧が濃くて沼が濁ったからじゃないかといいケンカになる。
しばらくして、からし先生が来て調べるが、原因が分からないようだ…
だいこん先生は恋のせいだと言っている。
しかし、どれも違うようだ…
すると、いきなりヌシが大声を出し始めた!
大声を出したヌシはスッキリしたようでいつものように元気になった。
すると、屋台の出汁もいつものように美味しくなった♪
第32話 カマボコ犬がやってきたの巻き
おでんくんとたまごちゃんは寝坊して遅刻しそうだ。
急いで学校に向かう途中、犬が川で溺れている!
おでんくんは、助けようと川に飛び込むが川が浅く川底に激突してしまう…
しかし、どうにか犬を救助することができた!
よく見てみると変わった犬だ。
カマボコみたいな犬なので、カマボコ犬と呼ぶことになった。
その時、学校のチャイムが鳴る!
完全に二人は遅刻してしまった。
すると、カマボコ犬は背中に二人を乗せて猛スピードで学校まで連れてきてくれた。
このカマボコ犬をみんなで飼いたいとお願いされたとうふ先生は、ちゃんと世話をするならOKと許可を出した。
そうしてみんなに可愛がられ、カマボコ犬はみんなのアイドル的存在に♪
しかし、ある日学校の花壇が荒らされてしまう…
別な場所ではサッカーのゴールネットを取られてしまう…
カマボコ犬は学校で飼うのは禁止になり、おでんくん野生に帰すことに…
その帰り、乳母車でミートボーヤを連れただいこん先生に会ったおでんくんは『ペットというなはな、可愛いからといって安易な気持ちで飼っちゃいかんよ』『ペットを買うということは親になることと一緒なのじゃ』と言われる。
その時、丘から乳母車が走り出してしまった!
二人は追いかけるが間に合わず、もうダメかと思ったその時カマボコ犬が現れて助けてくれた!
そこに、とうふ先生はが通りかかり、また飼ってもいいと言ってくれた。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 06
第33話 青い瞳のキャンディの巻き
おつゆの空がおかしな色に光っている!
そして、空から何か光る物が飛んできて墜落した!
おでんくんは落ちたところに行ってみる!
すると、そこにはキャンディという子がいた。
どうやら頭にケガをしているようだ。
おでんくんは、おらし先生のところに連れていった。
しかし、からし先生では治せないケガらしい…
でも、キャンディは大丈夫みたい。
おでんくんが心配してくれるだけで嬉しいそうだ。
おでんくんが、キャンディはどこから来たのか聞くと、お菓子の国から来たと答えた。
キャンディはおでんくんと何かして遊ぼうと言い、遊び始める。
楽しい時間はあっという間に過ぎ夕方に。
キャンディは楽しかったみたいだ。
おでんくんは、ずっと一緒にいようと言うがキャンディは悲しい顔をする…
お菓子の国からきたキャンディはずっとここにはいられない運命のようだ…
その時、おつゆの空からおじさんの箸が出てきてキャンディを掴もうとするが、おでんくんはキャンディを連れて逃げる!
おじさんは懐中電灯で照らし探し始める。
おでんくんは、また逃げようと言うがキャンディはおでん村にいたら溶けちゃうと言う。
だから一緒にいられない運命なのだ…
そして、キャンディ箸に掴まって外の世界に戻ってしまった。
おでんくんは、涙を流して見送ることしかできなかった…
第34話 ガングロたまぐちゃん、はじめてのおでかけの巻き
おでん屋台に来ているお客さんの元気がない。
どうやら、同僚とケンカしたようだ。
一方、おでん村ではガングロたまごちゃんがおつゆの空を見上げ、外の世界に行ってみたいと呟いてる。
それを聞いていたおでんくんは、『外の世界に行きたいの?』と聞くが、『そんなダサいとこ行きたくないっつーの』と強がりどこかへ行ってしまう。
そこに、だいこん先生が歩いてきて、おでんくんに『人はつい素直になれずに、本当の心とは違うことを言うことがあるんじゃ』と言う。
一方、おでん屋台では味が染み込んだたまごの注文が入ったが見付からず、たまごちゃんに箸に掴まれそうになるが、たまごちゃんはやっときたガングロたまごちゃんのチャンスだからと箸から逃げる。
それを陰から見ていたガングロたまごちゃん。
おでんくんに、行きなよと言われるが強がって行かないと言う。
そこで、おでんくんは頭の巾着からまっすぐ素直味の『おにぎし』をガングロたまごちゃんにあげた。
それを渋々食べたガングロたまごちゃんは、素直になりみんなに見送られついに外の世界に!
食べられたガングロたまごちゃんは、お客さんの心の部屋に来た。
そこには、暗い部屋の中で一人座っている心がいた。
ガングロたまごちゃんは扉を開けて明るくしようとするが、なかなか開かない。
そこに、おでんくんが来て一緒に開けることに!
なんとか扉が開いて部屋に光が差し込む!
すると、元気になりお客さんは素直に謝れそうだと言った。
おでん村に帰ってきたガングロたまごちゃんはみんなに称えられ、『みんなありがとう』と言った!
それを見ていただいこん先生は、嬉し涙を流す。
第35話 本物って何ですかの巻き
ジャガーとぎんなん坊主は暇だと言いながら歩いている。
そこに、釣りをしているおでんくんを見付けた。
二人は、おでんくんをからかうことに!
しかし、ジャガーは無視されてしまう。
すると、おでんくんは『静かにしてくれないか、僕はこの川の魚たちと対話を楽しんでいるんだ』と言った。
ジャガーは『何訳の分かんねぇこと言ってるなよ、魚とりっていうのはなぁこうやるんだよ』とおならをし川の魚が浮いてきた。
それを見て『子供の相手は苦手なんだ』と去って行くおでんくん。
おでんくんの様子がいつもと違い面白くないジャガーだった。
一方、学校ではダンスの練習をするつみれちゃん。
それを見ていたおでんくんが褒める。
すると『お嬢さん、僕と一曲踊ってくれませんか』と言い踊ることに。
踊り終わると『素敵なダンスをありがとう』と言い去って行った。
別の場所では、道を歩いているたまごちゃん。
そこで一冊の本を見付けた。
内容はたまごちゃんを詠む詩で、たまごちゃんはときめいている。
すると、そこに『それ気に入った?』とおでんくんが現れる。
そして、『その詩君に捧げるよ、じゃあね可愛いたまごのお嬢さん』と言い去って行った。
その次の日、おでんくんが歩いくるのを待っていた、たまごちゃんとつみれちゃん。
三人は一緒に帰ることに。
その帰り道、ジャガーとぎんなん坊主が待ち伏せしていた!
戦おうとしている。
そこへ、おでんくんとそっくりのおでんくんが歩いてきた!
おでんくんが二人⁉と一同驚く。
ジャガーはまとめておならで吹き飛ばそうとするが、そっくりなおでんくんは釣り竿でジャガーの短パンを脱がしてしまう!
ジャガーは恥ずかしくて逃げていってしまった。
おでんくんは、そっくりなおでんくんに君誰?と聞くと『ニセおでんくん』と言った。
たまごちゃん達は、ニセおでんくんが本物だと思うと言うが、おでんくんは『僕が本物だよ』と言う。
ニセおでんくんは『僕は本物のニセおでんくん』と言う。
『本物って一体なんなんだい?君は本物かい?』『君はもしかしたらニセのニセおでんくんなんじゃないのかい?』と聞くニセおでんくん。
おでんくんは僕はなんなんだ!と頭がこんがらがる。
ニセおでんくんは『僕は僕、君は君それでいいじゃないか』と言い、注文が入りおでんの外の世界に出ていった。
第36話 おでん村大レースの巻き
今日はおでん村大レースの開催日です。
最速のおでん決めるスピードの祭典だ!
出場選手は、音速の貴公子ウインナーくん、おでん村の黒い女豹ガングロたまごちゃん、みんなのアイドルたまごちゃん、おでん村一の暴れん坊ジャガー&ぎんなん坊主、おでんくんとカマボコ犬。
そして、レースが始まった!!
みんな凄いスピードだがおでんくんの乗っているカマボコ犬は蝶を追いかけてしまう…
これじゃレースにならないと、おでんくんは『もちもちボーン』を取り出しカマボコ犬の目の前にぶら下げた。
みんなに追いつき山を走っている時、噴火が起きみんな飛ばされてしまう!
そして、コースはおでん屋台へ!そして攻防線が繰り広げられる!
その後、またおでん村に戻りレインボーブリッジへ!
すると、先頭を走っていたウインナーくんに注文が入り、おでん村の外へ行ってしまいリタイヤ…
そして、一同はコース最後の難関こんにゃく神殿へ!
こんにゃく神殿では神様の石像が並んでいる。
ガングロたまごちゃんが『悪趣味』と言うと石像が倒れてきた!!
みんなはなんとか石像をかわし走っていく!
そして、神殿から抜け最後のストレート!!
おでんくんとジャガーの一騎打ち!!
と思いきやハンドルが外れ、二人は場外へ吹っ飛んでいった!
そして、後から来たたまごちゃんがゴールし優勝した。
第37話 おじさんの寂しい夜の巻き
なんだか最近楽しそうなおじさん。
屋台をピカピカにし、花も一輪挿しにしている。
そこへ、若くて綺麗な女性のお客さんが来た。
おじさんは浮かれている。
おじさんは、日曜日の夜はこの子が必ず来ると思って美味しくしていたらしい。
女性は『日曜の夜に一人なんて寂しい女だよね』というが『そんなことないよ、おじさんなんて1年365日一人ぼっちだよ』と励ますおじさん。
『おじさんには家族はいないの?』と聞かれるが『そういう面倒くさいものはなしだな』と答えるおじさん。
そして『おじさんは東京タワーに登ったことある』と聞かれ『最近は言ってないな』と答える。
『寂しいよね東京って』と言う女性に『人間誰でも寂しいものだよ』とおじさんが言う。
そしてお金を置いて女性はお店を後にした。
よく見ると、お金と一緒に手紙が置いてある!!
『月曜日の夜8時東京タワーの展望台で待っています。』と書いてあった。
おじさんは、デートのお誘いだと思い浮かれている。
次の日の夜、時計を見てそわそわしているおじさん。
おじさんは、用事があると言ってお客さんを置いて東京タワーへ。
しかも花束を持っている。
展望台に着くと、女性が立っていた!
そして、声を掛けようとしたその時、別の方から女性を呼ぶ声がし女性はそちらの方へ。
おじさんはその光景を見てショックを受ける…
さらに、女性はプロ―ポーズされていた。
おじさんは、手紙は間違って置いていったものだと気付き、寂しく屋台に戻って行った。
第38話 戦え!メカおでんくんの巻き
ジャガーとぎんなん坊主は村外れにでっかいジャガイモがあるらしいと、探しに来た。
それは岩山のてっぺんにあった。
ジャガーは、そのでっかいジャガイモ持ち上げ食べようとするがとても固い!
どうやら石みたいだ。
すると、岩山が崩れ中から大きな怪物が出てきた!!
怪物は口からカビを吐き、ジャガーはカビだらけになってしまう!
ジャガーを掴み、おでん村に歩いてきた怪物。
ジャガーは助けを求めている。
怪物は村中をカビだらけにしていった。
だいこん先生は怪物の姿を見て腰を抜かす。
どうやら、カビギャラガーという怪物らしい!
その昔、おでん村はカビギャラガーによって滅亡の危機に陥ったことがあるらしい…
話によるとだいこん先生達が昔、岩山に封じ込めたようだ。
そして、おでんくんはその怪物に立ち向かっていくが、一振りでやられてしまう…
おでんくんはみんなから勇気をもらい、もう一度立ち上がる!
そして巾着からメカおでんくん1号を出した!!
おでんくんはメカおでんくんの中に入り、操縦を始める!
戦いが始まったが、おでん村で戦うのは危険と外の世界にやってきた!
しかし、怪物はしぶとい。
メカおでんくんは『でんでんソード』を取り出し、どうにかやっつけた!!
第39話 手紙をくれたのは誰?の巻き
おでんくんは、朝起きてポストを確認する。
すると、差出人の書いていない手紙が入っていた。
内容は、おでんくんを心配する手紙だった。
おでんくんはお母さんからの手紙だと思い、とても喜ぶ♪
どうやら、おでんくんに届いた手紙はガングロたまごちゃんが書いたもののようだ。
おでんくんは、まだそのことを知らない。
ガングロたまごちゃんは自分が書いたと言った方がいいとみんなに言われる。
そのとき、おでんくんが現れた。
おでんくんは、お母さんから手紙が来たととても嬉しそうだ。
みんなはそれを見て、ホントのことを言い出せなくなった…
すると、ガングロたまごちゃんは手紙をまだ出していなかったことに気付く。
差出人はまた分からなくなってしまった…
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 07
第40話 おでん村より愛を込めての巻き
おでん屋台の側で子供が泣いている。
お母さんがいないみたいだ。
どうやら、デパートの帰りで迷子になったらしい。
それを、おでんくんは悲しそうに見ている。
そこに、だいこん先生が来て『あの子を励ましてあげなさい』『寂しさに打ち勝つように元気付けてあげなさい』と言い、おでんくんは子供に食べられ心の森に辿り着いた。
おでんくんは、心に会いに行って一人ぼっちじゃないよと励ましてあげた。
すると、心の森は明るくなり元気を取り戻した!
そこへ、お母さんが迎えに来て一緒に帰って行った。
第41話 ごめんねジャガーの巻き
お腹が減って歩けなくなったちくわぶー。
そこに、ジャガーとぎんなん坊主がジャガイモを食べながら歩いてきた。
ジャガーはちくわぶーにジャガイモをあげて歩いて行った。
すると、ちくわぶーが泣き始めた。
そこに、おでんくん達が集まってきた。
なんで泣いているのか聞くと『ジャガーが…僕に…』としか言わない。
みんなは、ジャガー達がいじめたと思い込んでる。
そこで、おでんくんはジャガーに『もちもちパンチ』で仕返しをした!
みんなは自業自得などと言っている。
そこへ、ちくわぶーが違うと言い出した!
ジャガイモをくれて嬉しくて泣いていたようだ。
一同は驚く。
殴られたジャガーは、動かない…
そして、みんな責任をおでんくんに押し付けて帰ってしまった…
そこへ、一連の流れを見ていただいこん先生が現れ『このまま逃げるつもりじゃないじゃろうね』と言った。
おでんくんは、どうしたらいいか聞くと『過ちを認めて素直に謝ること』と言わた。
そして『ジャガーはいつも弱い者いじめをしてて…』と言い訳をし、『バカもん、過ちを相手のせいにするとは何事じゃ』と怒られる。
おでんくんは、勇気を出してジャガーに謝りに行くと待ち構えていたジャガーはおなら攻撃をし、去って行った。
第42話 だいこん先生の初恋の巻き
こんにゃくんが森の中で、だいこん先生が書かれた相合傘を見付けた。
しかし、相手のは書いてない。
これは、だいこん先生の初恋じゃないかと話題に!
おでんくんは、真相を知るためにだいこん先生に聞きに行った。
だいこん先生は昔のことだから忘れたととぼける。
こんぶくんは、だいこん先生は日記を書いていて、それに書いているんじゃないか?と話した。
それをこっそり聞いていたジャガーとぎんなん坊主は夜中だいこん先生の家へ忍び込む。
だいこん先生は寝ている。
そして、日記を見付けた!
その朝ジャガーはみんなを集め、だいこん先生の日記帳を見せた!
しかし、日記の内容は家計簿だった。
そして、再度だいこん先生の家に行った。
だいこん先生は観念したように話し始め、実は相手の名前は書いていないと言う。
どうやら、好きな人が多すぎて小さな傘には書ききれなかったようだ。
『一体誰と誰なの』と聞くガングロたまごちゃんに、『それはなぁ、君たちみんなじゃよ』というだいこん先生。
『君たちみんなをわしは愛してるってことじゃなぁ』と笑い飛ばす。
第43話 たつまきまきこの巻き
おでんくん達は、縄跳びをしている。
そこにジャガーとぎんなん坊主が邪魔しに来て口論になった。
そのとき、竜巻がジャガーとぎんなん坊主をさらっていってしまった!
一方、おでん屋台では小さな女の子が、おでんの鍋をぐるぐるかき回している!
おじさんが出てきて、女の子は逃げていった。
おでん村では、ジャガーとぎんなん坊主が木のてっぺんに引っ掛かり降りれなくなっている。
助けを求めているが、みんなはジャガー達をからかい笑っている。
そこにだいこん先生が現れ、おでんくんに助けるように言った。
その夜、おでん屋台ではまたあの女の子が鍋をかき回しに来た!
おでんくんは、『もちもちロープ』でかき回しているおたまの動きを止める。
一方、おでん屋台ではおじさんがやってきて『どうしたのかなぁ、鍋の中でおでん達が押さえてるのかもしれないな』と言い、女の子は『そんな無茶なことあるわけないだろ』と言うが、おじさんは『おでんにだって命はあるさ』と言った。
女の子は『いのち?』と聞く。
おじさんは『そう、みんな生きているんだ。あの東京タワーもね』『命はどこから生まれるか知ってるか?命はお母さんから産まれるんだ』と言った。
その時、女の子のお母さんが探しに来た。
『まぁ、おたまがないと思ったら。お母さんを困らせようとしたのね』と言われ、女の子は『だってお母さん、お仕事ばっかで…』と言った。
どうやら、最近忙しくてかまってあげられなかったようだ。
二人は一緒におでんを食べていくことにしたよ。
第44話 いとこんくんはなぜモテるの巻き
沼のヌシ風が吹く金曜日、おでんビーチに伝説の大波がやってくる。
いとこんくんはその大波がくるのを待ちサーフィンをする。
それを見ていたたまごちゃん達が、目を輝かせている。
すごい、モテモテだ。
おでんくん達は、モテるにはサーフィンができて髪がモサモサしているのがいいと気付き『もちもちモップ』を出し、頭にかぶってみることに!
そこに、だいこん先生が歩いてきてその見た目に驚く!
だいこん先生が理由を聞いて怒り出す!
『人の真似をして恥ずかしくないのか』とカツラを払っていく。
『格好ばかり気にするなんて愚かなことなんじゃぞ』『外見を飾り立てるより内面を磨かなきゃいかんのじゃ』と説教され反省するおでんくん。
しかし、はんぺんくんとちくわぶーはまたモップをかぶり始めた。
全く反省している様子はないようだ。
はんぺんくんは、スージーにカッコいい所を見せるために、丘から飛び込みサーフィンをしようとするが、波には乗れず海に突っ込んでしまった。
戻ってきたはんぺんくんは顔が真っ赤になっている。
スージーに心配されたはんぺんくん『いとこんくんみたいに日焼けしたかったんだ』と言うが、スージーに『はんぺんくんはその白い所が可愛いんじゃない』と言われ、『でも、いとこんくんが良いって…』と言うはんぺんくんに『バカね。人にはそれぞれ良い所があるの。似合ってるのが一番なのよ』と言われ嬉しがるはんぺんくんだった。
第45話 ストレスなんか吹っ飛ばせの巻き
おでん屋台にイチャイチャしているカップルが来ておじさんはイライラしている。
大根を注文され、だいこん先生は外の世界に行くが『やっぱり大根はダサい』と言われキャンセルされる…
そして、おでん村に戻ってきただいこん先生。
おでんくん達に人生山あり谷ありと話をしている間に、注文が入りこんにゃくんとはんぺんくんは外の世界に行ってしまう。
だいこん先生は思うことがあり、からし先生に相談しに来た。
どうやら、最近みんなに話を聞いてもらえなくて必要とされていないのでは?と悩んでいるらしい…
考えすぎだと言うからし先生。
ストレスが溜まっているんじゃないかと言う。
気晴らしでもしてストレスを発散させたらどうかと提案される。
一方、おでん屋台にはロックな感じのお客さんが来て大根を注文した。
だいこん先生は、食べられそのお客さんの心に来た。
そこはバイクでだだっ広い道路を走っているところだった。
バイクに乗っただいこん先生は、テンションが上がりストレスが吹き飛び元気になったようだ♪
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 08
第46話 無意味ってなんですかの巻き
登校中にクモの巣に引っ掛かっている蝶々を見付けた、たまごちゃんとおでんくん。
今にもクモに食べられそうだ!
おでんくんはギリギリのところで逃がしてあげた。
それを木の上から見て笑っているニセおでんくん。
『なんで笑ってたの?』とたまごちゃんは聞く。
ニセおでんくんは『君たちは無意味なことをやってるなと思ってね』と言う。
『クモは蝶を食べて生きている。食べ物を奪われたクモはいい迷惑さ』と言った。
おでんくんは『蝶々さんが可愛そうじゃないか』と言うが、ニセおでんくんは『そんな同情が無意味なんだよ』『あの蝶はクモに食べられる運命だった』『君がその運命を変える権利なんてないんだ』『それは傲慢と言うものだよ』と言い去って行く。
おでんくん達は、意味がよく分からなかったようだ。
それから時間が経ち、カマボコ犬に乗ってお散歩しているおでんくん。
飛行機を操縦し、おでんくんを見ていたニセおでんくん。
すると、いきなり突風が吹き操縦ができなくなってしまい墜落しそうだ!
どうやら、屋台でおじさんがくしゃみをしたらしい。
おでんくんは落ちていく飛行機を追いかけ、特大の『もちもちキャッチ』を取り出し投げる!
どうにか、飛行機が墜落せずに済んだ。
しかし、ニセおでんくんは『僕を助けるなんて本当に無意味なことばっかりする奴だな』と言った。
そして、運命を勝手に変えたと言われたおでんくんは『いけなかったの?』と聞くが『良くも悪くも無意味なのさ』と言われてしまった。
何を考えているのか全然分からない、おでんくんだった。
別な日、おでんくんが散歩しているとたまごちゃんの叫び声が!!
クモの巣に引っ掛かってしまったらしい。
そこにニセおでんくんが現れ『僕はクモ、君は蝶そういう運命なのさ』と言いい、たまごちゃんはまた叫んでいる。
そこにおでんくんが現れ、『たまごちゃんをいじめるなんて僕が許さないぞ』『君はやっぱり悪者だったんだな』と言い、『だったらどうする』と言うニセおでんくん。
おでんくんは、『もちもちパンチ』でニセおでんくんをやっつけたまごちゃんを助けた!
そして『また会おう』と言ってニセおでんくんは去って行った。
たまごちゃんはおでんくんにとても感謝し『おでんくんって素敵』『かっこよかったわ』『やっぱりおでんくんね』と言い、おでんくんは照れている。
どうやらこれは、おでんくんに助けてもらったニセおでんくんなりのお礼だったみたいだ。
そして、ニセおでんくんは『僕が君のためにこんなことするなんて無意味だったかな』と一人呟く。
第47話 消えたジャガーの巻き
おでん屋台に高級車で来たお客さん。
ゴージャスな入れ物に沢山おでんを入れ、お持ち帰りしていく。
お客さんは大豪邸に帰っていく。
どうやら、この屋敷の執事のようだ。
マダムが『誰にも見られなかったでしょうね』『セレブなマダムが屋台のおでんを買ったことを知られたらスキャンダラスですからね』と言う。
執事はおでんをお皿に取り分けていく。
しかし、ジャガイモを落としてしまった!
しょうがなく、落ちたジャガイモは犬の餌に。
しかし食べられず、犬のおもちゃにされている。
そして、犬はどこかに行ってしまった。
一方、他のおでん達はマダムに食べられみんなおでん沼から帰ってきた。
しかし、ジャガーが帰ってこない!!
ガングロたまごちゃんは『つーか帰らなくてもいいじゃん、あんな乱暴もん』と言う。
だいこん先生は『世の中にいなくてもいい者なんぞおらんのじゃよ』と言う。
『いじめっ子でも』と聞くたまごちゃん。
だいこん先生は『さよう、同じような子ばかりじゃ世の中は進歩せんのだよ』と言う。
おでんくん達は、助けに行けなくて困っていた。
夕方になっても帰ってこない…
ぎんなん坊主は寂しそうだ。
すると、マダムのペットの子ブタがジャガーを見付け食べてくれた!
するとジャガーはおでん沼から無事帰ってきて、みんな喜んだ♪
第48話 お母さんのココロの巻き
おでん屋台に初めてのお客さんが来た。
たまごちゃん、つみれちゃん、スージーは注文が入り外の世界に。
注文してくれたお客さんを見たら、おでんくんにそっくりだった!
おでん村に帰ってきた3人は、おでんくんについにお母さんが見付かったと言う!
しかし、みんなはコソコソ話だし、おでんじゃなく人間だし顔がそっくりなだけじゃんとおでんくんに聞こえないように話している。
それから数日が経ち、おでんくんはそっくりなお母さんが来るのを待っていた。
そこへ、だいこん先生が来て『酷なことを言うようじゃがなぁおでんくん、人間からおでんが産まれるなんてそんなことはありえんぞ』と言う。
しかし、おでんくんは『でも、僕会ってみたいです』『もしかして僕のお母さんかもしれない人なら会いたいです』と言ったその時、例のお客さんが来た!
お客さんは、ここのおでんの味が忘れられなく、また来たらしい。
おじさんと話していると、息子はおでんが好きだったらしい。
しかし、今は離れて暮らしていると言う。
なにか訳ありのようだ。
おじさんは息子さんが好きだったという、もち巾着をサービスした。
そして、おでんくんはお客さんの心へ会いに行った。
すると、心は息子さんの写真を見て泣いている。
おでんくんは、お母さんだと思い抱き着く。
しかし、心は『たかし』と言う。
おでんくんは『僕、たかしじゃないよ』と言うが『分かってるわ、でもたかしにそっくり』『お願いおばさんに抱かせてちょうだい』と言わた。
おでんくんは『やっぱり僕のお母さんじゃないの?』と聞くが『ごめんね』と言う心。
でも、おでんくんはなんだか心がポカポカしてきて『温かい』と言った。
『そうよお母さんの心は温かいのよ』『誰のお母さんでも』と言われ、お母さんの心を知ったのだった。
第49話 つみれちゃんの反省の巻き
いとこんくんが音楽を流しながら、たまごちゃんと歩いている。
たまごちゃんはいとこんくんが聞いている曲が気に入ったみたいだ。
いとこんくんは『僕がセレクトしてベスト盤作ってあげるよ』と言うと、たまごちゃんは『嬉しい』と言って、いとこんくんの腕に抱き着く。
それを陰から見ていたつみれちゃん。
つみれちゃんは、みんなが遊んでいるところに来て、たまごちゃんといとこんくんの噂を流す。
そこに、おでんくんが現れた。
何を話していたの?と聞かれるが、たまごちゃんのことが好きなおでんくんには言わない方がいいと言われ、誤魔化すつみれちゃん。
場所は変わり、つみれちゃんが歩いているとだいこん先生を見付けた。
つみれちゃんは『面白い話があるの』とだいこん先生に噂を流す。
だいこん先生は『つみれちゃんや、あまりそういう噂話をするのは良くないぞ』と言われる。
『どうして?』というつみれちゃん。
だいこん先生は『人のプライバシーに首を突っ込むことは良くないことじゃ』と言うが、『でも私噂話が好きなんだもん』と言うつみれちゃん。
そして『噂話は楽しいじゃないですか』と言うつみれちゃんにだいこん先生は『自分は楽しくても噂話を流された方の気持ちになってみなさい』と説教する。
『そんな話ばかりしているとみんなに嫌われしまうぞ』と言われるが『でも私噂話が大好きなんだもん』と反省していないようだ。
そこへちくわぶーが通りがかり、二人が『好きなの!』『ダメじゃそんな気持ちを持ってはいかん!』と口論しているところを聞いてしまい、つみれちゃんがだいこん先生のことを好きだと思い込み、みんなに噂を流してしまった!
そこへつみれちゃんが来て、なんの話をしているのか聞いてきた!
しかし、みんなは必死に誤魔化す!
つみれちゃんは『なによ、なによ!私を仲間外れにして』と言い、だいこん先生に言われた『そんな話ばかりしているとみんなに嫌われしまうぞ』という言葉を思い出す。
そしてつみれちゃんは、泣きながらどこかへ走っていった。
そこへ、みんなのところへ歩いてきただいこん先生は噂話を知る。
だいこん先生は、つみれちゃんの元へ行き『どうじゃつみれちゃん、少しは懲りたじゃろうな?』と言いつみれちゃんは反省したような顔で『はい』と言った。
第50話 怪盗カニコウモリ・リターンズの巻き
登校中のおでんくん、たまごちゃんを見付け挨拶をする。
そして『たまごちゃん今日はリボンをしてないの?』と聞き、ないことに気付いたたまごちゃんは『いやー!!見ないで!!』と叫ぶ!
そこへ、怪盗カニコウモリが現れた!
どうやらリボンを盗んだのは怪盗カニコウモリのようだ!
おでんくんは『たまごちゃんの大事なリボンを返せ』と言うが、たまごちゃんは『おでんくん、平気よ』『リボンならスペアをいつでも持ってるもん』と言い、それを見た怪盗カニコウモリは悔しがる。
場所は変わり、学校では思い出を題材にした授業をしている。
とうふ先生がこの世で一番大切なのは思い出だと言っているのを聞いた怪盗カニコウモリは、どうやって盗めばいいか悩んでいるようだ。
別の場所では、道を歩いているちくわぶー、そこへ神様がこっそり育てていたポテトチップの木があった!
ちくわぶーに見られた神様は『記憶掃除機』を出しそれで、今見られたちくわぶーの記憶を吸い取った!
それを見ていた怪盗カニコウモリは、これがあれば思い出を盗めると思い、記憶掃除機を盗んでいった!
しかし、ちゃんと使えるのか分からず、自分で試してみることに!
そうしたら自分の記憶が消えてしまった!!
別の場所では、おでんくんとたまごちゃんは一緒に帰っている。
そこに怪盗カニコウモリが歩いてきた。
しかし、様子がおかしい。
どうやら自分のことが分からないようだった。
別の場所では、ちくわぶーが記憶掃除機を見付け『これはなんだぶー』と蹴飛ばした。
すると、掃除機の中から記憶が飛んでいき、怪盗カニコウモリやおでんくん、たまごちゃん、ちくわぶーに他人の記憶が入ってしまい、様子がおかしくなってしまった!
それを見ていた神様は、大変なことになったと言いながらポテトチップスを食べるのだった。
第51話 灼熱おでん村の巻き
おでん屋台で鍋に火を点けたおじさん。
どうやら、醤油がないので買いに行くみたいだ。
一方、おでん村では縄跳びをして遊んでいるおでんくん達。
みんな暑いと言っている。
運動しているからだと言うが、それにしては異常に暑い…
どうやら、屋台の鍋が沸騰しているようだ!
おでんくんは、頭の巾着から『でんぷうき』を出しみんなで涼む。
しかし、あまりの暑さででんぷうきは溶けてしまった…
一方、おじさんはスーパーで醤油を探しているが、いつも使っているのがない。
定員さんに聞き探してもらうことに。
屋台では、ペロが鍋を冷まそうと頑張っている。
おでん村では、みんな暑くて動くのも辛そうだ…
このままではみんな干からびてしまいそう…
一同はおでん沼で涼もうと、沼に行くがほとんど干からびている!!
わずかな水を飲もうとみんなの争いが始まった!
一方、外の世界ではおじさんは無事醤油を買えたようだ。
帰ってきたおじさんは沸騰しているのに気付き、鍋に水を入れる!
すると、おでん村は雨が降り出し、いつものおでん村に戻った。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 09
第52話 たこボールナースの秘密の巻き
からし病院から、たこボールナースが行方不明になってしまった!
おでんくんは、からし先生に居場所を知らないかと聞かれるが、分からない。
そこで『もちもちれレーダー』を使い探すことに。
一方、別の場所ではお散歩中のガングロたまごちゃんが森の中で、たこボールナースを見付ける。
どうやら、たこボールナースは風邪を引いているみたいだ。
ガングロたまごちゃんは『風邪引いたんじゃないの?』と聞いた。
すると、たこボールナースは『そうなの、風邪を引くなんてナース失格だわ』『からし先生に顔向けできなくて…』と責任を感じてしまい、森に隠れていたようだ。
ガングロたまごちゃんは『いい子なんて悩みがないと思ったけど、結構大変なんだね』と言い『羨ましいわ、好きな事言えるガングロたまごちゃんが』とたこボールナースは答えた。
そこへ、おでんくん達が来た。
からし先生は『心配したぞ、いったい何をやってたんだね』とたこボールナースに聞く。
たこボールナースは『先生実は…』と言いくしゃみをした。
そこで、ガングロたまごちゃんが『私がたこボールナースちゃんに風邪をうつした』とかばった。
たこボールナースは『ありがとうガングロたまごちゃん』と言い病院へ戻って行った。
第53話 心はロンリーの巻き
おでん屋台に、仕事で悩んでいる男性客が来ている。
お客さんはガードマンの仕事をしていて、酷く怒られたらしい。
そこで、注文の入ったおでんくんとだいこん先生は、お客さんの心に会いに行った。
心は、一生懸命働いてるのに誰も認めてくれないと嘆いている。
おでんくんは『そんなことないよ、きっと誰かがどこかで見ているはずだよ』と言うが、心に『誰かって誰だよ』と言われてしまった…
おでんくんは不貞腐れる心を見て、だいこん先生にどうしたらいいか聞いた。
すると、だいこん先生は『ほっときなさい』『人間と言うものはちょっと嫌なことがあると逃げ出したいとか弱音を吐いたりするもんなんじゃ』と言った。
更に弱音を吐く心…
だいこん先生は『ここで甘やかしては強い人間にはなれない、厳しくするのが一番いいんじゃ』と言って二人はおでん村に戻って行った。
すると、心までついてきた!
心は自由だとはしゃいでる。
それを見ただいこん先生は『ここは君が住んではいかんのじゃ!ここでは君の生きがいは見つからんしの』と言った。
すると、心はどこかに行ってしまった!
おでんくん達は追いかけた。
心は、どうやらもう退屈してしまったみたいだ。
その時、ミートボーヤが丘を歩いている!
このまま歩いたら丘から落ちそうだ!!
おでんくんは急いで走っていき、ミートボーヤが落ちるのをギリギリでキャッチした!
すると、それを見ていた心は『僕もみんなの安全を守るために頑張らなきゃ』とやる気を出し、お客さんの元へ帰って行った。
そして、お客さんは元気になり夜勤に行ったのだった。
第54話 さつまどん再びの巻き
こんぶくんが走ってお家に帰っている途中、落し穴落ちてしまう。
しかも、おならの臭い!
これはジャガーの仕業だ!
最近ジャガーの嫌がらせが酷くなっているみたいだ…
おでんくん達は、さつまどんにジャガーを倒してほしいとお願いする。
そして、さつまどんはジャガーを呼び出した!
今にも決闘が始まろうとしたとき、ジャガーとさつまどんに注文が入ってしまった。
注文先は、ケンカしている兄弟だ。
兄弟はおでんを食べる。
お兄ちゃんは、さつまどん。
弟は、ジャガー。
二人は心に会いに行った。
お兄ちゃんの心に会いに行ったさつまどんは、ケンカを仕掛けられるが『強い男はケンカはしないでごあす』と言った。
一方、弟の心に会いに行ったジャガーは『あっち行けよ』と言われてしまった。
どうやら、いじめられそうに感じたらしい。
ジャガーは怒り頭突きをする!
屋台では帰ろうとする兄弟。
しかし、弟が頭を押さえて痛がっている。
これは痛いふりをしているだけだ、と言うお兄ちゃんの心。
どうやら、心配していないようだ。
しかし、さつまどんはお兄ちゃんの心に『本当に強い男は弱いものに優しいでごあす』と言う。
すると、屋台では頭が痛くて気持ち悪くなった弟を、お兄ちゃんがおんぶして帰って行った。
弟は嬉しそうだ♪
一方、おでん村に帰ってきた二人は睨み合って一触即発!
しかし、ジャガーが『俺様は強いから弱いものとはケンカしないんじゃが』と言い去って行った。
第55話 おでん村怪獣大行進の巻き
おでん村にに怪獣が侵略してきた!!
みんなは慌てて逃げる!!
おでんくんは、デカおでんくん1号を出し戦う!
しかし、メカおでんくん1号はピンチに!!
その時、だいこん先生はおでん村に古くから伝わる伝説があることを思い出す。
『未知なる侵略者の地獄の業火に焼かれし時、民の勇気と奇跡が合わさり、白き翼の巨人降り立つべし』
すると、沼のヌシの目が光り、沼が割れる!!
そして、中から白い翼が飛んできた!!
それがメカおでんくん1号と合体し飛べるよう!
そして、怪獣たちをやっつけた!!
第56話 はんぺんくんは人気者の巻き
はんぺんくんは注文が入りまくり大人気だ!
どうやら、屋台にはんぺんを求める行列ができているようだ!
なんと!ここの屋台のはんぺんを食べると、意中の彼とラブラブになれるという噂があるらしい!
しかし、はんぺんくんは注文が多すぎて倒れてしまう…
おでんくんは、『もちもちポンチョ』を出し、はんぺんくんに変装し代わりにお客さんの元へ!
しかし、はんぺんじゃないのがバレてしまう…
はんぺんを探すと言うおじさんに『それどうするんですか?』と言う女の子。
おじさんは『中身が出ちゃってるし売り物にならない』と言い、おでんくんはショックを受ける…
女の子は『それ私がもらいます』と言い食べた。
お友達の女の子には『新しい彼作ろうって来たんじゃん』『はんぺんじゃないとラブラブになれないじゃん』と言われたが、『このもち巾着って今の私と同じ感じ』と言い食べてみる。
すると、女の子の名前を呼ぶ男の子の声が!
どうやら、復縁しに来たようだ!
二人は無事復縁した♪
今度はこの屋台のもち巾着を食べると幸せになれるという噂が広がり、おでんくんは大忙しに…
第57話 秘すれば乙女の巻き
おでん屋台に男女のお客さんが来ている。
どうやら、男性の出世祝いのようだ♪
すると彼女から電話が入り席を外す男性。
それを見た女性は明るく送り出すが、寂しそう…
どうやら、彼のことが好きなようだ。
しかし彼は、彼女もいるし出世してニューヨークに行ってしまうらしい…
男性が戻ってきて、おじさんは『お祝いスペシャル盛』出し食べる二人。
女性に食べられた、おでんくんとガングロたまごちゃんは心に会いに行く。
どうやら心が泣いているようだ…
『大好きな彼が遠くに行っちゃう』と言う心に『そんなのついて行っちゃえばいいじゃん』と言うガングロたまごちゃん。
『告白だってできないのに…』と言う心。
ガングロたまごちゃんは『告白すればいいじゃん』と言うが『無理だよ』と言う心。
『そんなの告白しなきゃわからないじゃん』『もうすぐどっか行っちゃうんでしょ』とガングロたまごちゃんはイライラしている。
翌朝、ガングロたまごちゃんの言葉が忘れられない女性は、タクシーを拾い空港へ!
しかし道路は大渋滞…
女性はタクシーを降り走って空港へ!
しかし、飛行機の時間に間に合わなく泣いてしまう…
という夢を見ていたところを男性に起こされる。
どうやら女性は飲みすぎたようだ。
おでん村に戻ったおでんくんはだいこん先生に『人を好きになるって難しいことなんでしょうか?』と訪ねる。
だいこん先生は『いやぁ、難しいのは好きな人に素直な気持ちを伝えることじゃよ』と言う。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 10
第58話 初心ってなんですかの巻き
原っぱに寝そべっている、おでんくんとだいこん先生。
今日も平和だなぁと話している。
その時、丘の岩が崩れ落ちてきた!
おでんくんは『もちもちパンチ』で岩を砕こうとするが弾かれてしまう…
だいこん先生は大怪我をし、謝るおでんくん…
おでんくんは『あんな岩くらい、僕のもちもちパンチで跳ね返せると思ったのに』と言っている。
だいこん先生は『その油断がいかんのじゃよ』『初心忘るべからじゃ』と言った。
一方、おでん屋台には人を探している男性が来た。
どうやら探しているのは漫画家の宝塚先生みたいだ。
男性は先生はこっちへ来なかったか?と聞くが、おじさんはあっちの方へ行ったと言い、男性は『ありがとう』と言って編集長に『なんとか捕まえれそうです』と電話しながら歩いていった。
すると、おじさんは『宝塚先生もう大丈夫ですぜ』と言い、屋台のベンチの下から姿を現す先生。
『助かったよ』と言う先生におじさんは、『いいんですか?漫画の締め切りから逃げちゃって』と言う。
『いいんだよ』と言うが、どうやら本音は面白いアイデアが浮かばなくて描けないらしい。
それを聞いたおじさんは、アイデアを提供するが却下される。
先生はお腹が減っているようなので、もち巾着を注文した。
その頃、おでんくんはもちもちパンチの練習をしている。
そして、注文が入り先生の心に会いに行った。
そこには沢山の漫画が置いてあり、おでんくんは読んでみる。
とても面白いようだ。
心に続きを描いてと言うが、『描く気がしないんだよね』『ネタ切れなんだよね』とテーブルをガタガタ揺らす。
すると、積み重なっていた本が落ちてきてた!
おでんくんは『もちもちパンチ』でそれらを弾き飛ばし、先生は助かった。
そこへ、デビュー当時のファンレターが落ちてきて、それを見た先生は懐かしがる。
『今のファンも待ってますよ!続きを描いて!』と言うおでんくんに先生は、初心にかえり頑張ってみることにした。
第59話 ガングロデビルは誰だの巻き
つみれちゃんとたまごちゃんがお喋りしながら歩いている。
すると、たまごちゃんは足を踏み外して川に流された!
そこへ、おでんくんが通りかかり『もちもち浮き輪』で助ける!
助けられたたまごちゃんは、喜びおでんくんに抱き着く。
それを陰から見ていた、ガングロたまごちゃん。
それに気づいたつみれちゃんに『おでんくんはたまごちゃんだから一生懸命助けてくれたんだわ』と言われショックを受ける。
『もし、私が危ない目にあったらおでんくんは一生懸命助けてくれるかしら』と考えるガングロたまごちゃん。
そして、ガングロたまごちゃんはあることを試してみることに!
おでんくんは道を歩いていると、ガングロたまごちゃんの助けを呼ぶ声がして走って行った!
すると、そこには『おでんくんが助けに来ないとガングロたまごちゃんをいじめてやるぞ』という置手紙が置いてあった。
その手紙の差出人はガングロデビルと書いてある!
その時、どこからともなく笑い声が!
おでんくんは笑い声の方を見ると、丘に仮面をかぶった奴がいた!
どうやら、ガングロデビルのようだ!
『ガングロたまごちゃんはどこにいるんだ』と言うおでんくんに『教えてほしかったらカモン』と言うガングロデビル。
おでんくんは『もちもちロープ』を木に巻き付けでガングロデビルの元へ。
しかし、渡りきる寸前でロープをかけていた木を切られてしまい落ちていった。
そこへ、ウインナーくん、ちくわぶー、だいこん先生が歩いてきた。
『これはきっと悪い奴からおでんくんに対する挑戦じゃな』と言うだいこん先生。
その時、ガングロたまごちゃんが助けを呼んでいる!
おでんくんは、ガングロたまごちゃんのいる方へ走って行った。
それを陰から見ていたぎんなん坊主は、ジャガーに報告した。
ガングロたまごちゃんが好きなジャガーはガングロデビルを倒しに行くことに!
その頃、おでんくんはガングロデビルを見付け戦っている。
しかし、二人は体制を崩し丘から転がり木にぶつかってしまう。
すると、おでんくんの前にはガングロたまごちゃんが!
どうやら、ガングロたまごちゃんは『おでんくんが本当に私のことを助けに来てくれるか試してみたかった』だけのようだ。
そこへ、だいこん先生が来て『人の心を試すなんぞは決してやってはいけないことなんじゃ』と言われ、ガングロたまごちゃんは泣いてしまう。
おでんくんは『許してあげるよ』と言いガングロたまごちゃんは嬉しそうだった。
そして、おでんくんは『みんなも心配しているから本当のこと話さないとダメだよ』と言うが、『そんなのカッコ悪くて話せない』『おでんくん何とかして』と言い去って行った。
すると、そこへガングロたまごちゃんを心配してみんながやってきた。
ガングロデビルがいないのを怪しがるみんな。
ガングロたまごちゃんは疑われてしまうが、おでんくんがお面を被りガングロデビルになりきる!
そして、そこへジャガーが来ておでんくんは追いかけられていく…
第60話 やさしく叱っての巻き
今日はいきなり抜き打ちテストが始まった。
終わった人から休み時間にしていいと言われ、いつも優等生なたまごちゃんが一番乗り!
とうふ先生はご褒美に、たまごちゃんが読みたがっていた本を貸してあげた。
その日の夕方、おでんくん達は遊んで泥だらけになっている。
そこへ、ガングロたまごちゃんとスージーも入り泥だらけに。
おでんくんは『たまごちゃんもおいでよ』と誘うが、たまごちゃんは『やめてよ!そんな汚い手で触らないで!』と言い去って行った。
次の日、本を読みながら登校しているたまごちゃん。
おでんくんは『おはよう、たまごちゃん』と声をかける。
その時、たまごちゃんはつまずき転んでしまった。
そして本は泥に浸かってしまう…
『どうしよう、大事な本を汚しちゃってとうふ先生に叱られるわ』と言うたまごちゃんに、おでんくんは『じゃあ僕がやったことにすればいいよ』『叱られるのなんて慣れてるもん』『どうってことないよ』と言う。
たまごちゃんは『どうってことないんだ…』と言い、本を泥の中に落とす。
そして、おでんくんも落とし自分も泥の中へ!!
どうやら、たまごちゃんも泥んこ遊びしてみたかったようだ。
二人は泥んこ遊びを楽しむ。
そして学校へ行き、とうふ先生に本を返すが『なんてことを…』と言い手が震えている。
おでんくんが『僕がいけないんです』と庇おうとしたとき、たまごちゃんが『違います。私がおでんくんと泥んこ遊びに夢中になっちゃって落としたんです』と言った。
『たまごちゃんが!?』と驚いたとうふ先生。
『ごめんなさい』と言うたまごちゃん。
たまごちゃんは小声でおでんくんに『私もたまには叱られてみたかったの』とウインクをするのだった。
第61話 遥かなるブロードウェイの巻き
ブロードウェイに出るようなトップダンサーに憧れているゴマキちゃん。
そこへ神様が来て、どうしたら上手くなれるか聞くが『頑張ってね』とだけ言って神様は去って行った。
おでんくんは、ダンスが上手くなりたくて頑張っているゴマキちゃんに『もちもちシューズ』を履かせた。
ゴマキちゃんはそれを履いて練習するが、足を捻ってしまった…
からし病院で診てもらうが『当分の間、無理をしてはいけないよ』と言われてしまい落ち込んでしまう…
おでんくんはゴマキちゃんに謝るが、おでんくんのせいではないと言い泣くゴマキちゃん。
泣いているゴマキちゃんにキラキラ心味の『おにぎし』をあげる。
これを食べると心がキラキラ輝いてくるそうだ。
一方、屋台にはブロードウェイのトップダンサーがニューヨークに帰る前におでんを食べに来た。
ゴボウ巻きを差し出したおじさん。
しかし、ゴボウを木の根っこと勘違いされてしまう。
どうやら食べたくないようだ。
一緒に来たプロデューサーに食べられてしまった…
ゴマキちゃんの夢が叶うのはまだ先のようだ…
第62話 キューピッドになりたいの巻き
スージーにはんぺんくんとデートしてほしいと頼むおでんくん。
スージーは乗り気ではないが、おでんくんのためにはんぺんくんの元へ行ってあげることへ。
待ち合わせの場所で待っている、はんぺんくん。
スージーが来たことに気付き走って行くが、注文が入りお客さんの元へ…
待ち合わせ場所に辿り着いたスージーは、はんぺんくんがいなくて辺りを見回す。
その頃、はんぺんくんはお客さんに食べられ心の中に。
すると心は泣いている。
『どうしたの?』と聞くはんぺんくんに『彼と別れることにしたの、ずーっとプロポーズを待っていたのに』と心は言った。
そして『もう東京にいても辛いから国に帰るわ』と言う。
一方、おでん村ではスージーが怒っている!
はんぺんくんが来なくて怒っているみたいだ。
『おでんくんの嘘つき』と言い去って行く。
そのころ、おでん屋台には先程の女性を探しに来た男性が現れた!
『やっぱり遅かったか』と嘆いている。
どうやら、謝ろうと思って探しに来たらしい。
それを見ていたおでんくんとだいこん先生は、可哀想だなと言っている。
そこへ、はんぺんくんが来てさっき女性の心と話したと言った。
『国に帰る前に思い出の場所に行く』と言っていたようだ。
おでんくんは、ちくわくんの望遠鏡を覗き女性を見付ける!
そして、おでんくんは男性の元へ。
男性の心に会ったおでんくんは、『諦めちゃダメだよ心くん』『まだ間に合うよ、その人はすぐ近くにいるんだ』と思い出の場所にいることを教えた。
それを思い出した男性は、女性ともう一度追うことができた♪
第63話 あなたの心には誰がしますか?の巻き
ウインナーくんの顔に鳥の糞が落ち『ウインナーくんカッコ悪い』と笑うおでんくん。
ウインナーくんはおでんくんに『このことはみんなに言っちゃダメだよ』と言った。
『どうして?』と聞くおでんくんに『だってカッコ悪いじゃないか』と言うウインナーくん。
どうやらイメージが悪くなるのが嫌なようだ。
そこへ、たまたまごちゃんが歩いてきてウインナーくんと歩いて行った。
一方、おでん屋台では男性客が二人。
どうやら年下の同僚のようだ。
年下の男性はいつもお前の尻ぬぐいさせられてと説教し帰って行った。
そして、年配の男性はもち巾着を注文する。
その頃、おでんくんはだいこん先生に『僕のイメージってカッコ悪いですか?』と聞いている。
だいこん先生は『大切なのは中身じゃよ、見かけだけカッコよくなろうとしてもダメなのじゃ』と言った。
そして注文が入ったおでんくんは、年配の男性の心に会いに行った。
心はハードに筋トレをしている。
そして、とてもハードボイルドな心でおでんくんは圧倒された。
年配の男性は屋台から帰宅しようとしたとき、女性の叫び声が!!
どうやら、女性はひったくりに遭っているようだ!
ひったくりの犯人は屋台の方へ走ってきて年配の男性は『ちょっと君待ちなさいよ』と言う。
そして、ひったくり犯は殴りかかってきた!
しかし、年配の男性は一本背負いで投げ飛ばし捕まえる!
おじさんは『人は見かけによらないね』と驚いた。
おでん村に帰ってきたおでんくんはだいこん先生に『どうじゃったかなおでんくん』と聞かれ『人の心の中には見かけとは違う人も住んでることがあるんですね』と言い大事なのは中身だと学んだ。
第64話 恋しいの…の巻き
たまごちゃん達の話を陰から聞いていた、ガングロたまごちゃん。
話を聞いて、たまごちゃん達はおでんくんに夢中になってると勘違いしている。
そして、胸が苦しくなりフラフラしてしまう。
ガングロたまごちゃんは、からし病院で診てもらうが何も異常はない。
しかし、胸が苦しくて勝手に涙が出るようだ。
それを聞いた、からし先生は『それは恋の病かもしれんな』と言った。
そして『誰か好きな人がいるんじゃないかね』と聞いてきた。
ガングロたまごちゃんはモジモジしている。
場所は変わり、ガングロたまごちゃんは丘で泣いている。
そこへ、おでんくんがミートボーヤのお散歩をしに来た。
『何してるの?』とおでんくんは言い、寝そべる。
ガングロたまごちゃんはモジモジしている。
そこへ、たまごちゃん達が来た。
ガングロたまごちゃんはおでんくんを取られると思ったのか、たまごちゃん達の元へ行き『あんた達なんか、こっちくんな』と言う。
たまごちゃん達は訳が分からなそうだ。
そして、たまごちゃん達はに向かって走って行こうとしたとき、つまずき転がって行ってしまい木に激突して気を失ってしまう…
気が付いたガングロたまごちゃん、そこにはミートボーヤを囲み『大好き』と言っているたまごちゃん達。
どうやら、たまごちゃん達が好きだったのは、おでんくんではなくミートボーヤのことだったようだ。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 11
第65話 ロケットの不思議な旅の巻き
とうふ先生が長い間、試験と開発を続けてきたロケットがついに完成した!
今回のロケットは有人ロケットらしい!
どうやら、月まで行けるみたいだ!
とうふ先生は乗りたい人を募集しているが誰も手を上げない。
みんな、何度も失敗しているのを見ているので不安なようだ。
すると、みんながおでんくんを勧めてきて、おでんくんはロケットに乗ることに。
そして、ロケットに乗ったおでんくんは発射した!
なんと!今回の打ち上げ成功だ!!
そして、月に到着したおでんくん。
しかし、そこはおでん村にそっくりで、戻ってきたんじゃないかと思っている。
そこへ、たまごちゃんとウインナーくんが来た。
やっぱり、おでん村なんだと確信するおでんくん。
すると、ウインナーくんが『お家でお母さんが待ってるよ』と言った。
おでんくんは戸惑う。
そして、たまごちゃんとウインナーくんは消えていった。
月は願い事が叶う場所と話を聞いていたおでんくん。
自分のお家に行ってみると、中にお母さんの影が!!
急いで扉を開けようとしたその時!
煙が出て、そこからとうふ先生が!
どうやら打ち上げは失敗で、おでんくんが見ていたの夢だったようだ…
第66話 キングコンブ現るの巻き
こんぶくんとはんぺんくんは、ジャガーとぎんなん坊主にいじめられたようだ。
二人は、からし山脈から大声でジャガー達の悪口を言ってストレス発散している。
からし山脈を歩いていると、霧が濃くなり巨大な影が現れた!
その影はこんぶくんにそっくりで、『キングコンブ』と名付けた!
二人はこんぶくんの仲間だと思い、『僕をジャガーに勝たせてくれよ』とお願いしている。
その頃おでん村では、はんぺんくんがジャガーに追いかけられている。
はんぺんくんは、走ってきておでんくんの後ろに隠れる。
ジャガーは、はんぺんくんのことを嘘つきと言った。
はんぺんくんは『嘘じゃないよ、こんぶくんには強い味方がいるんだ』と言うが、ジャガーはそれが天まで届くくらいの大きさだと言われたようで信じていない。
その時、後ろから現れたこんぶくんに、膝カックンされジャガーが崩れ落ちた。
こんぶくんは『嘘じゃないさ、からし山脈には僕の味方がいるんだ』『もうお前なんか怖くないね』とジャガーに言う。
ジャガーは怒り『なんだとコンブ!俺様とやる気か!』と叫んだその時、たまごちゃが『やめなさいよジャガー、弱い者いじめはよくないわ』と言って助けようとする。
しかし、こんぶくんは『ノンノン、僕は弱くなんかないさ、みんなキングコンブを見たらもう弱いなんて言えなくなるぞ』と言いジャガーの頭をペンペン叩いている。
場所はからし山脈に移り、一同はキングコンブに会いに行った。
目的地まで辿り着いたこんぶくんは、キングコンブを呼ぶがどこにもいない。
ジャガーはやっぱり嘘だと、こんぶくんにお仕置きをしようとしたその時!
霧が濃くなり、キングコンブが現れる!
ジャガーはビビっている。
こんぶくんは気持ちが強くなり『今日からおでん村のナンバー1はこの僕さ』と言い、その横ではんぺんくんは『ナンバー2はこの僕さ』と言っている。
その時、キングコンブの隣に大きなはんぺんくんの影が!
『なんだキングコンブって僕の影だったのか』と気付いたこんぶくんは、ジャガーに土下座した。
第67話 ペロくんのたからものの巻き
お使いを頼みたくてペロを探しているおじさん。
どうやら、屋台の近くで穴を掘っているようだ。
そして、おじさんを威嚇している。
なんか、いつもと様子がおかしい…
あんなに喜んでお使いに行っていたのに…
話は少し遡る。
お使いで、お肉屋さんに来ていたペロ。
そこで、今日から働くことになったお姉さんと知り合う。
ペロは、お姉さんの付けているキラキラ輝く腕輪が気になり欲しいようだ。
しかし、これはお姉さんが東京に出てくるときに、お母さんがくれた大事な物だからと言う。
どうやら、お姉さんは女優になりたいと言って、反対を押し切って東京に出てきたようだ。
『なのに、今もう私…』『こんな事ペロくんに言っても分かんないよね』と言ってペロを抱き上げる。
後日、お姉さんと仲良くなったペロはお使いに行ったが、具合が悪く今日はいないようだ。
その夜、ペロは買い物袋にもち巾着を入れろと、おじさんに催促している。
ペロはそれを持ってお姉さんのアパートへ行き、おでんを差し出した。
食べられた、おでんくんはお姉さんの心に会いに行った。
心は風邪で寝込んでる。
しかも、ネコムンジャーに囲まれ苦しんでいる!
おでんくんは『もちもちトルネードパンチ』でネコムンジャーをやっつける!
すると、お姉さんは元気になった。
そして、お礼にペロに腕輪をあげたよ。
それから、しばらくしてペロがお使いに行くと、お姉さんはもうここにはいないと言われる…
どうやら田舎に帰ったらしい…
ペロは落ち込んだ。
そして屋台では、お客さんが多くておじさんは猫の手も借りたいくらい忙しい。
しかし、ペロは疲れて寝ていているようだ。
よく見ると、そこには一粒の涙が溢れていた。
第68話 自由って何ですか?の巻き
ガングロたまごちゃんは派手にイメチェンしてきて先生に注意される。
『そんなの私の自由じゃん』と言うが明日には戻してくるようにと言われたガングロたまごちゃん。
一方、おでん屋台では若いお姉さんがおでんを持ち帰りで注文していた。
おでんができたと言われ、受け取る時にお姉さんの付けていたリングピアスがおでんのお鍋に落ちるが、誰も気付かない。
お姉さんは気付かないまま、おでんを受け取り帰って行った。
そして、次の日おでん村ではガングロたまごちゃんが普通の格好に戻っていた。
グチグチ言いながら歩いているガングロたまごちゃんは釣りをしているおでんくんを見付けるが、よく見たらニセおでんくんだった。
ニセおでんくんは『君は僕とおでんくんを間違えないんだね』と言い、『だって全然似てないじゃん』と言う。
ガングロたまごちゃんは釣りをしているニセおでんくんに『何やってんの?そんなの楽しいわけ?』と聞いた。
するとニセおでんくんは『何を楽しもうが僕の自由さ』『君は自由に生きてるかい?』と聞いてきた。
『自由だよ』と言うガングロたまごちゃんに『そうかな、魚だって自由に生きてるつもりだろ?だけどあの魚はこの川の流れから外には出られないんだ』『せいぜいちょっと飛び跳ねてみるだけさ』というニセおでんくん。
ガングロたまごちゃんはよく分かってないようだ。
ニセおでんくんは『君だってそうさ、自由に自己主張しているつもりでも、本当はみんなの目を気にして目立ちたいだけなんじゃないのかい?』『それが本当の自由と言えるのかい?』と言われ釣竿を渡しどこかへ去って行った。
そこへ、おでんくんが歩いてきて『そろそろ行かないと学校に遅れちゃうよ』と言うおでんくんに『学校なんて面白くないもん』と言うガングロたまごちゃん。
どうやら、自由ってことに目覚めたらしい。
その時、釣り竿に魚がかかったようだ!
ガングロたまごちゃんとおでんくんは協力して釣ったら、出てきたのはリングピアスだった!
それを拾ったおでんくんは、そのリングピアスで電車ごっこをするように二人で学校まで走って行った。
その頃、準備中の屋台にお姉さんが来てピアスがなかったか聞いている。
おじさんは知らないようだった。
第69話 おでん村ヒットパレードの巻き
神様がおでん村でおでん村ヒットパレードというラジオ番組を放送している。
今日はリクエスト特集みたいだ♪
最初のリクエストはガングロたまごちゃん!
悩みを聞かせてと言う神様。
ガングロたまごちゃんは恋の悩みの相談をし始めたが、リクエストをするために電話をしたのを思い出した。
しかし、神様は悩みがないなら結構といい電話を切る。
そして、『沼』と言う曲を流した。
今度はお便りが来ているみたいだ。
ペンネームは『はんぺんくん』。
そこにはスージーへの想いが書いていた。
そこへ、また電話が入った。
電話はおでんくんからだ。
すると神様はいきなり問題を出した。
『作ったら早く食べなきゃいけないおでんの具はなんでしょうか?』
おでんくんは『今夜食うからこんにゃくん』と答えたが外れで電話を切られてしまい、おでんくんはリクエストできなかった…
そして最後の曲を流しラジオは終了した。
第70話 たまにはゆっくりの巻き
残業が続き、子供との時間がなかなか取ることができないOLの女性。
残業した帰り道、上司から電話があり『例の企画って明日朝一になっちゃったからさ』と言われ電話を切られてしまった。
女性は一瞬落ち込むが、気を取り直して近くにあったおでん屋台でパソコンをやり始め『おじさん、すぐ食べられるものを適当にね』と言われるが『すぐ食べられるのが、おでんの良い所なんですけどね』と言うおじさん。
女性はとても急いでいるようでパソコンに集中しているが、間違えて焦っている。
おじさんは、おでんをお皿に盛っている時に、女性が叫んだ!
どうやら、パソコンのバッテリーが切れたらしい…
女性は予備のバッテリーを探し始めたが、見付からない。
そして、諦めておでんを食べ始める。
食べられたおでんくんは、女性の心の部屋に来た。
心はとても忙しそうだ。
どうやら、何かを探しているみたいだ。
そこへ、タケさんとたこさんが来て部屋に落ちていた楽器で遊び始めた。
それを見た心は『人の部屋で勝手に何しだすのよ!』『私だって癒されたいのに!』と言い、おでんくんは『休みたかったの?』と聞き『当たり前でしょ』と答える心。
おでんくんは、そうだ!と言い『もちもちチェアー』を出した。
心はもちもちチェアーに横になり気持ちよくて喜んでいる。
すると、おじさんがホッとする曲を流し、目の前にバッテリーがあるのに気付いた。
『忙しい時ってそんなもんだよね』と言うおじさんだった。
第71話 ガングロたまごちゃん雲に乗るの巻き
おでんくんの頭にバトンが当たった。
どうやら、たまごちゃんがバトンの練習をしていてミスをしたようだ。
素直に謝りに来たたまごちゃんに、おでんくんは優しいねと褒める。
そして、たまごちゃんは許してくれたおでんくんを優しいねと褒める。
たまごちゃんはお詫びにケーキをと言い二人で歩いて行った。
そのやり取りを陰から見ていたガングロたまごちゃんは、モテるカラクリを知ってしまったようだ。
ガングロたまごちゃんは、生えている木を引っこ抜きおでんくんに投げる。
木が激突しておでんくんは倒れ『おでんくんやったのは私なんですけど、ごめんね』と素直に謝る。
『正直に謝ってるから許してほしい』というガングロたまごちゃんにたまごちゃんは『嘘よ!絶対嘘だわ!』『ガングロたまごちゃんったら、わざとおでんくんにぶつけたでしょう!』と言う。
おでんくんは『酷いよガングロたまごちゃん』と怒り去って行った。
ガングロたまごちゃんはうまくいかなくてイライラしている。
そこへ、雲に乗った神様が来て『正直に謝っても動機が不純だとマイナスポイント』と言われ怒るガングロたまごちゃん。
逃げようとする神様の雲に掴まり空を飛んでいった。
雲に乗って景色を見ているガングロたまごちゃんは感動している。
すると、ジャガー達が道に落し穴をたくさん作っているのに気付いた。
神様は、強風を吹かせジャガー達を落し穴に落とす。
自業自得だと穴の側まで降りてきた神様とガングロたまごちゃんは、ジャガーのおなら攻撃をくらう。
今度は、学校の図書館で勉強しているこんぶくんを見に来た。
こんぶくんは勉強が終わり片づけを始めるところだ。
神様は『一人で勉強するなんて偉い』と言い、マイレージが貯まったからご褒美を与えることに。
神様は自分の鼻毛を抜き、息を吹きかけふうっと飛ばす。
すると、小さい神様が沢山出てきて図書室の本を片付けてくれた。
勝手に片付けられていく本に驚きを隠せないこんぶくんだった。
しかし、めちゃくちゃに入れられた本に、どこにしまえばいいか分からなくなって焦っているこんぶくん。
終いには、本が全部落ちてきて下敷きになってしまった…
それを見た神様は、良かれと思ってやったことが裏目に出て落ち込んでしまった。
落ち込む神様に『どうだっていいじゃん、ウジウジすんなよ』と言うガングロたまごちゃんに『結構優しいのね』いう神様。
そして雲の度は終わり、ガングロたまごちゃんを地上に降ろされ神様は去って行った。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 12
第72話 おじさんのマフラーの巻き
今日は北風が寒いと話しているおじさん。
すると、強風が吹きおじさんのマフラーが飛ばされてしまった!
それを追いかけて行ったペロ!
マフラーは公園の木に引っ掛かり、ペロはジャンプしてマフラーを回収した。
それを見ていたおばあさんは、ブラボーと褒め可愛がってくれた。
おばあさんの話を聞くと、どうやら一人暮らしをしているようだ。
おばあさんは、『誰かが待っているんだろ?お行き』とペロを行かせる。
その時、くしゃみをしたおばあさん。
それを聞いたペロはおばあさんの元へ戻って行った。
そして、マフラーを渡す。
一方、おでん屋台では帰ってこないペロを心配しているおじさん。
おじさんは、来ていた常連客に店番を任せペロを探しに行った。
すると、公園でおばあさんと仲良くしているのを見付けた。
おじさんはその光景にショックを受け、そのままおでん屋台に帰ってきた。
その夜、屋台でお酒を飲み荒れている。
その時、ペロと遊んぶ時のボールを見付け『最近はペロと全然遊んでなかったな』と落ち込むんでいる矢先、ペロとおばあさんが一緒に屋台に来てマフラーを返し『ありがとうございました』と言った。
そして、屋台で経緯を聞いて安心したおじさんだった。
第73話 三丁目のミッコちゃんの巻き
スーパーに買い物に来ている屋台のおじさん。
すると、ボールが飛んできてぶつかった。
誰だ?とボールの飛んできた方向を見ると常連客のミッコちゃんだった。
どうやら、ボールを買ってもらって遊んでたらしい。
でも、ミッコちゃんはお父さんしかいないはずなのに、今日はお父さんがいない。
誰かに買ってもらったようだ。
おじさんは『最近おでん買いに来てくれないね』と聞く。
その時、ミッコちゃんを呼びながら近づいてくる女性が来た。
その人は、自分でママと言った。
そして『いつもミッコちゃんがお世話になって』と言い去って行った。
どうやら、ミッコちゃんに新しいママができたようだ。
ミッコちゃんは家に帰り、ママに『今夜はカレーよ』と言われたが『嫌だ、おでん食べたい』と言うミッコちゃん。
そして、泣き出して駄々をこねている。
一方、おでん屋台ではミッコちゃんのパパが来た。
おじさんは、新しいママのことを聞いている。
屋台で少しお話をして帰って行こうとしたときに、ミッコちゃん達が屋台に来た。
理由を聞いたミッコちゃんのパパは『そんなわがまま言っちゃダメじゃないか』と言い、ミッコちゃんは泣き始めた。
結局、3人は屋台で食べていくことに。
ミッコちゃんは、もち巾着を注文した。
食べられたおでんくんは、ミッコちゃんの心の部屋に辿り着く。
しかし、扉には鍵がかかって開かない。
どうやら泣いているようだ。
『新しいママは入っちゃダメ』と言うミッコちゃんに『新しいママができたんだね、いいなぁ僕にはママがいないんだ』と言うおでんくん。
どうやら、ママのいるミッコちゃんが羨ましいようだ。
そして、ミッコちゃんは『おでんくん可哀想』と言い鍵を開けてくれた。
おでんくんはミッコちゃんの元へ行って、泣いていた理由を聞いた。
ホントのママじゃなくて泣いているみたいだ。
おでんくんは『ママにホントも嘘もないよ』『僕、お母さんはいないけど、お母さんの心は知ってるよ』『僕のお母さんじゃなかったけど、お母さんの心は温かかった、だからミッコちゃんのママも本当のママと同じ心だよきっと』と言いミッコちゃんは元気になった。
ミッコちゃんは『ねぇママ、ママの作ったおでんも食べたい』と言い、泣いて喜ぶママだった♪
第74話 神様の不思議な豆の木の巻き
今日の屋台はお客さんが来なくて暇なようだ。
そこへ、一人のお客さんが来た。
そのお客さんは神様だった。(おじさんは神様のことを知らない)
神様は、おでんをたくさん食べて帰ろうとした。
しかし、お代を受け取っていないおじさんは、神様を引き留める。
『お代?お金?そんなものは持ってませんぞ』と言う神様。
おじさんは『あなたタダ食いするつもりなの?』と言い、神様は『わしゃ知りませんよ』と言う。
『まいったなぁ』と言うおじさんに、神様は『これならありますぞ』と一粒の豆を渡した。
『こんな豆一粒貰ったって…しょうがないなぁ…今日のところはツケにしておくから、今度お金持ってきてね』と言うおじさん。
そして神様は帰っていった。
おじさんは落ち込み、豆をおでん鍋の横に置いてあったお皿に置いた。
すると、おじさんが見ていない時に豆が鍋の中へ飛び込んだ!
その頃、おでん村では道を歩いていたおでんくんの足元に、豆が隕石のように飛んできた!
おでんくんが落ちた豆を覗くと、大きい木の芽が生えてきた!
おでんくんは、それに乗ると芽はグングン成長し空高くまでいってしまった。
そこへ、ジャガーとぎんなん坊主が通りかかり、斧で木の芽を倒そうとする!
斧を振った瞬間、木の芽がジャンプしてかわした!
そして、ジャガーとぎんなん坊主を蹴飛ばし吹っ飛ばした!
一方、おでん屋台では鍋から木の芽が出て、宇宙まで成長していた。
すると、おでんくんは神様がいる星を見付け、そこに降りた。
神様は『あの豆の木に乗ってきたのかい?』と聞き『はい』と答えるおでんくんに『それは奇跡』と言った。
おでんくんは『ここで何をしてるんですか?』と聞くと『お主の乗ってきたあの豆を育てているのじゃよ』と言われ周りを見渡すと、沢山の木の芽がある。
どうやら、これは幸せの種で地上に蒔くのが神様の仕事らしい。
その時、神様は沢山ある芽の中に悪い草が生えているのを見付ける!
最近、幸せの種はなかな育たなくなってきて、地上では不安の種や争いの種ばかり育っているらしい…
そこで、神様はおでんくん『幸せの種を蒔くのを手伝ってくれ』と言った。
おでんくんは、神様から種を受け取り地上に幸せの種を蒔いた!
すると、屋台のおじさんは鍋がキラキラ光っているのに気付き、味見をしてみる。
どうやら、いつものよりずーっと美味しいようだ!
おじさんは、自分が求めていた味になり喜んだ♪
第75話 雪の日の物語の巻き
おでん村では雪が積もったようだ。
みんなは楽しそうに遊んでいる。
スキーをしたり、雪合戦をしたり大はしゃぎ♪
一通り遊び、みんなは疲れて帰って行った。
おでんくんは、遊び足りなくてカマボコ犬と遊び、その帰り道ウインナーくんの家の前を通った。
ウインナーくんは家族で楽しそうに過ごしている。
おでんくんは羨ましそうだ。
そこへ、だいこん先生が通ってきた。
だいこん先生に話しかけられたおでんくんは、元気がない。
『どうしたんじゃ?』とだいこん先生に聞かれるが『なんでもありません』と言い、おでんくんは帰って行った。
その夜、おでんくんは日記を書いていると、外で何か音がした。
家から出てみると、おでんくんそっくりの雪だるまが置いてあり、おでんくんは笑顔になる。
それを陰から見ていただいこん先生は『少しは元気になってくれたかのぉ』と言った。
第76話 モチ太郎の巻き
今日は学芸会。
だいこん先生は楽しみにしているみたいだ。
早速、舞台が始まった。
おじいさん役は、いとこんくん。
おばあさん役は、たまごちゃん。
ある日、おばあさんが川で洗濯をしていると、大きなもち巾着が流れてきた。
おじいさんとおばあさんは、もち巾着を家に持ち帰り食べようとしたとき、巾着の中から『モチ太郎(おでんくん)』が現れた!
その頃、都では悪い鬼が暴れていておじいさんはモチ太郎に鬼退治に行かせる。
鬼退治に向かったモチ太郎は『犬(ウインナーくん)』、『キジ(こんにゃくん)』と出合い鬼退治に誘うが、キビ団子をくれればお供すると言われた。
しかし、キビ団子が何か分からないモチ太郎は、二人をお供にすることができなかった。
すると『熊(はんぺんくん)』が仲間になってくれると言うので、一緒に鬼ヶ島が見える浜辺までに来た。
浜辺では、『亀(こんぶくん)』がいじめられている!
モチ太郎は『こら!弱い者いじめは許さないぞ!』と言った。
すると『いじめっ子(ジャガー)』は『じゃあそこの白いふわふわした奴と交換じゃが』と言い、熊をさらっていった。
モチ太郎は『助けてくれてありがとう。お礼に竜宮城に案内するよ。』と亀に言われ、竜宮城へ来た。
竜宮城に来たモチ太郎は、お礼の踊りを見ることに。
モチ太郎は鬼ヶ島へ急いでいるようなので、踊りをあまり見ずに『玉手箱(ちくわぶー)』を貰った。
そして鬼ヶ島に到着したモチ太郎は、中へ入ろうとするが亀と玉手箱に一人で行けと言われ、『門番(さつまどん)』に帰った方が言いと言われた。
その時、『鬼(ガングロたまごちゃん)』が現れた!
鬼は怒っているようだ。
モチ太郎は『もちもちソード』を出して戦うが、鬼のこん棒でやられてしまう…
すると、鬼は玉手箱を見付け開けてしまった!
玉手箱からは煙が出てきて鬼は、全身真っ白になりどこかへ行ってしまった。
そして、無事に平和を取り戻したモチ太郎だった。
第77話 おでん村大バザールの巻き
今日はおでん村大バザールの日!
お客さんがいっぱいで賑わっている!
ウインナーくんのお店は、とてもゴージャスな商品が売っていると思いきや『みんないらないからタダで持ってっていいよ』と言うウインナーくんに大勢が群がる!
一方、だいこん先生は石を売っている。
石の魅力を分かるお客さんがいなくて、ガラガラだ。
そこへ、さつまどんが来て石を褒める!
だいこん先生はとても喜んだ。
ジャガーの店では、盗品が売っているようだ。
はんぺんくんとちくわぶーは、ジャガーにつかまり奥の部屋へと連れていかれた…
おでんくんは、売るものがないので曲芸をしている。
しかし、ボール2つでお手玉をしているだけだった。
それを見ていたこんにゃくんが、ボール4つでお手本を見せた。
おでんくんもチャレンジするが全くできない…
落ち込むおでんくんに『おでんくんや、このバザールはなんの為にあるか分かっておるか?』とだいこん先生に聞かれ『みんなが集まって楽しいから』と答える。
だいこん先生はそれだけじゃないと言う。
『自分でいらなくなった物でも、他の誰かの役に立つ。ただのガラクタに見える物でも、きっと誰かがその価値を分かってくれる。捨ててしまったら勿体ない。だからバザールがあるんじゃよ。』と言った。
そして『だから、おでんくんの曲芸だってきっと誰かが喜んで見てくれるよ』と言われ、やる気になったおでんくん。
しかし、夕方まで誰も来ないのだった。
第78話 おでんくんのヒミツの巻き
でんでんパークで遊んでいる、おでんくん達。
みんな楽しそうだ。
すると、いきなり雲行きが変わり大雨と雷が降り出した!
みんなは洞窟に避難し雨が止むのを待った。
しばらくすると雨が止み、外に出ると遊具が雷で壊されていた…
ガングロたまごちゃんはそれらを直すと言い、みんなで力を合わせることに!
そして、元通りにすることができた。
ここで、ちくわぶーがおでんくんに『どうして頭の中からいろんなものが出せるんだぶー』と聞かれ『それはね』と言い、頭の中を見せてくれた。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 13
第79話 友情ってなんですかの巻き
こんにゃくんが学校に忘れたこんにゃくモップを使い、おでんくんはちくわぶーと遊んでいる。
こんにゃくんは『大事な物なんだぞ!』と怒るが『そんなに大事ならどうして置き忘れたりするのさ!』とおでんくんが言う。
すると『もう、おでんくんとは絶交だ』と言い、どこかへ行ってしまった。
その日の夕方、だいこん先生に注意されるおでんくん。
だいこん先生に『素直に謝ればよろしい』と言われる。
一方、外の世界では野球少年の元気がない。
おじさんが話しを聞くとキャッチャーをやっている野球少年は、ピッチャーにサインを出すが指示を聞いてもらえず、ホームランを打たれてしまった。
野球少年はピッチャーに『サイン通り投げろ』と言うが、『お前のへなちょこリードやってられない』と言われ、ケンカになったらしい。
おじさんは野球少年を励まている。
その時、ピッチャーが現れた。
二人は、どちらも謝ろうとしているが言い出せない。
そこで、おじさんは『よし、腹減ってんだろ二人とも!おでん食べよう!温かいの!』と言う。
その頃、おでんくんはこんにゃくんに謝るが『今更謝ったって遅いよ!』と言われ『素直に謝ってるのに!』と言うおでんくんに『謝りゃいいってもんじゃないよ!』とこんにゃくんが言う。
おでんくんはそれに怒り『なんだよ、じゃあもう謝んないよ!』言った。
その時、おでんくんとこんにゃくんに注文が入り野球少年達に食べられる。
おでんくんはピッチャーの心に、こんにゃくんはキャッチャーの心に会いに行った。
それぞれ、心とキャッチボールをしていたら、気持ちが変わり仲直りすることができた。
第80話 おでん村にサイが来たの巻き
おでんくん達はテニスで遊ぶ約束をしていたが、ウインナーくんが約束の時間になっても来ない。
そこへ、こんぶくんが歩いてきて、ウインナーくんが原っぱでのんびり寝ころんでいたのを見たと言う。
おでんくん達は、ウインナーくんを探しに来た。
するとウインナーくんを見付けたおでんくん達は、テニスしようよと言うが『だってめんどくさくなっちゃたんだもん』と言う。
その時、大きな足音が!
音の方を見ると、ピンク色のサイがいた!
おでんくん達は、驚いてる。
こんぶくんは図鑑でサイのことを調べてみると『めんどくサイ』という種類のサイのようだ。
どうやら、めんどくサイの鳴き声を聞くと、なんでもめんどくさくなってしまうようだ!
その時、サイが鳴いた。
おでんくん達は、なんだかめんどくさくくなりその場に寝転がってしまった。
そこへ、だいこん先生が通りかかり『どうしたんじゃ?』と聞くが『説明するのもめんどくさいです』というおでんくん。
すると、めんどくサイの側に青色のサイがやってきて鳴いた。
その鳴き声を聞いたおでんくん達は、いきなり起き上がり急いで走って行く!
どうやら『急ぎなサイ』というサイのようだ。
おでんくん達は、急いでテニスを始めた!
凄いスピードでラリーが続いている!
みんなは疲れるが、止まりたくても止まれないようだ…
そこへ、また違う鳴き声が聞こえた!
今度は緑色のサイの鳴き声だった。
これは『ほどほどにしなサイ』というサイのようだ。
この鳴き声を聞いて、みんなは元に戻ることができた。
第81話 僕は君の友達の巻き
テニスコートを賭けて、おでんくんとジャガーが勝負している。
しかし、おでんくんは負けてしまい、たまごちゃん達に責められる。
そこへ、ウインナーくんがやってきてジャガーと勝負することに!
だが、ウインナーくんは空振りをして負けてしまった…
ウインナーくんは落ち込んでいる。
おでんくんが励ますが自信を無くしてしまっている。
そこへ、だいこん先生が来て『ウインナーくんは初めてのスランプにショックを受けておるのじゃよ』と言った。
おでんくんはスランプが何のことか分からないらしい。
だいこん先生は『人生には空振りをしてしまうことがあるんじゃ、空振りをすれば自信がなくなる、自信がなくなれば元気がなくなる、これすなわちスランプなんじゃ』と説明した。
すると、たまごちゃん達が急いで走って行く。
おでんくんが理由を聞くと、ロールキャベツくんが帰ってきたようだ。
みんなは、ロールキャベツくんに会いに行った。
そこへ、ジャガーが来て勝負しろと言う。
しかし、『この刀は勝負するための物じゃない』と言うロールキャベツくん。
そんなのお構いなしにジャガーは攻撃を仕掛けるが、ロールキャベツくんに短パンを切り刻まれ逃げていた。
それを陰から見ていたウインナーくんは『ロールキャベツくん、また人気を独り占めだな』と言い、去って行った。
ウインナーくんは川を見ながら落ち込んでいる。
そこへ、ロールキャベツくんが現れ『どうしたの?元気がなさそうだけど』と聞くと『ちょっとスランプみたいで』とウインナーくんは答えた。
『似合わないよウインナーくんにスランプなんて』とロールキャベツくんは言い『僕も初めてさ、だからどうしていいか』と悩んでいる。
そこで、ロールキャベツくんは『僕なんて、この刀がないと恥ずかしくて人前に出られないんだよ』『本当は気が小さくて、これがないと何もできなくてシクシク泣いてたんだ』『でも、友達から元気をもらったのさ』と言い『友達?』と聞くウインナーくん。
ロールキャベツくんは『おでんくんだよ。おでんくんは僕のことを始めて友達と言ってくれたんだ』『ウインナーくんは僕より沢山の友達がいる』『気付かないけど、沢山の元気をもらっているのさ、スランプなんかどうってことないよ』『おでんくんを見てごらん、おでんくんはスランプぐらいでへこたれないよ』と言い、ウインナーくんは元気を取り戻した。
そして、ジャガーとテニスで再戦!
今度は見事勝つことができた♪
第82話 遠足は大騒ぎの巻き
今日はおでん村の学校の遠足。
お昼休憩の時間になり、みんなお弁当を持ってきたはずなのに、なくなっている。
どうやら、怪盗カニコウモリが盗んだようだ。
困っているみんなを見て怪盗カニコウモリは喜んでいる。
その時、みんなが泣き始めた。
おでんくんは、怪盗カニコウモリが隠れているのに気付いた!
逃げる怪盗カニコウモリ。
おでんくんの『もちもちキャッチ』で捕まえるが、『カニシザーハンズ』でもちもちキャッチを切り逃げる。
おでんくんとジャガーは追いかけて行く!
そして、追い詰めたかと思ったが空を飛んで逃げていった。
すると、おでんくん達がたどり着いた場所には古い絵文字が描かれていた。
どうやら、古代おでん文字のようだ。
絵文字がおでんくんにそっくりで、おでんくんは同じポーズをしてみることに。
すると、絵文字が光り岩が崩れピラミッドが現れた!
ピラミッドの上にいた怪盗カニコウモリは、ピラミッドのてっぺんにあったお玉に飛ばされていった。
そして、お弁当はみんなのところへ降ってきたのだった。
第83話 地球を守れ!おでんくんの巻き
おでん屋台に宇宙飛行士になるのが夢な守くんが来ている。
守くんは宇宙に詳しい。
おじさんは、未来の宇宙飛行士さんにたまごをサービスした。
守くんは、たまごを食べようとしたときに口に何かが入るが、気を取り直してたまごを食べた。
たまごちゃんは、守くんの心の森を歩いている。
その時、たまごちゃんの背後で何かが起き叫び声を上げる!
その叫び声はおでん村まで聞こえ、おでんくんとだいこん先生が気付いた!
おでんくんは、たまごちゃんを助けに行くことに!
この子の心の森に辿り着き、たまごちゃんを探すおでんくん。
その時、たまごちゃんの助けを呼ぶ声が!
声のする方へ行くと、たまごちゃんとプカプカ浮かぶ宇宙人がいた。
その宇宙人は、たまごちゃんをさらっていく!
おでんくんは『もちもちパンチ』で助けるが、宇宙人は攻撃が全然効いていないようだ。
どうやら、地球を征服しに来たらしい。
おでんくんは、攻撃するが逆にやられてしまう…
おでんくんの助けを呼ぶ声に、だいこん先生、こんにゃくん、ウインナーくんが助けに行った!
おでんくん達は、力を合わせて戦いどうにか勝つことができた。
第84話 スージーのサバイバル大作戦の巻き
屋台は若い女性で賑わっている。
この頃、はんぺんくん達が凄い人気なようだ。
ガングロたまごちゃんはスージーに、売れない者同士仲良くしようと言われるが、スージーはおでんとしてのプライドが気付けられたと怒って行ってしまった。
怒りながら歩いているスージーは、崖に気付かず落る寸前でおでんくんに助けられた。
おでんくんは『崖っぷちで危なかったねスージー』と言うとスージーは『どうせ私は崖っぷちよ!』と怒り、おでんくんをビンタして去って行った。
その頃、屋台では最近人気がないって悩んでいる若い女性たち。
おじさんは『それなりにアピールしてみたらどうかな?分かってもらうにはそれなりに努力しないとね』と言った。
それを聞いていたスージーは、はんぺんくんをデートに誘う。
しかし、はんぺんくんは注文が来てしまった。
それに飛びついて、スージーも無理矢理ついていく。
おじさんは、はんぺんとついでについてきた牛筋をセット価格にして安くすることに。
すると、となりの若い女性も牛筋セットで頼みスージーは人気者になった。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 14
第85話 恋ってなんですかの巻き
とうふ先生は風邪をひいたようで、からし病院で診察をしてもらっている。
たこボールナースは風邪で元気のないとうふ先生を心配していたようだ。
そんな優しいたこボールナースに、とうふ先生は恋をしてしまい上の空。
道でおでんくんとすれ違っても気付かないほどだ。
おでんくんはとうふ先生の様子がおかしいと、からし先生の所へ相談へ行った。
からし先生は塗り薬で熱なら一発で下がったはずだというが、おでんくんは『ほっぺが赤かったんですけど』と言う。
そこへ、たこボールナースが現れ、鏡で身だしなみをチェックしほっぺを赤める。
それを見たからし先生は、『おでんくん、とうふ先生の熱はわしにも治しようがないかもしれんぞ』と言った。
その日の夕方、とうふ先生が丘に座りギターの引き語りをしている。
それを見たおでんくんは『とうふ先生大丈夫かな?』と心配そうだ。
そこへ現れたつみれちゃんが『心配ないわ、おでんくん。とうふ先生はたこボールナースに恋してるのよ』と言った。
二人は病院の方を見ると、窓からとうふ先生を見ているたこボールナースを見付けた。
つみれちゃんは『みんなには内緒よ、おでんくん。恋はそーっと育てるものだから♪』と嬉しそうに去って行った。
そこへ、だいこん先生が歩いてきた。
おでんくんは『恋ってなんですか?』と聞く。
すると、だいこん先生は『恋というものは不思議な物なんじゃよ。会いたくて切なくて悲しくなると分かっていても会わずにいられない気持ち。それが恋じゃよ。』と言った。
次の日、とうふ先生がたこボールナースに恋をしているという噂が広がっていた!
どうやら、噂を広めたのはつみれちゃんのようだった。
第86話 おでん村買いますの巻き
お客さんが来なくて暇そうなおじさん。
そこへ、一台の高級車が止まり降りて来た外人の社長と秘書。
いきなり屋台を売ってほしいと言い出した!
どうやら、社長の国では日本ブームで日本村を作るそうだ。
社長はそこへおでん屋台を是非とも出したいという。
明日には国へ帰るそうで、商談をまとめるためにアタッシュケースいっぱいの現金を見せられた!
おじさんは必死に断っている。
『そもそも、社長はおでんが好きなんですか?』と聞おじさんに『日本食は苦手』という社長。
それを聞いたおじさんは『食べたことないのに屋台を買収しようってわけ!?』と聞き『日本の文化は尊敬してます。でも、おでんはちょっと…』と言う社長。
おじさんは『もうそれじゃ話になんないじゃん』と言い、おでんを食べさせる!
すると社長は感動して『こんな素晴らしい食べ物は初めてだ』と言った。
そして『こんな素晴らしい味を守っているあなたに心から敬意を表します』『これだけ愛されている屋台をここから持ち去ることは諦めました』と言い屋台を売らずに済んだのだった。
第87話 涙の赤い傘の巻き
梅雨で毎日毎日雨ばっかり。
屋台の側のバス停には赤い傘を差した女子高生が、バスにも乗らずずっと立っていた。
次のバスが来て、男子高生が走ってバスに乗り込んだ。
すると女子高生も、それを待っていたかのようにバスに乗った。
それを見ていたおじさんは『なるほど、青春してるなぁ』と言う。
どうやら女子高生は先ほどの男子高生が好きなようだ。
次の日も雨。
すると、女子高生が今日もバス停で待っている。
そして、男子高生が乗るタイミングで一緒に乗る。
また次の日も雨。
女子高生は今日もバス停にいた。
そこへ男子高生が走ってきて『ごめん、ごめん待った?』と言い、女子高生は笑顔で振り向くが『遅いよヒロくん』と言う声が。
どうやら彼女がいるようだ。
それを見た女子高生はショックで傘を捨て、泣いて走って行き転んでしまった!
すると、それを見ていたおじさんが傘を差しだし、屋台でおでんを食べさせた。
食べられたおでんくんは、女子高生の心に会いに行く。
すると、心は突然泣き始め雨が降ってきた!
どんどん水位が上がり、おでんくんは『もちもち花火』で花火を打ち上げた!
すると雨はピタリと止んだ。
どうやら思いっきり泣きたかったようだ。
沢山泣いた女子高生は、スッキリして帰って行ったのだった。
第88話 遠い国から来た男の巻き
屋台に来た若いお兄さん、電話口で忙しくて同窓会に出られないと言う。
それを聞いていたおじさんは『景気いいんだね、お客さんのとこは』と言うが『聞こえちゃいました?ぜーんぶ嘘なんすよ今の話』と言うお兄さん。
どうやら就職試験で落ちて以来、ずっとバイトで食いつないでいるらしい。
友達はみんな就職してしまって、ついつい嘘をついてしまったようだ…
おじさんは『これでも食べて元気出して』と言い、もち巾着を差し出した。
お兄さんは嬉しそうに『もち巾着かぁ。昔親父が好きだったらしいんすよ。もし生きてたら今の俺を見てがっかりするだろうな』と言いもち巾着を食べた。
食べられたおでんくんは、お兄さんの心に会いに行った。
心は落ち込んでスネている。
おでんくんは、励ますことができなくておでん村に帰ってきた。
そして、お兄さんは『この先僕はいったいどうなっちゃうのかな?』と頭を抱える。
すると、隣に座っていたサングラスのお客さんが『なぁ君。就職試験に落ちたくらいで落ち込むことはないぞ。俺だって何度も落ちてる。人間誰でも強いって訳ではないぞ。でも強くなろうとするその心が大切なんだ。分かるか?』と言い『君はまだ若い。何度失敗したって構わない。強い心というのは失敗を恐れない心のことだ。正々堂々と胸を張って生きればいい。』と言われお兄さんは目を輝かせた。
サングラスのお客さんは時計を見て『あっ、いかん。もう帰らないと』とつぶやく。
『もう少しお話を聞かせてくれませんか?』とお兄さんは言うが『残念だけど、ちょっと遠いとこから来たんでね』と言った。
『俺にごちそうさせてください』と言うお兄さんに『じゃあ、もち巾着でもごちそうになるかな』と言うサングラスのお客さん。
『私は昔からもち巾着が好きでね、ありがとう頂くよ』と言い食べる。
おでんくんは、サングラスのお客さんの心に会いに行くことに。
心の部屋に辿り着いたおでんくん。
しかし、たどり着いた瞬間部屋が光り、おでん村へ帰されてしまった!
どうやら、あのお客さんには体も心もなかったようだ。
すると屋台では、お客さんの姿は消えてなくなっていた。
二人は屋台の外に出るがいない。
すると、お兄さんは涙ぐんでいた。
おじさんは『どうしたの?』と聞くと『なんだか、親父に励まされたような気がして。俺が生まれてすぐに天国に行っちゃたんで話したこともないんですけど。』と言った。
第89話 理想って何ですかの巻き
いとこんくんはサーフィンをしている。
それを見ていたおでんくんは、凄い凄いと褒める。
しかし、いとこんくんは『理想のライディングにはまだまだだよ』と納得していないようだ。
おでんくんは『理想ってどういう意味?』と聞くが、いとこんくんは『最高に素晴らしくてこれで完璧っていうのが理想だよ』言う。
それに目を輝かせ『理想ってすごいんだね』とおでんくんは感激した。
今度はたまごちゃんの理想を聞いた。
たまごちゃんは『カッコ良くて~、頭が良くて~、スポーツもできて~、面白くって~ で、やっぱりお金持ちでセレブなんか理想のタイプよねぇ』『そして一見クールで冷たいんだけど、でもホントは優しくて~みたいな人がホントに理想だわ』と言う。
おでんくんはため息をつく…
今度はたまごちゃんが理想を聞いてきた。
しかし考えるが思いつかない。
そこへ、ニセおでんくんが現れ『理想なんてくだらない』と言う。
おでんくんは『どうして?理想って完璧で最高なんだよ!凄いんだよ!』と言うが、それを『どうかな?人間たちを見てごらん』とお鍋の外の東京タワー指さす。
『人間達はあんなに高い塔を建てても満足できなくて、もっと高い塔を建てようとしている。どんどん高い塔を建てていって、これで人間たちが幸せになったと思うかい?理想を追いかけてもどんどん理想が高くなるばかりで、いつまで経っても理想には手が届かないのさ』と言う。
しかし、ニセおでんくんの話を聞いても、おでんくんとたまごちゃんはよく分からないようだ。
『やっぱり君たちには難しすぎるかな?』と言うニセおでんくんに『なによ!いつもいつも偉そうに出てきてへ理屈ばっかり言っちゃって、ニセおでんくんなんて大っ嫌い』と言うたまごちゃん。
『ずいぶん嫌われちゃったみたいだな。じゃあね、また会おう』とニセおでんくんは去って行った。
また後日、いとこんくんのサーフィンを見ていたおでんくん。
ぼーっと理想について考えているようだ。
おでんくんはいとこんくんに『理想って本当にはならないの?』と聞いた。
『そうだねぇ、理想っていつまで経っても手が届かない物かもしれないよね』といとこんくんが言う。
『じゃあやっぱり、理想って考えても仕方がないことなの?』と言うおでんくんに『そんなことないんじゃない?僕はいつも今度こそ理想の波乗りができるかもしれないと信じてサーフィンしてるよ。だからずっとサーフィンが楽しいんだ。理想があるからまたサーフィンをやる気になって、少しずつサーフィンが上手くなるんだよ。』『そっか!じゃあ理想があるっていいことなんだね!』とおでんくんはやる気になった。
第90話 ひらけ、でんがらがったんの巻き
ある朝の事、自宅でストレッチをしていたおでんくん。
部屋にいきなりドアが出現した!
おでんくんはドアから外に出てみるが、気付いたら部屋に戻っていた。
もう一度外に出るが、出た瞬間また元の場所に戻ってしまう。
おでんくんは、みんなにこの出来事を説明するが、そんな訳はないと言われてしまう。
そこへ、だいこん先生が来ておでんくんが説明する。
その説明を聞いて『外へ出ても中へ戻る不思議なドアか』と言い何かを思い出すだいこん先生。
みんなはおでんくんの家に行って確かめに行くことに!
こんにゃくんは『なんだ普通のドアじゃん』と言って外に出るが中に戻ってしまう。
そこで、こんぶくんんが『みんなで一緒にくぐろう』と言いみんなで外へ出てみるが、やはり中へ戻ってしまう!
みんなは驚いた!
その時、扉が開きだいこん先生が外から入ってきた!
だいこん先生は『これは大人がくぐれば普通のドアなんじゃが、ある日ある時おでん村の子供の前に現れるでんがらがったんの扉じゃ』『この扉をくぐるとき、でんがらがったんっておまじないを唱えて、行きたい場所を念じると行きたいところへ行けると言われておる』と説明した。
みんなは行きたい場所を考えるが『残念じゃが誰かの願いを一つ考えると扉は消えてしまうんじゃよ』と、だいこん先生は言う。
『あんまり遠くへ行ってしまったら戻ってこれないじゃないですか!?』と言うこんぶくん。
なーんだ、使えないなぁとみんなは言うが『僕行きたいところがある』と言うおでんくん。
おでんくんはお母さんの所へどうしても行きたいみたいで、試してみることに!
みんなと別れを済まして、『でんがらがったん!お母さんの所へ行けますように』と扉を開けて行こうとしたとき『おでんくん待って!』とガングロたまごちゃんが言い、振り向くおでんくん。
その時、扉が閉まってしまい消えてしまった…
おでんくんは扉が消えてショックを受けている…
みんなはガングロたまごちゃんを責める『おでんくん一人じゃズルいから』とモジモジしながら言い更にみんなに責められるのだった。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 15
第91話 おじさんの休日の巻き
毎日毎日、雨の日も風の日も仕事を頑張っているおじさん。
しかし、頑張っても誰もご褒美をくれません。
そこでおじさんは自分へのご褒美として、明日はお休みにすることに!
次の日、おじさんはペロと散歩をしている。
そこで常連客のミッコちゃんとお父さんに出会った。
『おじさん?』とミッコちゃんが聞き『どうしたの?』と聞くおじさん。
すると『おじさん変な格好してるから分かんなかった』と言われショックを受けるおじさん。
そして、おじさんは服屋さんで服を買うことにした。
しかし、どれも似合わなくて帰ることに。
その帰り道、ボーリングをやりたそうなペロ。
おじさんはペロとボーリングをしに来た。
しかし、『ペットの同伴はご遠慮いただきたいんすよ』と言われ、渋々帰ることへ。
すると気付いたら、屋台の近くの公園に来てしまった。
ベンチに座り『休んでもすることないな』と言うおじさん。
一方、屋台にはお客さんが来ているが、営業していなくて残念そうだ。
そこへ、おじさんがやってきてお店を開けた!
すると開店早々大忙し。
お客さんに『いや~美味しかったぁ、やっぱりここのおでんは最高だ』と言われ『お客さんにそう言ってもらうのが自分にとって最高のご褒美ですよ』と言うおじさんだった。
第92話 波も涙も暖かいの巻き
屋台を開ける準備をしている、おじさん。
そこへ、一人の女性が来て『純くん、よくここに来ますよね?』と聞いてきた。
『あぁ、純くんだったらいつも塾の帰りに寄ってくれるね』と言うおじさん。
『そう、よかった。純くんが来たらこれを渡してくれませんか?』と言い紙袋をおじさんに渡す女性。
おじさんはそれを受け取った。
その夜、純くんが屋台に来た。
おじさんんは純くんに紙袋を渡した。
しかし、これは純くんが彼女にプレゼントした物だそうだ。
『これってフラれたってことですよね…』と落ち込む純くん。
どうやら、プレゼントの中身はリーシュコードと言う、足首に巻いてサーフボードを繋ぎとめる物だった。
おじさんは『そっか、彼女サーファーって感じだったもんな。』『どこで知り合ったの?』と聞く。
すると純くんは『知り合ったというか、僕の一目ぼれだったんですけど』と言った。
ビーチで読書をしている純くん。
歩いてきたサーファーのサーフボードが頭に当たった。
その時『ごめんなさい』と言ったのがその女性だった。
そして一目で惚れてしまったらしい。
『思い切ってプレゼントをあげて告白したんですけど…』と言う純くん。
おじさんは『その返事がこれかぁ』と言う。
『僕の恋も、もう終わりってことですね』と純くんは落ち込み泣き始めた。
おじさんはおでんを奢ることに。
純くんに食べられたおでんくんとたまごちゃんは、心に会いに行った。
心は泣いている。
『彼女はもっと優しい子だと思っていたんだけどな』と言う心に、たまごちゃんは『フラれたからって彼女のせいにするのは、良くないわよ!彼女は全然悪くないもん!』と言い心は更に泣いてしまった。
『たまごちゃん』とおでんくんは言うが『おでんくんは黙ってて!恋の事なんてよく分からないんだから』と言われた。
しかし『僕にだって人を好きになる気持ちくらい分かるよ!僕だってたまごちゃんの事…』とおでんくんが言い『やだ、こんなところで』と恥ずかしそうにするたまごちゃん。
すると心が『やめろよ~!なんで二人で見つめあってるのさ!』と怒り出した。
その時、屋台では純くんが号泣している。
するとペロが袋から何か取り出した!
なんと、手紙が入っていたのだ!
それを読むと『純くん可愛いプレゼントをありがとう。でも私は今看護師になるために勉強していて、資格を取るまでは大好きなサーフィンを我慢することに決めたんです。純くんも受験勉強で大変だと思いますが、今はお互い勉強に集中して合格したら是非一緒にサーフィンをやりましょう。それまでこれを純くんが預かっていてくださいね』と書いてあり、嬉し泣きする純くんだった。
第93話 燃えよ!秘密の特訓の巻き
だいこん先生に土下座をして何かをお願いしているおでんくん。
どうやら、何かの技を教えてもらいたいようだ。
そして、辛い修業が始まった。
だいこん先生を乗せた押し車を引き坂道を歩いたり、橋の上からバンジージャンプしたり、重い岩を持ち上げたりしている。
全ての修業が終わり『よーし合格じゃ、これでもうあの技はおでんくんのものじゃ』とだいこん先生は言い喜ぶおでんくん。
そして、始まった大声コンテスト!
一人目の挑戦者のガングロたまごちゃんは『超むかつくんですけどー!!』と大声を出し80点を出した!
二人目の挑戦者はジャガーだ!
ジャガーはおならの音で90点を出した!
しかし、大声コンテストなのでおならの音はダメで失格になった。
三人目挑戦者はおでんくん!
おでんくんは修業したことを思い浮かべ『ギャー怖いよー!!』と叫び95点を叩き出した!!
そして最後は前回の優勝者だいこん先生が登場した!
だいこん先生は『かーつ!!』と叫び98点を叩き出した!!
おでんくんは負けて膝を落とす…
だいこん先生は『次の機会がある諦めないこと、それが肝心なんじゃよ』と言い励ますのであった。
そして優勝発表の瞬間、たまごちゃんに虫が飛んでいき『イヤァァァアアア!!』と叫んだ!
すると100点を出してしまって、優勝はたまごちゃんになった。
第94話 友情は風の彼方にの巻き
とうふ先生がジャガーに沢山食べさせている。
どうやら、オデバルーン(気球)におならガスを溜めて空を飛ぶ実験をするようだ。
するとオデバルーンはジャガーのガスで膨らんだ。
とうふ先生はこれでまだ見たことのない所へ行けると熱弁している。
その時、ジャガーが気球に乗り込み飛んでいった!
おでんくんは追いかけ『もちもちキャッチ』で気球を引っ張る!
しかし、強い風が吹きジャガーとおでんくんは空を飛んでいった!
そして嵐の中へ…
ウインナーくんは『とうふ先生、おでんくんとジャガーは戻ってこられるんですか?』と聞くが『風向きが変わらないかぎりは戻ってこられないかも』と答えるとうふ先生。
たまごちゃんは『いつ風向きが変わるんですか?とうふ先生』と聞くが、とうふ先生は『それは分からないかも…』と言う。
その頃、おでんくん達は嵐を越え青空に出た!
そこには見たこともない景色があり二人は感動している。
その時、強風が吹きまた嵐の中に!
そして無事におでん村に戻ってこられたのだった。
第95話 おやすみお月さまの巻き
暇にしているこんにゃくん達。
何かして遊ぼうと言っている。
その時、『トンボたけ(竹とんぼのようなキノコ)』を見付け遊びだした。
はんぺんくんがトンボたけを飛ばすと木に引っ掛かってしまった。
そこへ、おでんくんが通りかかり『もちもちでんぷうき』で取ってくれた。
こんにゃくんはトンボたけを飛ばし『でんぷうきで飛ばして』と言い、おでんくんは飛ばして遊んでいる。
それを見ていたちくわくんが『おでんくんのもち道具は便利だね』と言う。
こんぶくんは『でも不思議だな。おでんくんのもちって使ってもなくならないのかな?』と疑問に思っているようだ。
そこへ、たまごちゃん達が歩いてきて、『もちとび(縄跳び)』することに。
それを見ていた、ちくわくんとこんぶくんは『僕らも混ぜて』と言い、夕方まで遊んだのだった。
おでんくんは帰っている途中に夜になった。
今日は満月だ。
その夜、家に帰り寝ているおでんくん。
すると、満月からウサギがお餅を運んできて、おでんくんの頭にお餅を補充するのだった!
第96話 プレッシャーなんてへっちゃらさの巻き
サッカーボールを抱え落ち込んでいるおでんくん。
そこへ、だいこん先生が歩いてきて『何しているんだおでんくん』と聞いてきた。
おでんくんは『僕のせいでサッカーに負けちゃったんです』と答える。
どうやら、これを決めたら勝ちになる場面のペナルティキックで緊張して蹴り損ねて転んでしまったようだ。
この話を聞いただいこん先生は『誰だって失敗はある。緊張せんでいいよ』と言う。
『でも、また空振りしちゃうかも』とおでんくんは自信がなさそうだ。
だいこん先生は『おでんくん、ペナルティキックの時にどう思ったのかね?』と聞いてきた。
『みんなのために絶対に決めなきゃと思って』とおでんくんは話す。
だいこん先生は『決めなきゃいけないじゃなくて、決めたいなぁ、決まればいいなぁというくらいの軽い気持ちでおやんなさい。ダメで元々という気持ちでやればいいんじゃよ』と教えてくれた。
その夜、おじさんは『おいテメェ金を出せ』とカツアゲされそうになった。
しかし、どうやらその人は芝居の練習中をしているだけだった。
どうやら、明日が舞台の初日らしい。
初めて大きな役をもらい凄く不安で緊張しているらしい。
おじさんは、落ち着いてとおでんを食べさせた。
食べられたおでんくんは役者の心に会いに行った。
すると、心は岩の下敷きになっていた!
おでんくんは慌ててどうしようってバタバタしているが、気を取り直して落ち着いた。
そして『もちもち持ち上げジャッキ』を取り出し岩をどけたのだった。
『どうして岩の下敷きになってたの?』と聞くおでんくんに『これは僕のプレッシャーなんだ』と答える心。
『舞台で失敗しちゃいけないって気持ちが僕を押しつぶそうとしてたんだ』と答える心。
おでんくんは『そういう時はね、ダメで元々って思ってやればいいんだって』と言った。
するとプレッシャーが小さくなって役者さんは帰って行った。
後日、サッカーをしているおでんくん。
また、ペナルティキックをすることに。
おでんくんは『ダメで元々だ!』と言って蹴るが、ボールはゴールの上を飛んでいってしまった…
プレッシャーはなくなっても、もっとサッカーを練習しないといけないと思ったおでんくんだった。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 16
第97話 さつまどんは寝ているの巻き
さつまどんは原っぱで気持ちよさそうに寝ている。
そこへ、おでんくん達が通りかかった。
さつまどんは修行の旅から帰ってきていたようだ。
おでんくん達は寝ているさつまどんを眺めている。
すると、さつまどんは怖い顔をし始めた。
おでんくん達は、さつまどんに何か悪いことしたんじゃないかと考えている。
しかし、今度は泣き顔に変わった。
きっと命がけの修業が辛かったんじゃないかと、みんなで話している。
すると今度は、笑顔に変わった。
みんなはきっとおでん村に帰ってこれたのが嬉しいんじゃないかと話している。
そして今度は、何かに警戒しているような表情をしている。
何か近づいて来てるんじゃないか?と話しているその時、ジャガー達が近づいてきてるのに気付いたおでんくん達。
すると、さつまどんに気付いたジャガーは、さつまどんの顔をめがけておならをしまくる!
しかし、さつまどんは起きなかった!
すると、大きなあくびをしたさつまどん。
それに驚き、ジャガー達は逃げていった。
しかし、起きるかと思ったらまだ寝ているさつまどん。
すると、おでんくん達も眠くなってきてしまって、みんなでお昼寝をするのだった。
そして、さつまどんが起きると、みんながなんで寝ているのか不思議そうにしている。
さつまどんはみんなに別れを告げずに、また修行に旅に出て行くのだった。
第98話 あいつが噂のギョーザ・リーの巻き
おでんくん達は、変な塔を見付けた。
『探検しようぜ』とこんにゃくんが言い、おでんくんとはんぺんくんは続けて中に入って行く。
塔の中は不気味な雰囲気。
おでんくん達は階段を上がって行く。
すると、『はっ、はっ、はっ』と何かをしている謎の男がいた。
おでんくんは『あの~こんにちは』と声をかける。
すると謎の男に『アチョ~』と威嚇され、おでんくん達は驚き逃げていった!
しかし、謎の男は逃げるおでんくん達の前に追いつき、立ちはだかる!
そして『餃子の秘伝は誰にも渡さん!』と言った。
おでんくんは『勝手に入ってごめんなさい』と謝る。
謎の男は『なんだ、子供か、敵の組織かと思ったぞ』と言い『敵って?』と聞き返すおでんくん達。
『良い質問だなヤングボーイ、敵と何か、敵はどこへいるのか、それは自分の中にあるのかもしれない、本当の敵を探し求めること、それが拳法の道なのだよ』という謎の男。
『あなたはいったい?』とはんぺんくんが聞いたその時、頭上のシャンデリアがおでんくん達の頭に落ちてきた!
その時、謎の男が拳法で蹴飛ばし助けてくれた!
そして『私の名は、ギョーザ・リー』と教えてくれた。
おでんくん達は、カッコよさに感激している。
次の日、おでんくん達はたまごちゃん達にギョーザ・リーのことを話している。
そして、みんなで会いに行くことに。
おでんくんは『こんにちはおでんくんです。ギョーザ・リーさんいますか?』と訪ねるが返事がない。
もう一度訪ねると、壁を突き破りギョーザ・リーが出てきた!
『カッコイイだろ?』というこんにゃくん。
しかし『想像してたルックスとちょっと違うかも』と言うたまごちゃん。
『なんだ、なんだ、今度は女の子も来たのか、私になんの用だ?』と聞くギョーザ・リーに『ギョーザ・リー先生僕らを弟子にしてください』と言うこんにゃくんとはんぺんくん。
ギョーザ・リーに『弟子?餃子を作りたいのかい?』と聞かれ『餃子?』と聞き返すこんにゃくんとはんぺんくん。
そして『店を手伝ってくれるのか?』と聞くギョーザ・リーに『いえ、拳法を習いたいだけです』と言うこんにゃくん。
『ギョーザ・リーに先生みたいにカッコ良くなりたくて』とはんぺんくんが言う。
『いいかね、ヤングボーイ。拳法とは格好でやるもんではないんだよ、例えばこれは月を差す指だ、月が昇るだろ、指を差すだろ、でこの指がだねこの指が…まぁいい』とはんぺんくんの方をポンポン叩く。
どうやら、上手い例えが思い浮かばないらしい。
『難しい話は置いといて、拳法を教えるなら授業料は高いぞ』と言うギョーザ・リー。
『えっ、授業料?』と聞くこんにゃくんとはんぺんくんに『当たり前だよヤングボーイ、世の中厳しいのだよ』と言うギョーザ・リー。
その時、塔に亀裂が入り傾いてきて倒れそうに!
おでんくんは『危ない!』と言い『もちもち接着剤』を出し、倒れるのを食い止めた!
『ありがとう、おでんくん。君は命の恩人だよ。このお礼に私が君の用心棒になってやろう』と言うギョーザ・リー。
おでんくんは『用心棒?』と聞き返す。
ギョーザ・リーは『うむ、君をどんな敵からも守ってやるぞ』と言われたが『僕、敵なんかいないし』と断るおでんくんだった。
そのまた次の日。
学校で宿題をやってこなくて、とうふ先生に理由を聞かれているおでんくん。
おでんくんは『その~昨日いろんなことがあって~』と言うが『宿題忘れちゃダメじゃないか』と怒るとうふ先生。
『すみません』とおでんくんが言ったその時、教室の窓からギョーザ・リーが入ってきて『私は用心棒のギョーザ・リー!貴様はおでんくん敵だな?』と言い『違うよ!』とおでんくんは言うが『ヤングボーイ!君は分かってないのだ!』と言い、とうふ先生を威嚇し始めた!
『おでんくん、何なんだこの人は?』と聞くが答えられないおでんくん。
ギョーザ・リーは『麻婆豆腐にしてやるぞ!』と威嚇している。
そして『あ~あ、また変なのが出てきたって感じ』とガングロたまごちゃんは嘆くのだった。
第99話 ドングリとドンブリの巻き
おでんくんは大きい木の下でドングリを見付ける。
どうやら、ドングリの木のようだ。
木に体当たりすると大量のドングリが落ちてきた!
それに喜ぶおでんくん。
おでんくんは沢山のドングリを抱え帰って行った、
そこへ、ガングロたまごちゃんが歩いてきて『はい、これあげる』とドングリを渡し歩いていくおでんくん。
ガングロたまごちゃんは『なにこれ?ドングリ?ドングリがどうしたのよ?なんで私にドングリなんかくれる訳?あっ、おでんくん!これってもしかして、あれ?プレゼントってやつなんじゃないの?』と喜んでいる。
その頃、ドングリの木にはちくわぶーが来た。
ちくわぶーはドングリがいっぱいで喜んでいる。
そこへ、ガングロたまごちゃんが歩いてきて、ドングリを落としてしまった!
ドングリが大量に落ちていて、おでんくんに貰ったドングリが分からなくなった!
ガングロたまごちゃんは『おでんくんから貰ったドングリが~』と泣き始める。
その頃おでん屋台では、やけにご機嫌な甚さんが来ていた。
おじさんが理由を聞くと、骨董市で掘り出し物を見付けたらしくご機嫌なようだ。
しかし、どうみてもオンボロなドンブリにしか見えないおじさん。
しかも甚さんは5万円で買ったらしい。
『5万円⁉こんなドンブリが5万円もするの⁉』とおじさんは驚く!
甚さんは『はぁ~これだから素人は困るだす。まぁこれはわしの見立てでは、これは間違いなく室町時代の傑作だすな。500万円はする逸品だす』と自信ありげに言う。
『500万円⁉』とおじさんは驚くが『そうだす。骨董市の親父も目が利かないものだから、こんなお宝をたったの5万円で売ってくれただすよ。どうだす?この見事な風合い!たまらんだすなぁ』と喜んでいる。
おじさんは『でもさ、それと同じようなドンブリならうちにもあるよ』と言った。
しかし『何言ってるだすか⁉そんじょそこらにあるような代物じゃないだすよ!』と言う甚さん。
すると、おじさんはいつもペロが水飲むのに使っているドンブリを出した。
見た目はそっくりだ!
『まっ…まぁ…見似てるんだすけど、全然違うだすなぁ』と動揺する甚さん。
おじさんは『そうかなぁ?そっくりだと思うけど』と言い『それはどこで手に入れただす?』と聞く甚さん。
『いつものスーパーで500円だった』と言うおじさん。
それを聞いて笑いだす甚さん。
『500円と500万を一緒にされちゃ困るだすよ。ほら見てみるだす、全然違うだしょ~』と言いドンブリを渡されるが見比べても分からない。
ペロと交互にドンブリを交換して見ても分からない。
甚さんは『全くもう値打ちの分からない連中と話していても面白くないだす』とドンブリをしまい帰って行った。
その後、お店のドンブリを見ていたおじさんは裏に5万円の値札が貼ってあるのを見付けた!
どうやら、間違って持って行ったようだ。
『甚さんも分かってないじゃん』というおじさんだった。
一方、おでん村ではガングロたまごちゃんがまだドングリを探していた。
そこへ、だいこん先生が歩いてきて『ガングロたまごちゃんそんなところで何をしておるんじゃ?』と聞いた。
ガングロたまごちゃんは『ほっといてよ。私のドングリを探してるの!大事なドングリなの!世界にたった一つしかないドングリなの!』と言う。
『そうか、それは大事じゃな。』と言うだいこん先生に『それがどれだか分かんなくなっちゃったの』と言い泣くガングロたまごちゃん。
『そっかそっか、それは困ったなぁ。しかしな、わしには見えるぞ。このドングリたちから芽が出てガングロたまごちゃんが大人になる頃には、ここはドングリの林になっておるじゃろう。その中にガングロたまごちゃんの大事なドングリから大きくなった木が一本あるんじゃ。』と言うだいこん先生。
ガングロたまごちゃんが『どの木が私の木?』と聞くと『どれか分からないけれども、どれもがガングロたまごちゃんの大事な木かもしれん。そうしたらここが全部ガングロたまごちゃんの大好きな林になるぞ。その時大好きな人と一緒に歩いてごらん。』と言われ、それを想像し泣き止むガングロたまごちゃんだった。
第100話 おでん沼に帆をあげろ!の巻き
おでん沼で釣りをしているおでんくん達。
ちょうど沼には虹かかかっていて、みんなで眺めている。
おでん沼伝説には『虹の先に島があって、沢山の宝物が埋まってるんだってさ』と言うこんぶくん。
その時、おでんくんの釣竿に強い引きがきた!
どうやら、かなりの大物のようだ!
おでんくん達は力を合わせて釣り上げると、それは大きな船だった!
『この船でその虹の島まで行けないかしら?』と言うたまごちゃん。
こんぶくんは『う~ん帆がないなぁ。おでんくん何かある?』と聞き、おでんくんは『もちもちセイル』を出した。
『さぁ、冒険に出発だ!』と言うおでんくん。
それを隠れて見ていたジャガー達。
宝物を独り占めしようとこっそり船に乗り込む。
そして、船は出航した!
しばらく航海して、みんなはおやつの時間にすることに。
その時、ジャガー達が現れ『大人しくバナナ…いや、この船を渡すじゃが!逆らうやつからこうじゃが!』とおならをし脅してきた!
その時、おでん沼のヌシが現れ、船が大きく揺れジャガー達は頭を打ち倒れる。
形勢は逆転しおでんくん達は、脅した罰としてジャガー達に掃除をさせることに。
それからしばらく航海すると嵐になった!
しかし、どうにか嵐を抜けたが船が沈みそうだ!
だが、ギリギリ沈没する前に虹の島に着いた!
虹の島に着いたとたんジャガーはみんなに向けおならをし、宝物を独り占めにしようと走って行った!
おでんくん達はジャガーに追いつくが、虹は島よりも向こうにあり途方に暮れた。
夕方になり、おでんくん達は船が沈み帰れなくて落ち込んでる。
そこへ、沼のヌシが迎えに来てくれて助かったのだった。
第101話 真夜中の妖精の巻き
花に水を上げているたまごちゃん。
毎日水をやってたら、やっと花が咲いたようで喜んでいる。
そこへ、野球の球を追いかけているおでんくんが来て花を潰してしまった!
たまごちゃんは泣いてしまった。
その夜、おでんくんはたまごちゃんのことを悲しませてしまったことを考えて寝れない。
すると窓から青い光が見えた。
おでんくんは、その光の方へ歩いていくと、花があった。
『あれ?こんなとこに花なんてあったっけ?』と言うおでんくん。
すると『こんばんは、おでんくん』と花がしゃべった。
『君は誰?』と聞くおでんくんに『私は妖精よ』と言われおでんくんは驚く!
妖精は『おでんくん、何か深い悩み事があるんじゃない?』と聞いてきた。
おでんくんは『どうしてわかるんだい?実はたまごちゃんを悲しませちゃって、そのことがずっと気にかかっているんだ』と伝える。
すると妖精は『大丈夫よ、たまごちゃんきっと許してくれるわ。だから安心してお休みなさい』と言ってくれて、おでんくんは安心して眠くなりそのまま眠ってしまった。
朝になり起きたおでんくんは、花がなくなっていたので夢だと思った。
そして学校へ行き、たまごちゃんが来るのを待っている。
すると、たまごちゃんが歩いてきて話しかけるが無視をされてしまう…
その日の夜、おでんくんはまた寝れない。
この日も外に出てみると、妖精がいた。
『やっぱり夢じゃなかったんだね』と言うおでんくんに『たまごちゃんはどう?』と聞く妖精。
おでんくんは『それが、まだ怒ってるみたいなんだ』と言う。
妖精は『もう一度だけ謝ってごらんなさい。そうすれば仲直りできるわよ』と言い『だといいんだけど』と元気のないおでんくん。
『大丈夫よ。もう悩んだりしないで、ぐっすりおやすみなさい』と妖精に言われると、なんだか気持ちが落ち着いてまたその場に寝てしまった。
そして次の日、また学校の前でたまごちゃんを待つおでんくん。
たまごちゃんが歩いてきて『たまごちゃん、花を潰しちゃって本当にごめんね』とおでんくんは謝った。
すると『いいのよもう。もうあの花の事は忘れちゃったから気にしないで』と無表情で言うたまごちゃん。
またその夜、妖精に相談しているおでんくん。
しかし、まだ本当に許してくれてるのか分からなくて元気がない。
すると妖精は『優しい気持ちでいれば優しい気持ちが帰ってくるのよ』とおでんくんに言った。
おでんくんは『優しい気持ちが帰ってくる?』と聞くと『そうよ、だから安心してお休みなさい』と妖精に言われた。
そして次の日。
おでんくんは登校中に綺麗な蝶を見付け追いかけて行く。
すると、追いかけた先にたまごちゃんが育てたのと同じ花が咲いていた!
おでんくんはそれを学校へ持って行き『同じ花を見付けてきたよ』とたまごちゃんに渡す。
たまごちゃんはとても喜んでいる。
おでんくんは『たまごちゃん、本当にごめんね』と言うと『いいのよ、私こそごめんね。おでんくんをこんなに心配させちゃって。ありがとう大切にするわ』と言ってくれて喜ぶおでんくん。
その夜、妖精にそのことを伝えると、喜び妖精は消えていった。
第102話 穴に落ちたジャガーの巻き
こんぶくんは珍しいクワガタを見付けたらしく、はんぺんくんを森に案内している。
その場所は誰も知らなくて、二人の秘密だよと言っている。
するとそこへ『この森は俺様の物じゃが。勝手に入った奴は許さないじゃが』とジャガーが現れ逃げるこんぶくんとはんぺんくん!
ジャガーに追いつかれそうになるが、ジャガーの姿がいきなり消えた!
どうやらジャガーは穴に落ち気を失っているみたいだ。
二人は、このまま誰にも知らせずに黙ってれば、ジャガーに二度といじめられることはない!と閃いた!
その時、おでんくんが歩いてきた。
どうやら、おでんくんはお散歩に来たようだ。
そしてジャガーが穴に落ちていることを知らされる。
『僕たちだけじゃ助け出せないから、みんなを呼びに行こうとしてたんだよ』とはんぺんくんは嘘をつく。
おでんくんは『もちもちキャッチ』でジャガーを引き上げた。
そしてジャガーを起こすおでんくん。
すると『あれ、僕は何をしているんだろう?君たちは誰だい?僕の友達?』とジャガーが言った。
どうやら、頭を打って記憶が飛んでいるみたいだ。
おでんくんは『ジャガーはこの穴に落っこちてたんだよ』と言うと『この穴に?じゃあ君が助けてくれたんだね』と聞くジャガー。
するとおでんくんは『僕と言うより、こんぶくんとはんぺんくんのお陰だよ』と言う。
『ジャガーはありがとう君たちは命の恩人だよ』と二人に感謝する。
そして、こんぶくんとはんぺんくんは、記憶が飛んでいるジャガーをいいように使っていはじめた。
それを見かねたおでんくんはジャガーをかばう!
それを見ていた、たまごちゃんとスージーも加わりこんぶくんとはんぺんくんは逃げていく。
こんぶくんとはんぺんくんは相談し、ジャガーに謝ることに。
すると、ジャガーがこんぶくんとはんぺんくんを呼びながら笑顔で走ってきた。
こんぶくんとはんぺんくんは手を振っている。
その時、ジャガーの姿が消えた!
どうやら、また穴に落ちたみたいだ!
こんぶくんとはんぺんくんは『大丈夫か?ジャガー!しっかりー!』と呼んでいる。
すると、ジャガーは立ち上がりおならで穴から脱出した。
どうやら、記憶が戻ったみたいだ!
そして、こんぶくんとはんぺんくんはジャガーに追いかけられるのだった。
第103話 幕末大おでんの巻き
とうふ先生が凄い発明をしたらしい。
どうやら、タイムマシンを完成させたみたいだ。
しかし、みんなはタイムマシンの説明をされても理解できていないようだ。
とうふ先生は『見れば分かるよ』と言い、早速起動させた!
『どうだ?』と言うとうふ先生に、何も変化がなくて戸惑うみんな。
どうやら、変化が分からないようなので、とうふ先生は朝から夜に時間を進めようとした。
すると、タイムマシンが壊れ『失敗みたいね』とたまごちゃんが言い、みんな帰って行く。
その時、おでんくんは注文が入り、おつゆの外の世界へ。
しかし、そこはいつもの屋台ではないとこだった!
どうやら、ずいぶん昔の時代のようだ。
そこの屋台のおじさんは、お客さんにもち巾着を出すが、見たこともない食べ物だということで食べてもらえない。
するとそこへ、一人の侍が来てもち巾着を食べた。
食べられたおでんくんは、その侍の心に会いに行った。
そこは綺麗な海のある場所だった。
心は『おでんくん、この海の向こうへ何が見える?』と聞く。
おでんくんは『何も』と言うが『わしには、未来が見えるぜよ』と言う心。
『未来?心さんもタイムマシンを持ってるの?』と聞くおでんくん。
心は『タイムなんぜよ?それは?』と聞き『僕もよく知らないけど、タイムマシンがあれば未来に行けるんだって』と言うおでんくん。
『わしにはそんなもんがのぉくても未来が見える。この海の向こうにはにゃあ、わしらの知らん国がごじゃんとあるぜよ。もっと広い世界へ出ていかんとあかん。それがわしらの未来ぜよ。やるぜよわしは、ええ未来を作ってやるじゃよ!』と言う心だった。
その頃おでん村では、とうふ先生がタイムマシンを直し、もう一度起動させた。
しかし、タイムマシンは壊れてしまった…
でも、時代は元に戻ったようだった。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 17
第104話 おかしな二人の奇妙な体験の巻き
おでん沼の前でイライラしているガングロたまごちゃん。
しかし、誰も来ない。
そこへ、だいこん先生が歩いてきて何をしてるのか?と理由を聞く。
どうやら、みんなでお弁当を食べる予定らしいが誰も来ないようだ。
その時、雲の上でテレビを観ていた神様が杖を落としてしまい、だいこん先生とガングロたまごちゃんの頭に当たった。
すると二人の体から魂が抜け、入れ替わってしまった!
それぞれは顔を見合わせ、入れ替わっているのに気付き慌てている!
そこへ、おでんくんが走ってきた!
だいこん先生の姿になっているガングロたまごちゃんは、こんな姿見られるのは嫌だと逃げていった。
そして、おでんくんに『何してるの?ガングロたまごちゃん』と聞かれたガングロたまごちゃんと入れ替わっているだいこん先生は『わしのことか?』と言ってしまい『わし?』とおでんくんは不思議そうにしている。
『あ~わしじゃなかった。え~と、や~おでんくん、私はガングロたまごちゃんよ』と誤魔化すが、『どうしたの?なんだか声がだいこん先生みたいだよ?』と言われてしまう。
だいこん先生は諦めて、二人が入れ替わってしまったことを伝える。
それを聞いたおでんくんはとても驚く!
その頃、だいこん先生の中に入っているガングロたまごちゃんは、ガングロたまごちゃんを探しているたまごちゃん達に遭遇した。
ガングロたまごちゃんはだいこん先生のフリをするが、様子がおかしいと疑われる。
そこへ、おでんくんが来て『大丈夫だよ。ガングロたまごちゃん。だいこん先生と体が入れ替わっちゃったこと僕知ってるから』と囁く。
そしておでんくんは、みんなにガングロたまごちゃんは待ち合わせの場所を間違えてしまったことを伝える。
すると『どうする?僕らだけで食べようか?』と言うウインナーくん。
そして、たまごちゃんは『そうね、どうせガングロたまごちゃんはここにいないんだし、いいんじゃない?』と言う。
それを聞いたガングロたまごちゃんは『さっきからいるっつーの』と言ってしまった!
おでんくんはそれを誤魔化すように『ガングロたまごちゃんだってわざと間違えた訳じゃないんだから』と庇う。
すると『おでんくんの言う通りだよ』『そうね、一番楽しみにしてたのは、ガングロたまごちゃんなんだし』とウインナーくんとつみれちゃんが話している。
そして、みんなはガングロたまごちゃんを探しに行こうとした時『つーか、みんなの優しい気持ちが嬉しいんすけど~』『私呼んでくる!』とだいこん先生と入れ替わっているガングロたまごちゃんは泣きながら言い、ガングロたまごちゃんはと入れ替わっているだいこん先生の元へ!
その時、二人が戻って来るのを待っていた神様が、狙いを定めて杖を落とし二人の頭に落とした!
そして、二人は元に戻ることができ喜ぶのだった。
第105話 おモチの気持ちの巻き
お相撲さんの餅の海がケガの為休場すると、ラジオで聞いていたおじさん。
粘りのある相撲をとるそうで、おじさんは気に入っているようだ。
その時、屋台にお客さんが来た。
なんと、それは餅の海でおじさんは驚く!
『ラジオで聞いたんですけど、今日から休場なんですって?』とおじさんが聞くが『ごっつぁんです』と元気がなさそうだ。
おじさんは『景気づけに美味しいとこじゃんじゃん食べてってくださいよ』と言う。
すると、凄い食べっぷりだ!
しかし、もち巾着は食べないようだ。
他のおでん達は、餅の海の心に会いに行き相撲をとるが強すぎて相手にならない。
その頃、屋台では餅を食べない理由をおじさんが聞いている。
すると『故郷の父ちゃん母ちゃんの送ってくれる餅に励まされて、今まで勝ってこられたんでどすこい。餅を食うからには勝たなきゃいけないんでどすこい。でも、相撲の世界は厳しいんでどすこい。もうダメかもしれないんでどすこい。』という餅の海。
おじさんは『そんなこと言ったらダメじゃない!お相撲さんになれたのは、ご両親のお餅のお陰なんでしょ?またお餅食べて頑張らなくちゃ。今日がダメなら明日、本場所がダメならまた次があるんだから』と言い『奢りです』ともち巾着を差し出した。
食べられたおでんくんは、心に会いに来た。
すると、たまごちゃんが相撲をし負けるところだった。
今度は、おでんくんが相撲で勝負することに!
そしておでんくんは接戦の末、どうにか粘り勝ちをした!
心は『久しぶりにいい相撲をとらせてもらったでどすこい』とお礼をした。
すると屋台では『やっぱり餅は美味い。もう一回相撲を頑張るでどすこい』とやる気を出した餅の海だった。
第106話 ラーメンがしょっぱい夜の巻き
城ケ崎投手が戦力外通告で新聞に載っている。
そこへ『ダメだすなぁ』と甚さんが来た。
おじさんは『あっ!甚さん!そうダメなんだ!ダメ!ギガンスの城ケ崎がさぁ!』と言うと『違うだす。この屋台のだすよ。いつ来てもわししか客がいないじゃないだすか』と言う。
甚さんは『それに比べてあっちの屋台を見るだすよ』と言いお店の向かえのラーメン屋台を見せる。
『若いお兄ちゃんがやってるんだけど、すっごい美味しいらしいよ』とおじさんが言う。
すると甚さんは『へ~、人気のラーメン屋だすか⁉わしも並ぼうっと』と言ってラーメン屋台に行ってしまった。
次の日、今日はラーメン屋台が出ていない。
そこへ、ラーメン屋台のお兄ちゃんが歩いてきた。
おじさんは『今日はラーメンお休み?』と聞くと『はい』と元気がなさそうだ。
どうやら、店を持つのが夢みたいで店を借りる話を決めてたらしいが、銀行からお金を降ろして出てきたところに、子供がボールを追いかけて道路に走って行き、トラックにひかれそうになった子供を助けた時にお金の入った封筒を下水道に落としてしまい無くなってしまったそうだ…
おじさんは『美味しいとこ食べて元気出しなよ』ともち巾着を差し出した。
食べられたおでんくんは、お兄さんの心に会いに行った。
そこはラーメン屋で、椅子には落ち込んでいる心が座っている。
おでんくんはちょうどラーメン食べたかったと言うが、勝手に作って食べてと言われ自分で作り始める。
そして、どんぶりに麺とお湯を入れてできるのを待っているが、カップラーメンとは違うことに気付いていない。
それを見ていた心は見かねて、ラーメンを作ってあげた。
ラーメンを食べたおでんくんは『世界一美味しいラーメンだよ』と言い感動する心だった。
その時、屋台では『ごちそうさま!おじさんのおでん最高っすね!こんなに美味しいのにおじさんは店を持とうとか思わないんですか?』と言うお兄さん。
おじさんは『考えたことなかったな。向上心がないのかな?目の前をいろんな人が通り過ぎて、誰か寂しい人がふと立ち止まる。そういうのが好きなのかもね。』と言う。
『それカッコイイす!』と言うお兄さんに『いや、流行ってないのが良いわけでもないよ。君は君の夢に向かって頑張んなきゃ』と励まされた。
そして、次の日お兄さんはラーメン屋台を出して頑張っていた。
第107話 おじさんのハッピーホリデーの巻き
おじさんはおでん屋台に来ているお客さんに、なにやらビラを配っているおじさん。
どうやら、クリスマスはおでん屋台の開業記念日らしい。
おじさんは『日ごろのお得意様に感謝して記念日のスペシャルサービスをやっちゃいます』とお知らせしている。
当日、おじさんはサンタさんの格好をして屋台を飾り付けしていた。
その頃、おでん村ではクリスマスツリーの点灯式をやっていた。
とうふ先生がスイッチを押すが、イルミネーションが点かない…
するとその時、怪盗カニコウモリが現れた!
どうやら、イルミネーションを盗んだようだ!
怪盗カニコウモリは逃げようとするが、カマボコ犬が捕まえる!
一方、屋台ではお客さんが誰も来ない…
そこへ、甚さんがトナカイの格好をしてお店にやってきた。
そして『お祝いだす』と言ってシャンパンを持ってきた。
二人はシャンパンを飲みお互いにケンカをしながら楽しそうに過ごしたのだった。
第108話 憧れのイカちゃんの巻き
おでんくんが道を歩いていると、おでん沼を見渡せる丘に見たことのない人が立っていた。
すると、風が吹きその人のスカーフがおでんくんの方へ飛んでいき、おでんくんはキャッチする。
おでんくんは、スカーフを渡しに行くと『どうも』と受け取り、おでんくんの顔も見ずに行ってしまった。
その頃、たまごちゃんとスージー、つみれちゃんはお互いの服を褒めあっている。
どうやら、二人とも雑誌のイカちゃんというモデルが着ていた服を着ているようだ。
そこへ、おでんくんがやってきてイカちゃんを丘でみたと言うが、そんなわけないとたまごちゃん達に言われてしまった。
そしてイカちゃんの写っている看板を指さし『よく見てよおでんくん。こんな素敵な人がおでん村なんかにいるわけないでしょ!』とたまごちゃんは怒り行ってしまった。
そして、おでんくんは丘に行き『あの人いったい何を見ててんだろ』とイカちゃんのことを考えている。
すると『おでんくん』と声をかけられた。
振り向くと、そこにいたのはイカちゃんだった!
イカちゃんは『さっきはありがとう。きちんとお礼が言えなくて、ごめんなさい』と言った。
『あなたはもしかして、イカちゃん?』と聞くおでんくん、すると『えぇ』と言うイカちゃんに『やっぱりそうなんだ!みんなに知らせてあげなきゃ!みんなイカちゃんのことが大好きなんだよ』と言い走って行くおでんくん。
しかし『待って』と止められてしまう。
イカちゃんは『みんなには内緒にしてほしいの。私ね、時々一人になりたい時があるのよ。だからそっとしておいてほしいの』と言い、おでんくんは『一人になりたい?一人は寂しいと思うけどな。でも、ここで何を眺めてたの?』と聞くと『前に通りかかった時、ここから虹が見えたの。それを眺めていたら、辛いこととか悲しいこととか、みんな忘れて勇気が湧いてきたの』と言った。
おでんくんは『そうなんだ、人気者のイカちゃんも辛いこととか悲しいこととかあるんだね』と言い『えぇ、みんなと同じ。また虹が見たかったなぁ』とイカちゃんは言った。
すると『イカちゃん、それなら僕に任せて』と『もちぞう』を出し、おでん沼の水を噴射し虹を作りイカちゃんは喜んだ。
次の日、おでんくんが歩いているとたまごちゃんとすれ違った。
すると、頭におでんくんがしているのとそっくりな鉢巻をしている。
そして、スージーとつみれちゃんまで鉢巻をしている!
驚くおでんくんにスージーは『今イカすのは、この鉢巻!』と言った。
どうやら、イカちゃんがファッションに取り入れたことで広まったみたいだった。
第109話 ラインはどこまでもの巻き
お気に入りのリボンをなくしてしまい、別のリボンを付けているつみれちゃん。
しかし、そのリボンに納得していないようだ。
おでんくんは『いつものリボンと変わらないよ』と言うが、『微妙に違うのよ!微妙に!』とつみれちゃんに怒られてしまう…
たまごちゃんは『おでんくんってデリカシーってないのね』と言ってどこかに行ってしまった。
おでんくんはデリカシーの意味が分からないようだった。
その頃、雲の上では神様が暇そうにしていた。
神様はリボンを探しているつみれちゃんを見付け、マイレージが貯まっているからと助けてあげようとするが、めんどくさがっている。
その時、ライン引きのようなスペシャルアイテムが現れた。
神様は使うか悩んだが、めんどくさくてテレビの後ろに隠そうとした。
その時、雲からライン引きを落としてしまった!
神様は雲からダイブしライン引きをキャッチすると、勝手にラインが引かれ始めた。
すると、そのラインが虹色に光り道ができていく。
つみれちゃんは突然現れた道に驚いた。
そして、道の先を見るとお気に入りのリボンがなっている木を見付けた!
つみれちゃんはとても喜んだのだった。
それを陰から見ていた神様も喜んでいた。
その時、神様はがんもくんとちくわぶーがよそ見をし歩いていて、ぶつかりケンカしているところを見付けた。
それを見かねた神様はまたラインを引いて道を作った。
その道を二人は別々な方向に歩きながら、ケンカしたことを後悔している。
するとまた二人はぶつかった。
そしてお互いに謝るのだった。
神様は気分が乗ってきて、もっとラインを引いた。
すると暴走しだしてラインを引きまくってしまった。
おでんくん達は虹色の道に迷い込んでしまい、どうやったら出られるのか?と困っている。
その時、さつまどんが道を壊して真直ぐ突き進んできた。
そして、みんなは助かったのだった。
第110話 ギョーザ・リーVSニセおでんくんの巻き
おでんくん達は鬼ごっこをしている。
鬼のこんにゃくんに追いかけられるおでんくんは『助けて~』と言い逃げていく。
その時、ギョーザ・リーが現れこんにゃくんに蹴りを入れた!
ギョーザ・リーはおでんくんに『危ない所だったなヤングボーイ。安心するがいい、いつもこのギョーザ・リーが君を守っているのだよ』言った。
みんなはこんにゃくんの元に来て『大丈夫』と心配している。
それを見たギョーザ・リーは『敵に情けをかけるとは見上げた心がけだヤングボーイ』と言う。
おでんくんは『こんにゃくんは敵じゃないよ』と言うが『助けてくれと言ったじゃないか』とギョーザ・リーは言った。
『だって鬼ごっこだもん』と言うおでんくんに『鬼ごっこ?敵じゃないのか?敵じゃない、敵じゃない』と言いギョーザ・リーはどこかへ走って行った。
そしてギョーザ・リーは釣りをしているニセおでんくんを見付けた。
ギョーザ・リーはニセおでんくんをおでんくんと勘違いし『おでんくん、さっきはすまなかった』と言う。
ニセおでんくんは『ん?』と振り向くと『貴様!おでんくんじゃないな!?』と気付くギョーザ・リー。
『あぁ』と言うニセおでんくんに『怪しい奴め!何者だ!』とギョーザ・リーは言う。
すると『まず自分から名乗るのが礼儀じゃないのかい?』とニセおでんくんは言った。
ギョーザ・リーは『私の名はギョーザ・リー』ニセおでんくんは『僕はニセおでんくんだ』と言うといきなりギョーザ・リーが攻撃を仕掛けてきた!
ニセおでんくんは攻撃をかわし『何をするんだ』と言うと『おでんくんの偽物め!』と言う。
『僕は、おでんくんの偽物じゃない。本物のニセおでんくんだ』と言うが、ギョーザ・リーはよく分かっていないようだ。
そしてまた攻撃してきた!
しかしニセおでんくんも強い!
そこへ、おでんくんが歩いてきて『ちょっと何やってるの?』とおでんくんが止めに入った。
『ケンカはダメだよ』とおでんくんが言うが『ケンカじゃない、これは男と男の勝負なのだよ』とギョーザ・リーは言う。
『勝負をつけるならもっと違うことで勝負すれば?』とおでんくんは提案する。
そして、鬼ごっこで勝負することになり、じゃんけんで鬼はおでんくんなった。
二人は競うように走って行くがニセおでんくんは立ち止まり、おでんくんにタッチされてしまう。
ニセおでんくんは『鬼ごっこはどこで勝負がつくんだい?』と聞いてきた。
おでんくんは考えているが思い浮かばないようだ。
ニセおでんくんに『いいかい、おでんくん。鬼ごっこに勝ち負けはないんだよ』と言われ驚くおでんくん。
『バカバカしい、遊びの時間は終わりだ』と言いニセおでんくんは帰って行った。
その頃、まだ追いかけられていると思っているギョーザ・リーは、どこまでも走って行くのだった。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 18
第111話 おでん気予報の巻き
今日は土砂降り。
おでん屋台は、暇そうだ。
そこへ、一人のお客さんが駆け込んできた。
お客さんは飛山さんという方で、東京タワーの電球を交換する作業をする予定だったみたいだが、雨で仕事にならないみたいだ。
飛山さんは『なかなか気持ちよく辞められないもんだよなぁ』とつぶやく。
おじさんは『えっ?辞める?』と聞くと『実は明日が定年でね』と言われ驚くおじさん。
そして『定年⁉それじゃ仕事は明日で最後ってこと?』と聞くと『もう40年もいろんなところの電飾やってきたから、やっぱり最後は東京タワーと思ってね。楽しみにしてたんだけどね』と言う。
おじさんは『こんな時は力の出るもち巾着とたまごなんてどうですかね』とおでんを差し出す。
おでんくんとたまごちゃんは食べられ、心に会いに行った。
心のいる部屋は電飾でとても綺麗な場所だった。
すると、カランコロンと心が歩いてきた。
どうやら下駄を履いているみたいだ。
おでんくんは『かっこいいなぁ』と言うと『仕事の前にはこいつでお天気占いをするのが好きなんだ』と言う心。
『お天気占い?』と聞くおでんくんに、心はやり方を説明しておでんくんはやってみることに。
おでんくんは下駄を飛ばすと、裏になった。
『裏は雨だな』と言う心。
すると照明を消して『さぁもう帰んな』と言う心。
おでんくんは『凄く面白かった、心さんありがとう』とお礼を言って帰ろうとした時『あ~ちょっと待ちなよ。これ持っていきなよ』と下駄を渡した。
おでんくんは『この下駄大切なじゃ?』と聞くと『もうすぐいらなくなるからいいんだ』と言いおでんくんに下駄を渡す心。
その頃、屋台では『まぁでも、大雨が続いちゃしょうがねぇ。天気ばっかりはどうにもなんねぇからなぁ』と嘆いている。
おでんくんはおでん村に帰ってきて『よ~し頑張る!僕お天気占いで晴れを出す!』と言い、お天気占いを始めた。
そして、下駄を高く飛ばすと表になり明日は晴れの予報になった。
次の日、見事に晴れて飛山さんは電球交換をしている。
飛山さんは作業が終わりおでん屋台から東京タワーを見ると『これで思い残すことはねぇや』と涙ぐみながら言った。
第112話 シャレているウインナーくんの巻き
おでんくん達は朝早くからでんでん体操をしている。
しかし、みんな眠そうだ。
だいこん先生は『少しはウインナーくんを見習わんか』と言うと、つみれちゃんが『そうよ、ウインナーくんはいつ見ても爽やかでカッコいいわ』と言う。
体操が終わりウインナーくんは帰って行く。
そして一人で『爽やかでカッコいいかぁ。でも最近それだけじゃ物足りないんだよな』と呟いている。
家に帰ったウインナーくんは玄関を開けると、オーケストラの演奏に合わせてパパとママがワルツを踊っている。
それを見たウインナーくんは、なにやら面白いことを思いついたようだ。
そして『爽やかでカッコよくて、おまけに面白いウインナーくんになる』と意気込んでいる。
ウインナーくんは外に出ていき、おでんくんを見付ける。
そしていきなり、おでんくんの手を取りワルツを踊り始めた。
おでんくんは『なんなのこれ?』と聞くと『ウィンナワルツだよと言う』ウインナーくん。
『ウインナーくんがウィンナワルツ?』とおでんくんが言うと『そうだよ、これが本当のウインナーワルツさ』と決め顔で言うと、おでんくんは笑い出した。
おでんくんは『ウインナーくんって面白いね』と言うと『だろ?そういうわけで今夜家で舞踏会をすることにしたんだ。是非みんなで来てよ』と言ってウインナーくんは去って行った。
そしてその夜、おでんくん達はウインナーくんの家に来た。
ワルツが始まりたまごちゃんと踊っているウインナーくん。
『これが本当の』と言いかけたとき、おでんくんが笑い出し『ウインナーくんがワルツで、これが本当のウインナーワルツ』と言っていしまい、ウインナーくんは無言で怒ってその場からいなくなってしまった。
そして、パパとママが『ウインナーワルツだって?』と言い笑うのだった。
第113話 輝いてキラキラちゃんの巻き
ちくわぶ―が歩いていると地面に穴が開いているところを見付けた。
覗いてみると、何かが光っている。
すると星の形をした生命体が浮いていた。
ちくわぶーは『僕はちくわぶ―』と言うと『キラキラ』と返答され『キラキラって喋ったんだぶー!よろしくね、キラキラちゃん』と言った。
どうやらおつゆの空のずーっと向こうから来たみたいだ。
二人は遊ぶことに。
沢山遊んでいたら夕方になってしまった。
するとキラキラちゃんの輝きが弱まり、宙から落ちてしまった。
ちくわぶ―とそれを見ていたたまごちゃん達は、キラキラちゃんの元へ駆け寄る。
どうやらキラキラが足りなくなってしまったようだ。
そして空に帰りたいけど帰れないらしく、泣き出したキラキラちゃん…
すると、たまごちゃんが『あっ、ちょっと待ってて』と言い、キラキラしたペンダントを持ってきて『このペンダントをすればキラキラを取り戻せるかもしれないわ』と言った。
そして、みんなはキラキラしたものを沢山持ってきてキラキラちゃんに渡す。
すると、キラキラちゃんはキラキラを取り戻した。
おでんくんは『みんながキラキラした物をあげたお陰だね』と言うと『いや、そうではない。きっとみんなの気持ちが伝わったからじゃ』と言うだいこん先生。
そして、おでんくんはキラキラちゃんに頑張り梅干し味の『おにぎし』を渡した。
これを食べると頑張る気持ちが湧いてくるらしい。
キラキラちゃんはそれを食べると輝き、空へ帰って行ったのだった。
第114話 おでん村フォーエバーの巻き
ある朝、おでんくんが学校にやってくると誰もいなかった。
どこにもみんなの姿がなくて考え事をしながら歩いていると『何を悩んでいるんだい、おでんくん』とニセおでんくんが話しかけてきた。
『学校へ行ったら誰もいないんだ』と言うおでんくんに『川の流れは変わらないように見えても同じじゃないってことさ』と言うニセおでんくん。
おでんくんは『どういう意味?』と聞くと『昨日までのおでん村はもう存在しないのさ』とニセおでんくんに言われた。
それを聞いておでんくんは驚いた。
一方、おでん屋台には一人のおばあさんが来た。
おばあさんは『懐かしいわ、昔と変わらないのね』と言うと『あれ、前にもお見えになってましたっけ?』と聞くおじさん。
すると『子供の頃お父さんに連れられて、ここでよくおでんを食べたのよ』と言うおばあさん『お客さんが子供の頃?やだなぁ、そんな昔じゃ僕産まれてもないし』と笑うおじさん。
しかし『懐かしいわ~』と話を聞いていないおばあさん。
その頃、おでんくんはみんなを探しているがどこにもいなくて泣いている。
その時、注文が入りおばあさんに食べられる。
そしておでんくんは、おばあさんの心に会いに行った。
すると『わぁ、懐かしいわぁおでんちゃん。変わらないのね、おでんちゃん』と心が抱き着いてきた。
おでんくんは『心さんに会ったことありましたっけ?』と聞くと『よく一緒に遊んだじゃない。今日は何して遊ぶ?』と言う心。
『そうだなぁ、何して…あっ!僕遊んでる場合じゃないんだ!早く帰ってみんなを探さないと、じゃあ心さんまたね』と言うおでんくんに、心は『もう帰っちゃうの?変わっちゃったのね昔は遊び相手になってくれたのに、いーのよ行きたければ行って、しょうがないわ世の中変わってしまうんだものね』と言う心。
その頃、おばあさんはおでんを食べ終わり『あ~美味しかった。昔と同じね、もち巾着の味も』と言う。
『昔この辺りによく似た屋台があったのよ』と言い『なんだそういう事か』と納得するおじさん。
おばあさんは『私、何十年ぶりかに東京に戻ってきたのよ。東京に住んでる息子が一緒に暮らそうって言ってくれてね』と嬉しそうだ。
おじさんは『それは良かった』と言うと『でもね東京はすっかり変わちゃって。私の知ってる東京は全然違ったわ。あの頃の東京はなくなっちゃたんだなと思うと寂しくてね』と言い帰って行った。
そして、おでんくんはおでん村に帰ると、だいこん先生が探していた。
『みんなが待ってるぞ』とだいこん先生に言われて行ってみると、みんなレース会場にいた。
どうやら、おでん村大レースの日だったのを忘れていたおでんくんだった。
第115話 放課後のヒミツの巻き
おでんくん達は学校で粘土細工を作った。
教室にそれぞれの作品を飾っている。
たまごちゃんの作品が上手でみんなが褒めている。
それを見たガングロたまごちゃんは嫉妬しているようだ。
放課後、ガングロたまごちゃん一人でたまごちゃんの作品を見て『悔しいけど負けたわ』と言っている。
そして、たまごちゃんの作品を手に取り眺めていると、くしゃみをしてしまい落としていまった!
みんなに責められるのを想像したガングロたまごちゃんは、たまごちゃんの作品を直すことに。
しかし、どんどん形が崩れていく…
そこへ、おでんくんが教室に入ってきた。
ガングロたまごちゃんはおでんくんに経緯を話し『どうすりゃいいのよ私』と聞いている。
すると、おでんくんは『謝ればいいじゃない。素直に謝ればたまごちゃんも許してくれるよ』と言うと『えっ⁉そぉ?』と言い、謝る自分を想像した。
しかし、ガングロたまごちゃん的には絶対無理と思ったらしく、粘土で作り直そうとするが粘土がないことに気付く。
おでんくんは粘土を持っているらしいが、出そうとしない。
すると、ガングロたまごちゃんはおでんくんの頭に手を突っ込み無理矢理粘土を出した!
どうやらこれは『もちもち粘土』のようだ。
そしてガングロたまごちゃんはどうにか作品を作ったが似ていない。
その時、作品が動いた!
どうやら、もちもち粘土で作った物は本物になるみたいだ!
すると、作品が暴れだしてみんなの作品を壊していった!
そして次の日、みんなが学校に来ると悲惨な状態に…
おでんくんは『僕っていうか僕のもちもち粘土のせいで』と言い怒られるのであった。
第116話 幸福の金の卵(前編)の巻き
おでん村に伝わる昔話に幸運の金の卵と言うものがある。
それは何でも願いが叶う卵みたいだ。
みんなはその話で盛り上がっている。
そこへ、ニセおでんくんがやってきた『おでんくんは黄金の卵を信じているのかい?』と聞いてきた。
たまごちゃんは『また意地悪なことを言いに来たんでしょ!』と怒っている。
すると、ニセおでんくんは『そうかな?僕は黄金の卵を見たことがある。って言ったらどうする?』と言い出した。
おでんくんは『えっ、本当?』と聞くと、ニセおでんくんは東京タワーを指さし『あのてっぺんを見てみるんだね。まぁ夢を見るだけならだれでもできる。問題はそれを掴むことができるかどうかってことさ』と言い去って行った。
『本当かなぁ』と言うおでんくんに、みんなは嘘だと言っている。
しかし、おでんくんは本当であってほしいと思っているようだ。
その時、スージーがちくわくんの望遠鏡で東京タワーを見てみると、本当に黄金の卵があった!
みんなはそれに喜んだ。
後編に続く。
第117話 幸福の金の卵(後編)の巻き
みんなは黄金の金の卵を取ってくればお母さんに会えると、おでんくんに取りに行くように勧めている。
みんなに応援されたおでんくんは、黄金の卵を取りに行く気になった。
おでんくんは、おでん村からペロを呼び『僕を外に出して』とお願いしている。
するとペロはおじさんの寝ている隙を見計らって、お玉をおでん村に下げた。
おでんくんはお玉に乗り外の世界に!
そしておでんくんは『ペロお願いがあるんだ、僕を東京タワーに連れてって』と言い連れて行ってもらった。
東京タワーに着いたおでんくんは『もちもちクライミングキャッチ』と取り出し、東京タワーを登っていった!
しかし、途中コウモリに襲われ落ちながら気絶してしまう!
その時、頭の中からもちぞうが出てきて、鼻を伸ばし落下を食い止めた!
そして、目を覚ましたおでんくんはまた登っていった!
困難を乗り越えどうにか東京タワーをのてっぺんまでたどり着いたおでんくん!
しかし、黄金の卵がなっている木は紙描かれ作られた偽物で、風に飛ばされていった…
おでんくんは『ニセおでんくんに騙されたんだ』と落ち込んだ、その時『違いますよ~』と神様が現れた!
神様は『あれはね、私がここに仕掛けておいたでデスティニー』と言い『どうして?』と聞くおでんくん。
『ここに黄金の卵の絵を置いておけば、誰かが登ってくるんじゃないかと思ったデスティニー』と言う。
おでんくんは『そんなぁ、酷いよ~本物だって信じてたのに~』と言いと『まっ、せっかくここまで来たんだから人間の街でも眺めていきなさい』言って双眼鏡を渡す神様。
双眼鏡を覗いたおでんくんは、人間の生活している様子を見て『本物の黄金の卵だったのかもしれない』と言った。
神様は『ん?どういう意味?』と聞くと『だって僕の願いが叶ったみたいだもん』と言うおでんくん。
よく分かっていない神様におでんくんは『僕、みんなが幸せでありますようにってお願いしようと思ってたんだ。街の人たちみんな幸せそうだよ』と言うと『それなら、めでたしめでたしなんディスティニー』と言う神様だった。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 19
第118話 ワイルドキャッツ団登場の巻き
最近、おでん屋台の近くで野良猫が増えている。
お客さんがもち巾着を食べようとした時に、ネコに奪われてしまった!
ペロはその猫を追いかけて行った!
追いついたペロは『おでんを返すんだわん!』と言うと『このおでんは俺様の物なんだにゃ~』と言うネコ。
ペロは『なんだと~素直に返さないと腕ずくで返してもらうわん!』と言ったその時、ネコが合図をすると沢山の野良猫が現れた!
『ネコなんか怖くないんだわん』とひるみながら言うペロ。
すると猫たちが歌いだし、自分たちのことをワイルドキャッツ団だと言った。
そして『ここは俺たちの縄張りだ!野郎どもやっちまおうぜ!』と言いペロを脅した!
しかし『僕は逃げないわん』と言うペロに『人間に飼われてるような奴が偉そうなこと言うんじゃにゃーだ!』と言うと『違うんだわん!僕とおじさんはパートナーなんだわん!』とペロが言った!
『何がパートナーだ!人間にしっぽ振って媚びてるくせに!いいか、俺たちは人間から恵んでもらったりなんかしねぇ。人間から奪ってやるんだ!』と猫が言うと『それじゃ泥棒だわん!』言うペロ。
しかしネコは『人間こそ泥棒だ。俺たちの空き地を奪ったのは人間じゃにゃーか!人間の方こそ泥棒じゃにゃーだかよ!取られたら取り返す!それがワイルドな世界の掟なのにゃー!』と言い泣いている。
すると、おでんくんは『あの~こんにちは、僕はおでんくん』と喋りだした。
猫たちは驚く!
おでんくんは『お客さんが待ってるから帰るね』と言って歩いて行った。
『ちょっと待て勝手に帰るんじゃにゃーだよ!お前は俺様の物なんだからにゃー!』と言うネコにおでんくんは『僕誰の物でもないよ。注文してくれた人のとこに行くだけだよ~』と言うと『そうだわん。おでんくんを食べたかったら店に来てちゃーんと注文するんだわん』とペロは言った。
するとネコは『ネコがおでん屋で注文するかよ!』と言い『あの~お客さん待ってるから~』と言いおでんくん達は帰って行くのだった。
第119話 狙われたモチゾウの巻き
たまごちゃんとスージーがテニスをしている。
たまごちゃんがスマッシュをするとボールが思わぬ方向へ飛んでいき、ハチの巣に当たってしまった!
すると中から蜂の大群が出てきてたまごちゃん達を追いかける。
たまごちゃん達は必死に逃げていく。
その時おでんくんが歩いてきた。
そして、おでんくんに助けを求めるたまごちゃん達。
おでんくんは、モチゾウを出し蜂の大軍を吸い込み、一気に噴出して遠くへ飛ばし助かった!
それを見ていた怪盗カニコウモリは、次はモチゾウを奪うことに決めた。
おでんくんは家に帰ると『やぁおでんくん』と怪盗カニコウモリが現れる。
『あっまた出たな!』と言うと『私はもう盗みをやめたのだ』と言い出した。
そして疲れているだろうと、おでんくんの肩を叩き始めた。
隙をみて、おでんくんの巾着からモチゾウを盗もうとするが失敗する。
そして今度は鬼ごっこをして遊んだ。
夕方まで沢山遊び、疲れてしまったおでんくん。
怪盗カニコウモリは『えっ?疲れたのかいおでんくん?よしよし、疲れたら眠りなさい、私が子守歌歌ってあげるから』と言い、歌いだした。
すると、おでんくんは眠ってしまった。
そして、怪盗カニコウモリは眠ったおでんくんの巾着に手を入れモチゾウを探している。
しかし、なかなか見付からない。
その時、怪盗カニコウモリは巾着に吸い込まれ、おでんくんの頭の中に入ってしまった!
そこにはなんと!モチゾウの大群がいた!
すると、モチゾウはくっつき巨大なモチゾウが現れた!
巨大なモチゾウは怪盗カニコウモリを吸い、外に吹っ飛ばしてしまったのだった。
第120話 無敵のしらたき姫の巻き
いとこんくんは従妹のしらたき姫をしばらく預かることになった。
どうやら、しらたき姫の親が仕事でしばらくいなくなるみたいだ。
こんぶくんは『しらたき姫はどうして姫なの?』と聞くと『まぁ、そのうち分かると思うよ』と言う、いとこんくん。
しらたき姫は『ねぇ、今度は何して遊ぶ?』と聞いてきた。
そしてボートでレースをすることに。
おでんくんとたまごちゃんチーム対いとこんくんとしらたき姫チームで競争した。
おでんくん達がいとこんくん達のボートに追いつきそうになると、しらたき姫が『もっと早く、早く、早く』とボートを揺らし始めた。
すると、いとこんくんが川に落ちてしまった。
おでんくん達はゴールし、しらたき姫は『おでんくん凄い!私、今度はそっち乗る~』とおでんくん達のボートに飛び移った!
すると、ボートが揺れおでんくんとたまごちゃんは川に落ちてしまう。
それを見ていたつみれちゃんは『しらたき姫って凄いおてんばね』と言った。
いとこんくんは『あれ?しらたき姫は?』と言ったその時、しらたき姫の乗ったボートは川に流されている!
おでんくんは『もちもちキャッチ』でボートを引っ張りしらたき姫は助かった。
ボートから降りたしらたき姫は、蝶を見付けおでんくんからもちもちキャッチを奪い取り捕まえようとするが、なかなか捕まえられない。
それどころか、みんなにもちもちキャッチがぶつかっている。
おでんくんは『もうやめよう、しらたき姫』と言うともちもちキャッチを振りかぶった。
その時、おでんくんにくっつき、おでんくんは地面に叩きつけられてしまった。
それを見ていたいとこんくんは、しらたき姫の頭を掴み『はいそこまで、やめるんだしらたき姫』と言うと『うん』と言うしらたき姫。
たまごちゃんは、もちもちキャッチで服がベタベタになって怒っている。
おでんくんは謝るが『おでんくんが謝る必要ないわ。悪いのはしらたき姫よ!』と言うと『そうなの?ごめんなさい』と謝るしらたき姫。
その時、蝶が二匹飛んできてそれを追いかけるしらたき姫だった。
第121話 僕の道は迷い道の巻き
おじさんが屋台を開けるからと、ペロを探しているが見付からない。
どうやら、最近さぼり癖がついているようだ。
すると、地面に封筒が落ちているのを見付けたおじさん。
それを拾い読むと『すみません、僕はこの仕事を続けていく自信がなくなりました。ごめんなさい、探さないでください』と書いてあった。
おじさんはペロが置いていった辞表だと思い焦っている!
そこへ、甚さんが現れて『何やってるだす?新しいダイエット運動だすか?』と聞いてきた。
おじさんは甚さんに辞表を見せると『何言ってんだすか?犬が手紙書くわけないだしょーが』と言われるが『いや、分かんないよ。あいつスペシャルに賢い犬だから』と言い慌ててる。
甚さんは『そんなのありえないだす』と言うが『俺が悪かったんだ~!』と頭を抱えるおじさん。
すると、ペロの鳴き声が聞こえ見てみると、男の人のズボンを噛んで引っ張っている。
『どうしたんだす?』と甚さんが言うと『さぁ、急にこの犬が噛みついてきて』と言う若いお兄さん。
すると、辞表を持っていた甚さんを見て『あっ、それ僕の!』と言うおじさん。
『なんだぁ、この封筒君が落としたのか、それを見てペロのやつ追いかけてったんだな』と言うと『あぁ、そうみたいっすね』と言うお兄さん。
どうやら今日会社に置いてこようとしてたみたいだ。
おじさんは『ダメでしょそれは、探さないでくださいって、それじゃ家出少年の置手紙じゃん。黙ってバックレるつもりだったんだ?』と聞くと『まぁ、その方が楽じゃないですか。色々めんどくさいし』言うお兄さん。
『あぁ、いつもそうやって辞めちゃうんだ』とおじさんが言うと『えぇ、色々僕に向いてる仕事が見付からなくて』と言うお兄さん。
『かぁ~何が僕に向いてる仕事だすか!甘えるんじゃないだす!向いてようが、向いてなかろうが、目の前にある仕事を一生懸命やるだす!それが仕事だすよ!』と甚さんが説教する。
『最近の子はね、ちょっと厳しいこと言うと直ぐに心が折れちゃうんだから。まぁ、おでん食べて元気出して』とおじさんはおでんを差し出す。
お兄さんはおでんを食べ、おでんくんは心に会いに行った。
すると、心は落ち込んでいるようだ。
どうやら、この先に出口があるみたいなんだが迷路になってて抜けられないようだ。
おでんくんは『もちもちレーダー』を使い出口を一緒に探すことに。
しかし、なかなか出口に着かない。
その時、おでんくんは迷路の壁を壊せることに気付いた!
そして、心と一緒に壁を壊していき外に出られた!
すると心は元気になった。
その頃、屋台では『僕、目が覚めました!』とお兄さんがやる気になるのだった。
第122話 勇気を出して言ってみようの巻き
今日はおでん屋台にピアノ帰りの少年とそのお母さんが来た。
おじさんは『いらっしゃい。さて、お好みは?』と聞くと。
お母さんは『私はだいこん、この子にはたまご。う~ん、こうちゃんは大好きだものね~』と言う。
そして『ショパン先生の特別レッスンを予約したわ。明日も頑張るのよ』と言うお母さんに、こうちゃんは『えっ?明日?ママ…ママ僕は明日…』と何か言おうとしているが『う~ん、楽しみね♪』と言うお母さん。
どうやら、こうちゃんは明日友達にサッカーを誘われていたみたいだが、お母さんに伝えられない。
なんだか元気のないこうちゃんに気付いたおじさんは、ちくわぶともち巾着を御馳走した。
こうちゃんはそれを食べ、おでんくんとちくわぶーは心に会いに行った。
心の部屋に来ると、さっき食べられたたまごちゃんがいた。
おでんくんは心を探すが見付からない。
するとたまごちゃんの隣に座っていたが、なんだか透けていてほとんど姿が見えない状態になっている。
どうやら、言いたいことを言えずに我慢してたらだんだん見えなくなってしまったようだ。
おでんくんは『君の言いたいことっ何?』と聞き、心が『それは…』と言いかけたとき、ちくわぶーがサッカーボールを見付けてきてサッカーをしようとしている。
そのとき『そのボールはダメ!ママに見付かったら叱られちゃう。サッカーよりピアノの練習しなさいって…』と心が言った。
どうやら、心はピアノも好きだがサッカーの方が好きみたいだ。
『じゃあ僕はサッカーもやりたいんだーっていってみたらいいんだぶー』というちくわぶーに心は『でも…』と言う。
おでんくんは『でもじゃないよ。そうだよ~言えばいいんだよ~。勇気だして頑張ってね』と言うと『うん、僕はサッカーもやる!やりたいんだ!』と勇気が出た!
そしてこうちゃんはお母さんに『ママあのね!明日はサッカーをする約束をしたの!僕サッカーもやりたいんだ!』と言うと『ダメよサッカーなんて!怪我したらどうするの?ダメよダメダメ!』と言うお母さん。
おじさんは『あの~、本人がやりたいと言ってるんだから』と口をはさむと『他人は口ださないで頂戴』と言われてしまう…
『私はただ本人の気持ちをちゃんと聞いてあげた方がいいんじゃないかなって』とおじさんが言うと『なんですって?』と言い二人は言い争っている。
その時、こうちゃんは『ママ心配しないで。僕ピアノも頑張るから!』と言うとお母さんは渋々許してくれたのだった。
第123話 ひとりぼっちのジャガーの巻き
おでんくん達は綿あめの花の話をしている。
それは食べても美味しいらしく、ちょうど今時期でんでん峠に咲いているらしい。
それを陰で聞いていたジャガー達は、独り占めしようと企んでる。
そして、でんでん峠に向かい歩いている途中、ぎんなん坊主が倒れてしまった!
どうやら高熱を出しているみたいだ。
ジャガーはからし病院に連れていき、一人ででんでん峠に行くことにした。
急な斜面をどうにか登り、綿あめの花を手に入れたジャガーはご機嫌に歩いている。
その時、おでんくん達に出会い綿あめの花を背中に隠すが、持っていることがバレてしまった。
花の場所を聞かれるが『花の場所は秘密なんじゃが』とおならをして逃げていくジャガー。
そしてからし病院へ行き、ぎんなん坊主の寝ている部屋を見つけ出して、綿あめの花を置いてくのだった。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 20
第124話 はんなりトマトちゃんの巻き
おでんくんがお散歩していると、おでん村に見慣れない姉妹がいた。
名前はトマトちゃんとプッチというようだ。
二人はおでん村に初めて来たようで、おでんくんは案内してあげることにした。
二人をおでん沼、春菊の丘などに案内して喜んでもらえたようだ。
おでんくんは、もっと案内したかったがプッチが眠ってしまって二人は帰って行った。
二人と一緒に歩いたおでんくんは、改めておでん村が好きになったようだった。
第125話 神様のおかしなお仕事の巻き
神様は退屈だからとお店を開くことにした。
お客さんが来るのを待っていた神様。
そこへ、おでんくんがやってきた。
しかし、おでんくんはお金を持っていなくて何も買えなかった。
すると神様は、お金のないおでんくんを無理矢理働かせて自分はお店の奥に隠れてしまった…
その時、たまごちゃんが歩いてきた。
おでんくんは、たまごちゃんにこの店の店員になったことを説明した。
そして、たまごちゃんに『何売ってるの?』と聞かれたおでんくんは、よく分からず神様を呼んだ。
神様は『お客様は何をお探しで?』と聞くとたまごちゃんは『可愛いお洋服とか』と言う。
神様は『はいはい、分かりました』と何故か魔法瓶を取り出した。
そして、神様は魔法瓶を高値で売ろうとするが、たまごちゃんは怒って店を出てった。
神様に役に立たないと言われ、おでんくんは店員をクビになった。
しかし、今度はおでんくんを店長に任命し神様が店員をやることに。
すると、そこへガングロたまごちゃんがやってきた。
神様の無理矢理な接客にガングロたまごちゃんは『責任者呼びなさいよ!』と怒り、神様はおでんくんを呼んだ。
神様は、おでんくんとガングロたまごちゃんは友達だからと、魔法瓶を特別価格で売ることに。
しかし、高いからとどんどん値引きし、最終的にはタダでガングロたまごちゃんに譲った。
ガングロたまごちゃんは『タダで貰っちゃったけど、こんなだっさい魔法瓶いらないっつーの』と言うと、神様は『ホントの魔法の瓶ですよ』と言う。
どうやら、ボタンを押してお湯が出ている時に頭で考えたことがホントになるという。
試しにガングロたまごちゃんがやってみると、おでんくんが手を繋いできた。
ガングロたまごちゃんは、おでんくんと手を繋ぎたいと思っていたようだ。
もう一度ガングロたまごちゃんは魔法瓶を押してみると、神様がどこかへ飛んでいった。
『何が起きたの?』と聞くおでんくんに『この変なオヤジどこかへ行っちゃえと思ってボタンを押したんだけど』と言った。
おでんくんは『僕も試してみていい?』と聞き押してみることに。
しかし、魔法瓶のお湯がなくなってしまい魔法瓶は消えて、お店も消えていってしまったのだった。
第126話 夜霧のタイガーの巻き
ワイルドキャッツ団の黒猫ブラッキーが今日こそ屋台のおでんを食べようと作戦を練っている。
屋台ではおじさんがお客さんに、もち巾着を差し出した。
その時、屋台の側に一匹の白猫が!
ペロはそれを追いかけて行った!
その隙にブラッキーがお客さんのおでんを奪っていった!
どうやら白猫は囮のようだ!
しかし、ブラッキーは逃げている途中でもち巾着を落としてしまった!
おでんくんは逃げるがブラッキーに追い詰められてしまう…
ピンチのおでんくんは『もちもちパンチ』で攻撃した!
それに怒ったブラッキーはおでんくんを威嚇している。
そこへ、ペロがやってきておでんくんを守ろうとした!
しかし、ブラッキーの指笛の合図で野良猫が沢山集まり、囲まれてしまうおでんくん達…
そして襲われそうになったその時『待て!お前ら、何をにゃーにゃーやってやがるんだ。うるさくて眠れやしねぇや』と何者かが現れた!
どうやら、野良猫たちの頭のタイガー親分のようだ。
タイガー親分は『なにやらうちの若い者達がお騒わがせしたようで済まなかったな』と言った。
その時『タイガー親分、いつお帰りで』とブラッキーが聞いてきた。
そして『おぉ、ブラッキー。俺がしばらく留守にしている間に随分偉くなったみたいだなぁ』と言い『いえ、親分のいない間もキャッツ団をきちんと指導しようと…』と言うブラッキー。
タイガー親分は『ほーう、じゃあ俺の教えは守ってるんだな?ケンカはするな、人様の物には手を出すな、曲がったことはするな!という教えをな』と言い、ブラッキーは『それはもちろん』と言おうとしたその時『嘘ばっかりだわん!おでんくんを店から盗んで僕とケンカしようとしてたんだわん!』とペロが言った!
それに怒ったタイガー親分はブラッキーを問い詰める。
そこへ、おでんくんが仲裁に入り事は治まった。
第127話 おじさんを追え!の巻き
子供達は望遠鏡でおでん屋のおじさんを見ている。
いつも暇そうに見えるが、子供達の間でおじさんは実は凄腕スパイだという噂が流れているようだ。
その時、子供達はおじさんがスーツ姿のサングラスをかけた男性からメモを受け取るのを目撃した!
それを目撃しておじさんのスパイ説が濃厚になった!
次の日、子供達はおじさんの尾行を始める!
しかし途中で車に乗られてしまい見失ってしまう…
車は渋滞に掴まり、子供達はどうにか後を追うことに成功した!
どうやら、おじさん到着した場所は漫画家の宝塚先生の家だった。
子供達はこっそり家の中を覗くが見付かってしまう!
家の中で事情を聞いたおじさんは『おじさんがスパイだって?』と笑っている。
宝塚先生は『人の家を覗いたりして君たちこそスパイだぞ』と言うと『ごめんなさい』と反省する子供達。
どうやら、宝塚先生は忙しくておじさんのおでんを食べに行く時間がなくてケータリングを頼んだだけのようだった。
第128話 希望ってなんですか?の巻き
おでんくんが道を歩いていると箱が落ちていた。
おでんくんは箱を持ち上げると、フタが開きトンボが飛んでいった。
箱を持って歩いているとたまごちゃん達に呼び止められ、おでんくんは事情を話した。
もう一度箱を開けると昔の文字で書いてある紙が見付かるが誰も読めない…
そこへ、だいこん先生が現れ文字を読んでくれた。
その紙には『ここにあるのはこの世界の希望なり、逃すべからず』と書いているようだ。
するとだいこん先生は何かを思い出して『この箱はもしかして、デンドラの箱かもしれんぞ』と言う。
箱の中身を聞かれたおでんくんは『トンボが入ってました』と言う。
すると、だいこん先生は『それはただのトンボではない!この世の希望なのじゃ!』と言った。
おでんくんは、トンボを逃がしてしまってショックを受けている…
その時、おでんくんの目の前にトンボが現れおでんくん達は追いかけるが、逃げ足が速く捕まらない。
そこへ、ニセおでんくんが現れ『つまらない迷信をすぐ信じちゃうんだね君たちは。デンドラの箱なんて昔の人が作った作り話さ。考えてみなよ、トンボが一匹いなくなっただけで世界がどうかなるとでも思うのかい?』と言われみんな納得するのだった。
そして、みんな帰って行った。
それを見てニセおでんくんは笑っている。
おでんくんは『何がおかしいのさ!』と言うと『そもそも希望なんてものは幻に過ぎないのさ!自分の力じゃ何もできない弱いものが自分を慰めるために考え出したのが希望って言葉なのさ!』と言った。
それを聞いたおでんくんは『なんだよ!僕にはでんでん分からないよ!』と言い、一人で捕まえに行くことに。
するとまた目の前にトンボが現れ、追いかけるおでんくん!
しかし、夕方までかかったが捕まえることはできなかった…
そこへ、だいこん先生が来て『どうじゃった?おでんくん』と聞いてきた。
おでんくんは『だいこん先生、僕希望を逃しちゃいました…』と落ち込む。
だいこん先生は『それは残念。しかし、心配するでない。希望は逃してもいなくなったわけじゃない。この広い世界のどこかに希望は生きているのじゃ。ほれ見てごらん』とおでん村を見渡す。
おでんくんは『広いなぁ、僕の知らない場所や行ったことない場所がいっぱいだぁ』と言うと『そうじゃよおでんくん。それが希望の住むところじゃ』と教えてくれただいこん先生だった。
第129話 お手紙くださいの巻き
おじさんが屋台の準備をしていると風船が飛んできた。
その風船には手紙が括り付けてあり、おじさんは読んでみる。
手紙の内容は『僕は、タケオと言います。この風船を拾った友達はお手紙をください』と書いてあった。
おじさんは『拝啓、タケオくん。おじさんは東京タワーの近くの公園で屋台のおでんをやっています。美味しいおでんを御馳走しますので、今度遊びに来てください。おでん屋のおじさんより』と手紙を書いた。
それから一週間後。
一人のおじいさんが訪ねてきた。
しかもおじいさんの手には、おじさんが出した手紙が!
すると、おじいさんは『孫のタケオに代わってお礼に参りました。お手紙を頂いて本当にありがとうございました』と言い、おじさんは『こんなおじさんからじゃタケオくんもガッカリでしょうね』と言うと『そんなことない!今日も一緒に来るはずだったんですが、ちょっと用事ができてしまいまして』と言うおじいさん。
そして、おじさんはおじいさんにおでんを出した。
食べられたおでんくんはおじいさんの心に会いに行く。
すると、心は元気がないようだ。
心は『わしはもう長いこと一人ぼっちじゃ』と言う。
どうやらタケオくんと言うのはおじいさんのことで、風船はおじいさんが飛ばしたらしい。
手紙をくれる人は誰もいなくて、知らない誰かとでもいいから繋がっていたくて手紙を出したようだ。
嘘をつかれたおでんくんは、おでん村に帰ってきて『あのおじいさん嘘をついていたんです。嘘をつくのはやっぱりいけませんよね?』とだいこん先生に言った。
だいこん先生は『もちろんじゃ。だが、時には騙されてあげなきゃいけない嘘というのもあっていいんじゃないかな?』と言う。
その頃、屋台ではおじいさんが帰ろうとしている。
おじいさんは『今度は孫のタケオを連れてきますよ。ご馳走様』と言うと、おじさんは『タケオくんも友達と遊んだり色々忙しいと思いますから、また是非お一人で。今度はゆっくりとおじいさんのお話もお聞きしたいんで』と言うおじさん。
そして、おじいさんが帰った後『元気になってくれるといいなぁ。タケオおじいさん』と呟くおじさんだった。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 21
第130話 違う僕になりたいの巻き
こんぶくんは今日もテストで100点を取った。
しかし、ウインナーくんとたまごちゃんが『勉強だけじゃつまらない』と話しているのを聞いて、こんぶくんは違う自分になりたくなり、ジャガーの子分になった。
こんぶくんはジャガーに付いていき、意地悪をするが悪者になりきれなかった。
今度は人気者になりたいとウインナーくんに弟子入りした!
すると派手な服装になり、おでんくん達に会いに行くが驚かれてしまう。
おでんくんが理由を聞くと『真面目な僕じゃダメなんだよ。違う僕になりたいんだ。勉強だけじゃない僕に…』という。
おでんくんは『こんぶくんはいつものこんぶくんでいいと思うな』と言い、たまごちゃんは『そうよ。勉強ができることって凄いことじゃない。羨ましいわ』と言った。
すると、こんぶくんは喜び『色々悩んで損しちゃった。無理して変わらなくていいんだ』とスッキリした様だった。
第131話 哀愁のこんにゃくんの巻き
教室の掃除を頑張るこんにゃくん。
とうふ先生が話しかけると教室から走って出ていった!
どうやら様子がおかしい。
とうふ先生はこんにゃくんが掃除をしたところを見ると、一部だけピカピカに掃除されているところがあった。
次の日、こんにゃくんは学校に来ると、たまごちゃんに『おはよう』と声をかけられるが、おどおどして様子がおかしい。
それを見たつみれちゃんは何か感づいたようで、たまごちゃんの席に目をやるとピカピカになっていることに気が付いた。
どうやら、こんにゃくんはたまごちゃんに恋していると思っているようだ。
その日、こんにゃくんは放課後大事な話があると、たまごちゃんを体育館の裏に呼び出した。
たまごちゃんは告白されると思って行ったら、こんにゃくんはいきなり謝りだした。
どうやら、教室を掃除している時にバケツの水ををこぼし、そこにたまごちゃんの本を落として汚してしまった…
たまごちゃんはこんにゃくんのことを許したが、告白されると思っていた為、なんだか納得できていないようだった。
第132話 僕はキャディーさんの巻き
だいこん先生達はゴルフをしに来ている。
おでんくんはだいこん先生のキャディーとして参加。
しかし、ゴルフのマナーやルールを全く分かっていないおでんくん。
だいこん先生に怒られてしまう。
しかし、だいこん先生は調子を徐々に上げてきてベストスコアを出せそうだ!
最終ホール、だいこん先生は『勝とうとか良いスコアを出そうとか欲張っちゃいかんのよ。ゴルフも人生も無欲で進むのが一番じゃ。心をスッキリ綺麗にすること、綺麗な心で打てば綺麗な球が飛んでいく』と言い打つと、とても良いショットが打てた!
そして、最後のパター。
このパットを入れればベストスコアというところで、だいこん先生はぎっくり腰になってしまった!
代わりにおでんくんにパットを任せることに。
すると、おでんくんはパターでフルスイングをしてボールは遠くへ飛んでいってしまい、だいこん先生はベストスコアを出せなかった。
第133話 キボウの唄の巻き
おでん屋台の側で引き語りをする青年。
しかし、人が通らなくて誰も聞いていない。
おじさんは、屋台の隣で歌わないかと誘い歌うが、そこでも人が来ない。
そもそも青年は、大勢の前で歌うのが上がってしまって苦手なようだ。
それを聞いたおじさんは、応援の気持ちを込めてもち巾着をサービスした。
それを食べた青年。
食べられたおでんくんは青年の心に会いに行くことに。
すると『みんな僕の唄を聞いてくれないんだ』と落ち込んでいる。
おでんくんは『もちもちプラネタリウム』を取り出し、二人でプラネタリウムを見て星に願い事をしようと言った。
おでんくんは『お母さんに会いたい!』心は『僕の作った歌をたくさんの人に聞いてもらいたい!』と叫んだ。
心は叫んだらスッキリしたようだった。
次の日、青年は公園で自らお客さんを集め歌い始めた!
曲調も明るくなり歌を聞く人も集まるようになったのだった🎵
第134話 おでんくん先生の巻き
課外授業中にとうふ先生に注文が入りいなくなってしまった。
みんなは代わりの先生が誰がいいかと話し合い、おでんくんが先生になることに。
しかし、みんなはやりたいことが別々でまとまらない。
そこへだいこん先生が歩いてきて、おでんくんは『だいこん先生どうしたら先生になれるんですか?』と聞いた。
だいこん先生は『先生とは人の為に何かをしてあげられる人のことを言うんじゃよ。みんなの為に何かをしてあげられる人、みんなを励まして勇気づけられる人のことを先生というんじゃ』と言った。
おでんくんは再度みんなをまとめようと頑張るが上手くいかない…
その時、とうふ先生が戻ってきた。
おでんくんは代わりに先生になろうとしたが上手くいかなかったことを伝える。
すると、とうふ先生は『ありがとう、おでんくん。君は僕の先生だよ。君の姿を見て僕は先生のあるべき姿を教えられた気がするんだ。どんなに辛いことがあっても一生懸命みんなの為に汗をかき走り続ける、それこそが先生の本当の姿なんだ』と言った。
しかし、とうふ先生もみんなをまとめようとするが上手くいかない。
それを心配そうに見ているおでんくん。
そこへ、だいこん先生が来て『いいんじゃよ、おでんくん。みんなどこかで誰かの先生になっている。そういう事なんじゃ』と言った。
第135話 お月様を救え!おでんくんの巻き
お月様では月ウサギ達がお餅をついている。
そして、お月様の裏側には月ウサギ達がお米を育てる田んぼがあります。
その田んぼに隕石が落ちてきて田んぼへの水がいかなくなってしまった…
そこで、ウサギ達はおでん村にSOSを出した!
おでんくんは、メカおでんくんに乗りお月様に行った!
メカおでんくんは土木作業フォームに変形し、隕石を田んぼに水が供給され救われたのだった🎵
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 22
第136話 たまごちゃん悪い子になるの巻き
おでん屋台に来ている女性が何かあったようで、たまごに八つ当たりしている。
女性に食べられたたまごちゃんは、女性の心に会いに行った。
すると心は泣いている。
たまごちゃんは心の悩みを聞いた。
どうやら、ファッションで髪を赤く染めただけなのに、友達が離れていってしまったみたいだ。
悪い子に見えるから周りに付き合うなと言われているのかもしれない…
その頃、おでん村ではおでんくん達がボール遊びをしていた。
そこへおでん村に戻ってきたたまごちゃんが現れた。
しかし、様子がおかしい!
ヤンキーみたいになっている!
あまりの変わり様にみんなは怯えている。
おでんくんは、その原因を調べるために女性の心に会いに行った!
心に会いに来たおでんくんは、元のたまごちゃんに戻してと言うが、どうやらあれはたまごちゃんが勝手にやっているようだ。
そして、みんながたまごちゃんを心配している!と泣きじゃくるおでんくん。
その様子を見て心は何か感じたようだ。
するとその時、女性が再度たまごを注文した。
たまごちゃんは心に会いに行くと、心が『私の負けだよたまごちゃん。もう悪い子の真似なんかしなくていいよ』と泣き出した。
どうやら、たまごちゃんは『例え悪い子って言われても、あなたのことを心配してくれる友達が必ずいる』と心に言って、自分が悪い子になって証明しようとしていたらしい。
その時、女性に友達から電話がかかってきた。
女性は明るい表情をして屋台を後にした。
きっと友達は心配していたのだろう。
第137話 ふわふわおでん雲の巻き
おでんくん達は紙飛行機で遊んでいる。
ふと空を見ると、こんぶくんにそっくりな雲を見付けた。
よく見ると、他にもたくさんのみんなの顔に似た雲が浮かんでいる。
おでんくん達はあの雲がどこに行くのか追いかけることに!
しばらく雲を見ていると、いきなり天気が悪くなり大雨に!
しかし、すぐに雨は止み虹がかかる。
すると、おでんくんに雲が現れた。
その隣にはおでんくんのお母さん雲が現れておでんくんは、お母さんに思いを馳せるのだった。
第138話 真心ってどんな味?の巻き
ラグビーをしているおでんくん達。
そこへ、たまごちゃんがクッキーの差し入れをしに来た。
みんなは美味しそうにクッキーを食べる。
それを陰から見ていたガングロたまごちゃんは、美味しそうに食べているおでんくんを見て嫉妬している。
そして、ガングロたまごちゃんはイライラしながら走っていった。
その時、だいこん先生に会いイライラの理由を話す。
すると、だいこん先生は『手作りの味は真心の味じゃ。食べる人に喜んでもらおうと込められた気持ちは最高の隠し味だと思うんじゃがなぁ』と言った。
それを聞いたガングロたまごちゃんはやってみることにした。
次の日、ガングロたまごちゃんはおでんくんに手作りクッキーを渡した。
その手は傷だらけで、かなり頑張ったようだ。
おでんくんは箱を開けようとした瞬間、ぎんなん坊主に奪われてしまった!
急いで追いかけるおでんくん。
しかし、ぎんなん坊主はジャガーと協力してなかなか奪えない!
そして、そのまま奪われてしまった。
逃げ切ったジャガーはクッキーを食べるが喉に詰まらせ、クッキーを置いて水を求め走って行った。
おでんくん達は夕方まで探し、丘にクッキーが置いてあるのを見付けた。
それを食べたおでんくんは『涙の味がする』と言った。
どうやら砂糖と塩を入れ間違っていたようだ。
第139話 おでん村クイズショーの巻き
おでん村ではクイズショーが開催されている。
しかし、正解があるようなないような感じの問題でかなり難しいようだ。
でも、なんだかんだおでんくんは最終問題まできてしまった。
そして最後の問題も正解して超豪華賞品を貰えた。
その頃、屋台ではサラリーマンの二人組のお客さんがおじさんにクイズを出されている。
片方が普通の水、もう片方が名水。
それを若いサラリーマンがどっちか分からないと言うと、年上のサラリーマンがこっちだ!と一発で当てて気分よく帰って行った。
しかし、本当はどちらも普通の水だった。
おじさんは、味の好みは人それぞれだから、美味しいと思ったものが正解と言った。
第140話 ゆれる恋心の巻き
ガングロたまごちゃんはお散歩していると、おでんくんとたまごちゃんが仲良さそうにしているのを見付けて嫉妬している。
その気持ちに押しつぶされそうになったガングロたまごちゃんは、おでんくんを好きになるのをやめることにした。
すると心が軽くなったようだ。
しかし、しばらくすると心が空っぽになってしまったような感じになっていしまった。
そこへ、おでんくんが現れガングロたまごちゃんの隣に座る。
ガングロたまごちゃん気にしないと決め込むがドキドキしているみたいだ。
その時、雨が降ってきた。
おでんくんは『でんブレラ』を出し、雨宿り。
相合傘になってしまいガングロたまごちゃんはモヤモヤし胸が苦しくなる。
おでんくんは、様子のおかしいガングロたまごちゃんをからし病院に連れていこうと背負う準備をしている。
ガングロたまごちゃんの心は葛藤し『優しくなんかしないでよ!』と言って走って行ってしまった!
その日の夕方『何やってんだろ私、諦めたはずなのに』と落ち込んでいる。
そこへ、だいこん先生が来て『誰でも心とは裏腹な行動をとってしまったり、言ってしまうこともあるもんじゃよ。しかし自分に自分で嘘をなかなかつけるもんじゃない。』と言われ、ガングロたまごちゃんは『そっか!好きな気持ちを諦める方が苦しいんだ!』と気付いたようだ。
第141話 ガンバレ!RD1の巻き
おでん屋台にお母さんとその子供が来た。
しかし、お母さんは急遽会社に戻らなくては行けなくておじさんに子供を預けていった。
子供はおもちゃのロボットRD1で遊んでいる。
しかし、ロボットの心は操作されるのに飽き飽きしおでんの世界へ。
その頃、おでん村の学校ではみんなで花のスケッチをしている。
しかし、花はしおれているようだ。
その時、空からRD1が落ちてきた!
屋台ではRD1が動かなくなって子供が泣きそうだ。
するとおじさんは、子供に煮たまごを差し出した。
食べられたガングロたまごちゃんは心に会いに行くことに。
すると心は泣いていた。
その頃、RD1はみんなとサッカーをして遊んでいる。
運動神経抜群でみんなの人気物になっている。
そこへ、ガングロたまごちゃんが帰ってきた。
どうやら、RD1が動かなくて子供が心配し泣いていたようだ。
RD1は子供が命令ばかりするから嫌になっていたから大丈夫という。
その時、おでんくんに注文が入り心に会いに行くことに。
どうやらRD1は子供の亡くなったパパの代わりだったようだ…
それを聞いたとうふ先生はみんなを集め、花のある方へ。
すると、しおれていた花が咲いている!
とうふ先生は『この花たちはついさっきまで元気のない花ばかりだったんだ。でもみんなが毎日一生懸命世話をしたり、ガンバレ!ガンバレ!って応援しているうちにみんな咲いた。いつも誰かが一緒にいてくれる。応援してくれていると思ったらきっと元気になったんだね』とRD1に伝えた。
それを聞いたRD1は子供の元に帰って行った。
第142話 屋台とおでんの方程式の巻き
おでん屋台におじいさんのお客さんが来た。
おじいさんは常に考え事をしている。
おじいさんはもち巾着を食べ、おでんくんは心に会いに行った。
どうやら、心は一生かけても解けないかもしれない難しい問題に直面しているようだ。
その答えを見付けるためずっと歩いているが、答えに辿り着かない。
するとおでんくんは、同じ道をループしていることに気付き心に伝えた。
それを聞いた心はショックを受ける。
おでんくんは『もちもちチョッキンばさみ』でループの道を切ると、道が一本になり階段が出来上がった!
その時、屋台のおじいさんが『見えた!ついに見えたぞ!』と何か閃いたようだ!
おじさんは『何が見えたんです?』と聞くと、おじいさんは『大発見じゃ!こうしてはいられん!』とお勘定を払わずに走って行った。
次の日、おじさんが買い物の帰りにニュースにあのおじいさんが映っていた!
どうやら、数学者のようで数学界最大の難問を証明したと大々的に報じられている!
おじさんは『もち巾着一個は損だけど、面白いお客さんに出会える楽しみは無限大だからね』と言った。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 23
第143話 おにぎし、ころりんの巻き
トランポリンで遊んでいるおでんくん達。
その時、沢山注文が入りみんながいなくなり、ちくわぶーが寂しがってる。
そして、お腹が空いてもっと寂しくなり泣いている。
おでんくんは、ちくわぶーに『おにぎし』を渡そうとするが、手から落としてしまい転がっていった。
それを追いかけるおでんくん!
すると岩のトンネルの中を転がっていき外に出ると、見たこともない場所に辿り着き沢山のうずらちゃん達に囲まれた。
一方、ちくわぶーはおでんくんの帰りが遅くて待ちくたびれていた。
そこへ、ジャガー達がやってきてお腹が減っているちくわぶーの前でジャガイモを美味しそうに食べる。
そして、ジャガーのおなら攻撃をくらうのだった…
その頃、おでんくんはうずらちゃん達と遊んでいた。
しかし、おにぎしを探しているのを思い出し、また探すことへ。
すると、うずらちゃん達が大きいおにぎしと小さいおにぎしを持ってきて、どっちが落としたおにぎしか聞いてきた。
おでんくんは小さい方を受け取りトンネルから出ると入り口がなくなった。
そして、ちくわぶーのところに戻りおにぎしを渡すと、喜ぶちくわぶーだった。
おでんくんはちくわぶーにさっきまでの出来事を話した。
それを陰から盗み聞きしていたジャガーは、ジャガイモを転がしてみることに!
しかし、トンネルの中でジャガイモを見失った…
ジャガーは『俺様のジャガイモはどこジャガー!でっかいでっかいジャガイモ出てこいジャガー!』と叫ぶと、トンネルの中を大きいジャガイモが転がってきてジャガー達は逃げるのだった!
第144話 忘れ物はなんですか?の巻き
おでん屋台にお笑い芸人の大島君が来た。
大島君は売れない頃から来ていて、最近人気になり引っ張りだこのようだ。
おじさんは忘れ物を取りに来たと思い昔のネタ帳を渡した。
しかし、大島君はネタ帳を作ったことすらも忘れていたようだ。
おじさんは『そうゆうこともあるよね』と、なんだか寂しそうだ。
大島君は『でもよかった。これでスッキリしたよ。最近なんか忘れ物をしたような気がしてずっと気になってたんだ。この屋台に来れば思い出せそうな気がしてたんだけど。もしかするとこのネタ帳のことがずっと頭の隅に残っていたのかもね』と言った。
そしておじさんに、『これ捨てちゃって、今の僕にはもう必要ないから』と言う。
そして、屋台のおでんをしばらく食べてない大島君におじさんは、もち巾着を出した。
食べられたおでんくんは、心に会いに行く。
おでんくんは心に久しぶりだねと言うが、心は覚えていないようだ。
そして心は逃げていった。
その頃、屋台では大島君が頭を抱えている。
どうやら、サイン会をすっぽかして逃げてきたようだ。
大島君は『毎日毎日ファンに追いかけられて愛想笑いするのが嫌になっちゃたんだ』と言う。
一方、おでんくんは心を見付けて踊りだした。
その踊りを見て心は思い出し、二人は一緒に踊りだした。
そして、屋台では大島君が笑い出し『売れなかった頃、おじさんは僕の笑いでみんなが明るく幸せになってくれればいいって、よくおでん奢ってくれたよね。おじさんのお陰で忘れてた物思い出したよ。ありがとう』と言いサイン会に戻って行った。
第145話 カニコウモリの大人の午後の巻き
怪盗カニコウモリはワインを飲みながら優雅に午後を過ごしていた。
しかし、お気に入りのグラスを落としてしまい割ってしまう。
ショックを受けるが、もっといいのを盗もうと自分が欲しいデザインのグラスを描くが、こんなのないよなと落ち込む。
その時、神様が描いたデザインと同じグラスを台車で引っ張りながら歩いているのを見付ける!
怪盗カニコウモリは神様の後を付いていき、あのグラスはコンテストの優勝トロフィーだということを知る。
そしてコンテストが始まり、怪盗カニコウモリは準備を始める。
そして優勝発表の時に照明が消え花火が打ちあがる!
その時、怪盗カニコウモリが登場し、華麗にトロフィーを奪った!
しかし、一連の動作が手品だと思われ飛び入り参加で優勝してしまった!
どうやら、コンテストとはマジックコンテストのことだったようだ。
第146話 笑ってよベイビーの巻き
公園で赤ちゃん連れの親子がベンチに座っている。
おじさんは赤ちゃんを笑わせようとするが、逆に泣かせてしまった。
お詫びにと屋台のおでんを御馳走することに。
しかし、お母さんはどうやら育児で悩んでいるようだ。
おでんくんとだいこん先生は元気づけるために女性の心に会いに行った。
すると、心は育児のことを考えてバタバタしている。
心はどうすればいいか分からなく泣いている。
だいこん先生は心を深呼吸させ『大好きだよと言って抱きしめてあげなさい』と言いおでんくんを抱きしめる。
それを見た心は笑い出し、何かを思い出した。
すると屋台ではお母さんが思い出したようにミルクを持ってきた。
そして飲ませると無事泣き止んだ。
お母さんは『大好き』と言うと、赤ちゃんは笑うのだった。
第147話 ネバネバあっぷっぷの巻き
屋台には女優のさっちゃんが来ている。
さっちゃんはおじさんにおでん占いをやらせてと言い『おでんの神様どうか私にハッピーをください』とおでんを一つ鍋から取る。
すると、もち巾着が取れた。
女性はもっと人気のあるおでんを取りたかったとショックを受ける。
すると、おじさんは『なんだそれじゃ、大大大吉だ!』と言う。
もち巾着は人気のようだ。
さっちゃんは早速食べてみる。
食べられたおでんくんは心に会いに行った。
すると心は笑えなくて悩んでいるようだ。
この前も大切なお芝居で笑えなかったという…
一方、おでん村ではスマイルコンテストの決勝が行われていて、たまごちゃんとガングロたまごちゃんで勝負していた。
そこに、おでんくんが現れ二人の笑顔を見せたい人がいると心に会わせる。
たまごちゃん達は心に会いに行くと、笑顔になるおまじないを教える。
すると、心は笑い出した!
どうやら、辛かったことが多くて自信をなくしていたらしい。
心は二人から『自信さえ持っていればちゃんと笑えるんだ』というのを学べたようだ。
その頃、屋台ではさっちゃんがこのたまご美味しいと笑顔になった。
第148話 こんにゃくんと憩いの庭の巻き
おでんくん達は野球をいている。
こんにゃくんとおでんくんは、ボールを追いかけて行き辿り着いた場所は庭のようだ。
どうやら昔、憩いの庭と呼ばれていた場所らしい。
しかし、今は庭とは言えないほど散らかっている。
こんにゃくんは『ここを綺麗にすればみんなで楽しく集まれるぞ!』と言い、次の日から掃除を始めた!
掃除をしていると神様がやってきて一人で掃除するこんにゃくんに感動し、箒を渡した。
そのまた次の日、こんにゃくんは庭に行くとみんなが集まりくつろいでいた。
しかし、せっかく綺麗に片付けたところが散らかっていて怒るこんにゃくん。
すると怒られたみんなは、庭から出てった。
こんにゃくんは『みんな人の気持ちも知らないで平気で散らかして全く~!こんな机や椅子なくなっちゃえばいいのに!』と言うと、神様から貰った箒が光り机や椅子が消えた!
そして次の日、みんなにまた庭を散らかされてしまい『この庭の草も花もみんな消えてなくなれ!』と言うと消えてなくなった!
こんにゃくんは『なんでみんなこの場所を知ってるのさ!』と言うと『おでんくんが教えてくれたのよ』と言うたまごちゃん。
『おでんくん…君か!!』とこんにゃくんが言うと、箒が光りおでんくんは消えてしまった!
そして『この庭を汚す奴はみんな消えてなくなれ!!』と言いみんなを消した!
そこへ神様が来て『綺麗は綺麗だけどなんかつまらない場所になっちゃいましたね~』と言うと『僕はみんなが楽しく集まれるように一生懸命綺麗にしたのに、みんなが汚してるのを見てついカッとして』と言った。
神様は『ミーが感激したのは、みんなの為にと言うその心意気だったんですけどねぇ』と言うとこんにゃくんは神様に箒を返して『僕はとんでもないことをしてしまった。もしみんなが元に戻ったら今度は普通の箒で掃除するのに』と落ち込む。
それを見た神様は『ディティニー』と言うと、周りが光りみんなが元に戻っていた!
すると『おでんくんに聞いたよ!こんにゃくんがここを掃除してくれたんだってね!』とみんなが近寄ってきた。
そこへ、おでんくんが来て『みんな嬉しそうだね♪良かったねこんにゃくん♪』と言うと『良かった。本当に良かった』と泣くこんにゃくんだった。
第149話 アタシの宝物の巻き
ガングロたまごちゃんはお家に友達を連れてきて、ファッションアイテムを自慢している。
たまごちゃんが『あら?これは何?』と言って箱に手を伸ばすと『それはダメ!』とガングロたまごちゃんは奪い返しタンスの上に置く。
どうやら、とっても大切な物らしい。
そして、ジュース持ってくるから待っててと部屋を出てった。
すると、スージーが『とっても大切な物って何かしら?』とたまごちゃんと話している。
おでんくんは『勝手に開けちゃ悪いよ』と言うが、たまごちゃんとスージーは『見たい見たい』と箱に近づく!
それを、おでんくんが食い止めるとタンスにぶつかり箱がおでんくんの頭に落ち床に転がっていった。
たまごちゃん達は箱を開けるが、中には何も入ってない。
その夜、箱を開けたガングロたまごちゃんは中身がなくなっているのに気付く!
次の日、おでんくんが『おはようガングロたまごちゃん』と言うといきなり泣き始めて『アタシの宝物がなくなっちゃった』と言う。
おでんくんは、探すのを手伝うよと言いカマボコ犬を連れてきた。
カマボコ犬に臭いお嗅がせると、おでんくんにじゃれる。
そこへ、だいこん先生が来て事情を聞くと『その宝物ってどんなものなのかね?』と聞くと、ガングロたまごちゃんは『アタシが赤ちゃんの頃から大切にしているぬいぐるみ!』と言う。
どうやら、あれがないと眠れないらしい。
もう一度お家へ帰って探してみるが見付からなくて泣いている。
おでんくんは、心ポカポカ味の『おにぎし』をガングロたまごちゃんに渡した。
すると、ガングロたまごちゃん小さい頃の思い出を思い出して落ち着いた。
その時、おでんくんの頭から『もちぞう』がぬいぐるみを持って出てきて喜ぶガングロたまごちゃん。
どうやら、タンスから落ちたときにおでんくんの頭に入ったようだった。
おでんくん リリーフランキーPRESENTS 24
第150話 パパに会いたいの巻き
からし先生がガングロママが経営している、スナックガングロにとうふ先生を連れてきた。
どうやら、ガングロママはとうふ先生に会いたくて、からし先生にお願いしていたようだ。
少し時間が経ち、部屋でパパと電話しているガングロたまごちゃん。
パパとの電話が終わり、寝ようとしたとき窓からガングロママととうふ先生が一緒にいるのを見てしまった。
ガングロたまごちゃんは『見てはいけない物を見てしまった』と思い込んでいる。
次の日、学校でとうふ先生に問い詰めるガングロたまごちゃん。
すると慌てた様子で『君には事情があってまだ言えない』と言う。
ガングロたまごちゃんは『大人たちの秘密を知ってしまった私はどうすればいいの!?』と泣きながら走って行った。
そして家に帰ってガングロママに聞いてみたガングロたまごちゃん。
しかし『子供が心配するような話じゃないんだから』と誤魔化されてしまった。
ガングロたまごちゃんはママとケンカして家出した。
そこへ、ガングロたまごちゃんを捜していたおでんくんが来た。
おでんくんは、ガングロたまごちゃんに『パパのところに連れてってほしいの』とお願いされた。
どうやら、パパはお仕事で遠くに住んでいるようだ。
おでんくんとガングロたまごちゃんはカマボコ犬に乗って、ガングロパパの住んでいるところへ向かう。
その時、とうふ先生が追いかけてきた!
とうふ先生は誤解を解くために説明をする。
どうやら、ガングロママはパパに会えなくて寂しい思いしているガングロたまごちゃんのことで相談していたみたいだ。
パパのところに住むと転校しなくてはならなくなるからと…
そこへガングロママが来て『いつも寂しい思いさせてごめんね。これからはパパと一緒に暮らしていいのよ。パパには連絡しておいたわ』と言いガングロたまごちゃんを見送った。
しかし、ガングロたまごちゃんは『やっぱりママと離れたくない』とガングロママのところへ走って行った。
第151話 遠い空に消えたおかあさんの巻き
はんぺんくんとこんぶくんは神様にお願い事をしている。
それを空から見ていた神様は、人気者だなと浮かれていた。
その時、神様は体勢を崩し雲から落ちてしまい、ちくわくんの頭に落ちた。
神様はバレる前に逃げていった。
そこへ、おでんくん、こんぶくん、はんぺんくんが駆けつけてきて心配している。
どうやら、ちくわくんは頭がスッキリしないみたいだ。
はんぺんくんは確認の為、ちくわくんの頭の望遠鏡を覗いてみた。
すると、自分の願い事が映像になり見えるようだった。
おでんくんが望遠鏡を覗くとお母さんの姿が見えた!
『おかあさーん!』と走って行くおでんくん。
その時注文が入り外のおでんくんは世界へ行ってしまった…
第152話 ワイルドキャッツの子守唄の巻き
ワイルドキャッツのブラッキー達は暇そうにしている。
そこへ可愛いメス猫が二匹歩いてきた。
二人はナンパするがなかなかうまくいかない。
食事に誘うとおでんが食べたいというメス猫。
ブラッキー達は乗り気ではないが、メス猫の為におでんを奪いに屋台を襲う!
しかし、ペロとおじさんに阻止される。
それを見ていたメス猫はどこかへ行ってしまった。
ブラッキーは相方とどっちが悪いかとケンカになり、ブラッキーは怒って一人歩いていく。
すると、一匹のネコが付いてきた。
よく見ると子猫だった。
付いてくるなと言っても付いてくる子猫がだんだん可愛くなったブラッキー。
次の日、おじさんが買い物をしていると牛乳パックを加えて走って行くブラッキーを見付けた。
ペロは追いかけて行く。
すると、子猫に牛乳をあげているブラッキーの姿を見て『今日のところは見逃してあげるんだわん』と帰って行った。
そして、ブラッキーは『チビ介、強からお前は俺の子分だ。俺が一人前の野良猫に育ててやるからにゃ!』と言ったとき、子猫を探しに来た飼い主が現れて子猫はお家へ帰って行った。
第153話 ぎんなん坊主のゆううつの巻き
みんなでバーベキューをしているおでんくん達。
ジャガーは肉ばかり食べて、野菜はぎんなん坊主に渡している。
どうやら、野菜が苦手のようだ。
その時、ジャガーに注文が入った。
屋台に来ているお客さんは高校の先輩後輩で今日は先輩が奢ってくれるらしい。
後輩は苦手なジャガイモを出されるが気合で食べた。
食べられておでん村に帰ってきたジャガーはとても怒っている。
みんなが理由を聞くと、ジャガイモが苦手なのを克服するために無理して食べられたことに怒っているようだ。
そして、ジャガーは何度も注文が入りゲッソリしている。
次は先輩が好物だというぎんなんの注文が入った。
しかし、ぎんなん坊主はジャガーの二の舞になりそうと必死に逃げる。
だが、みんなに捕まえられて先輩に食べられてしまう。
そして、先輩の心に会いに行ったぎんなん坊主は、後輩の野菜嫌いを乗り越えられるように応援しようっていう先輩の気持ちに感動したようだ。
そして次の日、学校の給食でサラダが出てきて嫌がっているジャガー。
ジャガーはサラダをぎんなん坊主の方へ渡した。
しかし、ガングロたまごちゃんが『あれ?ぎんなん坊主サラダ好きって超イカすじゃん』と言うと、ジャガーはサラダを奪い返し食べるのだった。
第154話 熱唱おでん村の巻き
おじさんは屋台で引き語りをしている。
なかなかいい歌だ。
おでんくんはだいこん先生の歌も好きだといい喜ぶだいこん先生。
もっと多くの人にだいこん先生の歌を聞いてもらいたいと思ったおでんくんは、ラジオにリクエストした。
しかし、そんな歌はないとリクエストは断られてしまった。
その日の夕方、だいこん先生の歌をCDにしようとおでんくんがキャンペーンを始め宣伝している。
だいこん先生は熱唱するが観客はガングロたまごちゃんだけだった。
そして聴き終えたガングロたまごちゃん『売れないわね』と呟くのだった。
第155話 ウシロムの木に負けなぞの巻き(前編)
宇宙から何かの種が屋台の裏に落ちてきて木を生やした。
おじさんは見たこともない木が生えているのを気にせず、今日も屋台を営業しようとする。
しかし、いきなりネガティブになりやる気をなくしている。
その頃、おでん村ではおでんくん達が遊んでいる。
だが、おでん村ではさっきまで遊んでいたみんなが、やる気を失くしてしまっている。
おでんくんは、みんなの様子を見て何かおかしいと感じていた。
そこへ、だいこん先生が走ってきて『おでん村によからぬ空気が満ちておる』と言った。
どうやら、屋台に生えていた木が原因のようだ。
その木は、ウシロムの木と呼ばれていて遠い宇宙の星々を滅ぼしたという恐ろしい宇宙植物だという。
ウシロムの木の花粉を吸ってしまうと、みんな後ろ向きになってしまうらしい。
そこへ、ニセおでんくんが来て『おでんくん、君もウシロムの花粉を吸ったはずなのにやる気を失はないなんて、全く底抜けの能天気だね』と言うと、だいこん先生は『それじゃ!ウシロムの木に打ち勝てるのはいつも前向きなおでんくんのパワーしかないぞ!』と言ったときに花粉を吸ってしまって後ろ向きになってしまった。
ニセおでんくんも花粉を吸ってしまったが、逆に前向きになってしまった!
そして、二人は協力してニセおでんくんの飛行機でウシロムの木に向かった!
後編へ続く。
第156話 ウシロムの木に負けなぞの巻き(後編)
ウシロムの木までたどり着いたおでんくん達。
ウシロムの木を見たおでんくんは『どうすればいいんだろう?』と言うと『花を全部落としてしまえばいいのさ』と言うニセおでんくん。
おでんくんは『もちもち枝切りばさみ』で花を落としていくが切れば着る程花が増えていく!
その時、花の形が変化して口が出てきた!
花はおでんくん達の乗った飛行機を襲い、墜落した!
二人はなんとか逃げだす。
おでんくんは『もちもちパンチ』で攻撃すると防がれてしまい花に食べられてしまう!
花に食べられたおでんくんは、花の心に辿り着いた。
そこはとても汚い空間で、おでんくんは『もちぞう』を出し掃除を始める。
すると心が光り出し花がバラバラに崩れ落ちて、中から光の玉が降りてきた。
その時、後ろ向きだったみんなが元に戻ったのだ!
おでん村に光の玉を持って戻ってきたニセおでんくんは、おでんくんのことを聞かれ『おでんくんは消えちゃったよ』と言う。
たまごちゃんとガングロたまごちゃんは『消えたってどういうこと?』『アンタおでんくんに何したのよ!』と言うと、ニセおでんくんは『僕は何もしていないさ。おでんくんが勝手にやったことなんだよ。世界を救うなんて意味がないのにね』と言った。
おでんくんはみんなの為に…とみんな泣きはじめた。
そして、ニセおでんくんは『おでんくんは消えて残ったのはこれだけさ』と言い光の玉を見せた。
すると、その光の玉からおでんくんが出てきた。
その時、一緒に木の実も。
木の実からは根が出て『皆様、ご迷惑をお掛けしました。私はウシロムの木と申します。私は元々悪い木ではなかったのです。』と言いだした。
どうやらウシロムの星の人たちが、星を汚してその空気などを吸っているうちに毒の花を咲かせるようになってしまったらしい。
それを、おでんくんが救ってくれてウシロムの木は『マエム木』になった。
みんなは、マエム木に水をやると一面に幸せの花を咲かせるのだった!
おでんくん名言集
アニメおでんくんには数々の名言があります!
ほとんどはだいこん先生の名言が多いですかね♪
個人的にいいなぁと思った言葉を抜粋しているので見てみてね♪
【名言集】
・人と人の関係はまず心を開くことなり、自分から声をかけるべし。
・みんなが困っているのに黙って見ててよいのか?
・正義は人のためにするのじゃ、褒めてもらうためじゃない。
・ダメな奴なんてどこにもいなんじゃよ、この世に生まれてきたものはきっと何かの役に立つ、誰でも大事な役目をもって生まれてくるのだよ。
・君には君の良い所がある。
・苦手で上手くできないことがあってもくじけてはいけない。
・優しい心になればみんなが好きになると思うよ。
・人は誰でも知らないうちに、誰かから何かをプレゼントされている。
・考えるな感じるのじゃ、上手くやろうと考えちゃいかん、自分の感じた通り言葉にすればよい。
・そんなことは人に聞かずに心のままに決めなさい。心のままに決めたことなら、例え失敗しても後悔することはない。人生で一番いけないことは後悔することじゃ。
・ペットというなはな、可愛いからといって安易な気持ちで飼っちゃいかんよ。ペットを飼うということは親になることと一緒なのじゃ。
・僕は僕、君は君それでいいじゃないか。
・過ちを認めて素直に謝ること。
・格好ばかり気にするなんて愚かなことなんじゃぞ。外見を飾り立てるより内面を磨かなきゃいかんのじゃ。
・世の中にいなくてもいい者なんぞおらんのじゃよ。同じような子ばかりじゃ世の中は進歩せんのだよ。
・本当に強い男は弱いものに優しいでごあす。
・いやぁ、難しいのは好きな人に素直な気持ちを伝えることじゃよ。
・人の心を試すなんぞは決してやってはいけないことなんじゃ。
・大切なのは中身じゃよ、見かけだけカッコよくなろうとしてもダメなのじゃ。
・人間誰でも強いって訳ではないぞ。でも強くなろうとするその心が大切なんだ。
・君はまだ若い。何度失敗したって構わない。強い心というのは失敗を恐れない心のことだ。
・優しい気持ちでいれば優しい気持ちが帰ってくるのよ。
・例え悪い子って言われても、あなたのことを心配してくれる友達が必ずいる。
おでんくんに登場する便利道具
おでんくん達はアニメでは便利道具を使います!
ほとんどがおでんくんの便利道具ですが、参考程度に見てみてね♪
もちとび
餅の縄跳び。
おにぎし
味で効果がかわる、夢が叶ったり、優しい心になれたり、元気になれたり、素直になれたりするよ。
もちぞう
なんでも吸う餅の像。
しかし、にんにくで強化したジャガーのおならには対応できず…
もちもちレーダー
迷子などの居場所を探すときや目的地までのナビに使うよ。
もちもちリズムシューズ
これを履いてダンスを練習すると、リズム感がついて上手になるよ。
もちもちでんぷうき
餅でできた扇風機。
もち歯ブラシ
この歯ブラシで歯を磨くとムシバムシを追い払えるよ。
もちもちブーメラン
餅をブーメランにして攻撃するよ。
もちもちボール
餅のボールで遊んだり、攻撃したりするよ。
もちもちセメント
餅のセメントで穴を埋めるよ。
もちもち粘土
餅でできた粘土。
これで作った物は本物になる。
もちもちランプ
餅のランプで辺りを照らすよ。
もちもちキャッチ
餅をビヨーンと伸ばしてピタッとキャッチするよ。
もちもちパンチ
餅でできた、伸びるパンチ。
もちもちトルネードパンチ
回りながら、もちもちパンチをすること。
もちもちチェアー
餅でできたチェアー。
とても気持ちいい。
もちもちバルーン
餅でできたバルーン。
重いのを運ぶときの補助として使うよ。
もちもち持ち上げジャッキ
餅でできたジャッキ。
重いものを持ち上げるよ。
もちメガネ
虫メガネと同じ機能
もちもちボーン
餅でできた骨。
犬と遊ぶときなどに使うよ。
もちもちロープ
餅でできたロープ。
もちもちポンチョ
おでんくんがはんぺんくんに変装しようとして使ったポンチョ。
見た目はもち巾着からお餅が出ているようにしか見えない。
もちもち接着剤
餅でできた接着剤。
倒れそうになった塔もくっつく強さがあるよ。
もちもちセイル
餅でできたセイル。
船の帆に使うよ。
もちもち浮き輪
餅でできた浮き輪。
もちもち花火
餅でできた花火。
もちもちモップ
モップなのにカツラとして使用。
もちもちプラネタリウム
餅でできたプラネタリウム。
でんブレラ
餅でできた傘。
もちもちチョッキンばさみ
餅でできたハサミ。
こんにゃくモップ
こんにゃくんのモップ。
人間のお腹の中を綺麗にするなど、掃除の時に使うよ。
記憶掃除機
神様が使う道具。
記憶を吸い取り消す。
メカおでんくん1号
おでんくんのロボット。
中に入って操縦し怪物と闘うよ!
でんでんソード
メカおでんくん1号が使う剣。
でんでんウイング
メカおでんくん1号が使う空飛ぶ翼。
おでんくんグッズ
おでんくんグッズは現在作られていないようです。
売っていたとしても数がとても少ない…
また、アニメが再放送でもすれば作られるかもしれませんが…
フリマアプリやオークションではそれなりに出ているので、集めたい方はそちらで探した方がいいかもです!
とりあえず、ネットショップで見付けたグッズを載せておきますね♪
おでんくん絵本
おでんくんタオル
おでんくんハンカチ
【まとめ】アニメおでんくんを全話観た感想・レビュー
僕はおでんくんを全話観て衝撃を受けたのは、おでんくんの使う餅は月に住む月ウサギがおでんくんの寝ている間に補充をしに来るという事!笑
なんで餅がなくならないんだろうって思ってたんで、これで納得できました!笑
あと、もう一つ衝撃的だった事があります!
おでんくんってずっとお母さんに会いたがっていたじゃないですか?
156話もあればいつか会えると思いますよね?
しかし、全然出てこない…
お母さんの姿がハッキリ見れたのは、ちくわくんの望遠鏡を覗いておでんくん願いが映像として見れたときだけで、実際には会えていないんですよ。
最終回で会えるだろうと思っていましたが、まさかの展開で逆に驚きました!笑
個人的には最後にはお母さんに会わせてあげてほしかったです…
そんなこんなで、おでんくんは衝撃的なことから、面白い話、心温まるお話が沢山あるので観たことない方には是非見てもらいたいですね♪
そして、子供だけではなく大人が観ても面白くて大事なことに気付かせてくれるアニメです!
もしかしたら、大人になって何か忘れていた気持ちが見付かるかもしれませんよ♪